ラピュタ ロボット兵(戦闘バージョン)

ラピュタは本当にあったんだ

目次

  • はじめに
  • 胴体
  • パズー
  • ロボット完成
  • 4コマ(おまけ)

はじめに

このラピュタ ロボット兵はファインモールドのインジェクションキットとして2011年に発売されました。

パーツも少なくさすがのファインモールドというところです。宮崎アニメの再現としてファインモールドは当時かなり力を入れていました。他紅の豚シリーズでもサボイアやカーチスなども手がけていましたね。

ロボット兵を作りたいと思います。製作には特に気構えることはしなくても大丈夫です。このキットはスナップフィット形式での接続で接着剤はいらない組み立て方式となっています。

ファインモールドはこのころスナップフィットにこだわったキットとしてほかスターウォーズシリーズでXウィングなどもスナップフィットで発売されていたと記憶しています。

接着剤を使わない方に向けたかったのかは疑問でしたが、今の子供たちを取り巻く環境を考えると溶剤をジャンジャン使うようなことはさせたくない親が多いのかもしれませんねぇ。

youtubeでの質問でも溶剤のにおいがきついからとか塗装環境に関する動画が多いのもそんな理由からなのだろうと思います。

本日はこちらを素組までご紹介してまいります。

箱は少々薄めの箱です。ランナーは小さいものも入れて10は越えない程度。パーツ一つだけランナーがあったりクリアーパーツランナーが2点ほどですね。

まずはアームから製作しました。このキットの一番の特徴ですが内部に関節フレームを通した形でつなぎ合わせていくという方式です。なのであの節の部分一つ一つに関節パーツが入っています。こちらとても固めの関節ですので最後のほうは指が痛くなるくらい。しかしそれくらいの強度でないと支えきれないです。それぞれの節が関節稼働します。範囲は狭いのですがそれでもこのロボットをリアルな可動式にと考えたファインはあっぱれです。

脚部完成です。なんと足は親指のモールドがあったりします。ちょっとかわいい気もしたり。こちらも手と同じように節が関節になっている構造。上部に見える黒っぽい棒は関節のロール軸ですがABS樹脂が採用されています。頑丈にしてないと俺そうですしね。この上に接続する腰関節は対角割に小さい形ですので内部にどのような形でポリキャップフレームを詰め込むか悩まれたのだろう。立たせるだけと考えればガンプラばかり作っていると動かなくてもいい動きもあるよなって気が付きました。

胴体

手前の黒物体は胴体内部のフレームとなります。ABS樹脂でできております。内部にポリキャップを4個詰め込んで挟み込みます。左奥に転がっているどんぐりみたいなパーツは腰パーツ。これに外装をかぶせます。右にはヘッドが転がっています。

胴体内部のフレーム

ヘッドが出来上がりました。こちら目の部分は透明パーツ左右にセットされます。中央の縦に並んだ2つの穴の奥は赤いクリアパーツです。結構手が込んでいますよ。ファインモールドはできるところはすべてやるといった気構えなのが見えるんですよね。

パズー

キット付属のパズーです。堀もきっちりされててとても好印象なフィギュアです。

パズーは手足と帽子、カバンが別パーツとなっています。接着方式ですが、若干きつめなのでそのまま接続させたときには隙間ができますのでピンを1~2mm程度残してカットし何度か仮に取り付けた後隙間が最小限になったところで接着することになります。そうしないと隙間だらけですね。パテで埋めたところで隙間は全体のサイズ感を狂わせちゃうから接続はちゃんとしておく方がいいでしょう。

このロボット兵になぜこのパズーなのか。答えはまた別の記事で。

ロボット完成 ラピュタのロボット兵

立ち姿のパズー出来上がりです。後ろに完成した戦闘モードのロボがいます。

まずは出来上がり。

素組ではありますが。ここまできちんとロボット兵が出来ました。足と腰の接続がまるで点でつながっているかのようです。あの部分はABS樹脂での接続でロール軸しかありません。ガンプラのような左右別々に自由なボールジョイント形式の腰ではない。なので腿上げなどはできません。

多重関節ですのでたわんだ感じの動きとなります。

ガンプラのような人間のような動きは無視したロボの動きです。肩関節はボール軸のように見えますが、関節が半分に割れていてそれが体と腕を半分づつつないだ形です。

手のひらには横一線だけのモールドがあります。指も同様。

ハンドパーツは回転ジョイントになっています。接続は軸を挟み込む形で自由度はありません。

足裏はこのように親指だけ離れたデザインのスジボリ。
腹部と腰部の接続は球体関節。これにより腰と胴体が自由に回転できます。内部にポリキャップが仕込まれています。

腹部の接続はボールジョイントのように見えますがこれも肩と同じ接続形式。軸がポリキャップでつながります。

戦闘バージョンですので飛行形態への変形?ができます。
腕を180度回転させると脇の下から透明な翼が出てくる表現もありでしょう。
飛んでる感じも出ますね。

かなり不気味ですね。人型が手を広げて飛ぶシーンは宮崎アニメによく登場しますが、それぞれあまりいい意味で飛んでないようなシーンが多いはず。

奥まってて分かりにくいのですが、カメラアイ?センサー部分はクリアパーツで表現されています。中央縦に並んでいる小さい穴には赤のクリアパーツが仕込まれています。胸の赤いラピュタ紋章のボタンもクリアパーツです。シールを貼り付ける指定もありました。
直近でガンダムとの大きさを比較。

組み立てると箱の大きさの割に大きく感じますが、ガンプラで慣れちゃってるからかもしれません。パズーもついててインジェクションのガレキといえましょうか。ファインモールドの社長が「うちはガレージキットの会社です。」って言ってましたなぁ。

なかなか出来の良いパズーです。なんでこのバージョンにパズーなんでしょう。
横方向から見てもしっかりとした立ち姿。
パンと目玉焼きの入ったかばんも付属しています。

写真漫画「俺のシータを返せ!」おまけ

えー!どうなっちゃうんでしょうか。もう一つ別のワタシてお前ロボットじゃん^^;

漫画のセリフ展開をいろいろ考えてみたんですが、このセリフには理由がありましてね。次に続きます。

ガンダムとこのロボを戦わせるとどうなるとかやるとややこしくなるので止めました^^;

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