シュペルターの一番大事な主装甲の色はこれに。

モーターヘッドの表面は美しい。私もそう思いまして一生懸命自分なりにこの部分を考えました。いかに色を選ぶかなのですが、ホワイト地からでできることって自分の中でもそんなにたくさんないんですよ。結局塗料頼みとなりました。例えばマックス塗りとかグラデ塗りとか立ち上げなんたらとかありますけど、ガンプラをエアブラシで仕上げるってのを始めたころは数例マックス塗りをデフォにしていた時期もありましたが今はほぼやっていません。web上で見かける度に違和感を感じてしまいます。自分にはもうできそうにありませんm(._.)m

脱線しましたがシュペルターに選ぶのはパール系塗装がいいだろうと。見た目ちょっとキラキラした感じで面はヌメっとつややかな方がイメージが合う気がします。某有名スポーツカーみたいな^^;

それを目標として下地処理から始めてまいります。

代表的なパーツを取り出して処理を始めますね。この肩アーマーは三分割されていまして、分割線が肩のトップにありT字に分かれています。そして壁面にも7mmほど継ぎ目が見えるようになっています。時間的な短縮を兼ね、メインの接合部分の接着にはタミヤの白フタを使いますが表に見えるところには瞬間接着剤により面処理しました。強度も必要なのでもう一つの肩の下に垂れ下がるアーマーにも同様の接着様式で面処理対応可の接着を行っています。動画で説明するとすごく長くなるのでブログだけで解説します。

上の図で解説しますと黄色のところが両面から接着される面です。この面積に対して外にあるパーツの面積が多く取り付け時の荷重や応力に耐えられるかは運しだい?なんて不確定なのでできるだけ強度の強い接着剤を選びたいですね。なのでメインは樹脂系セメントを採用したい。しかし最も目立つ上面部分には使いたくない。そんな時にこんな方法を行っています。てっぺんの部分だけ瞬間接着剤にして接着します。

この方法を行うには、タミヤセメントを塗ったらあらかじめ紙パレットに瞬間を数滴たらしておきつまようじですくって塗ってやるのがいいでしょう。接着剤によるヒケは起きません。もう一法あります。全部タミヤセメントで接着しある程度乾いたらモーターツールで目立つ部分を削って瞬間を流し込み盛り上げる方法。どちらでもいいんですが、時間的には前者。強度的には後者というところでしょうか。ロボット物にもありがちな条件下での接着方法ということで解説しておきました。

面処理を終えてテストピースに移ります。

選んだ色は上の三色です。クレオスのダイヤモンドシルバーとトパーズゴールドアメジストパープルの三つ。

一応リンクしていますが参考としてくださいm(._.)m

見る角度によって少々色味が変わります。

この三色から選びました。ダイヤモンドシルバーを選ぶことにします。

理由はそれぞれあります。やはりナイトオブクロームという別名もあるものだからでしょうかね。

さて、シュペルターの肩アーマーには上の赤線で描いたような継ぎ目が出現します。マステはペーパーでの傷を防ぐためのテープです。赤いところを取り除くつもりでサンディングを行いました。

一番固いところ(瞬間接着剤の山)は主にペーパーコーンで取り除きます。いや、手でやってもいいんだけども^^;削りすぎて面が平らにならないように注意しつつ慎重に。

もちろん手作業も行って徐々にきれいになります。しかしサフチェック3回はやりましたね。瞬間使ってても目に見えないうねりや接着剤とプラ面との段差などがどうしても出てきてしまいます。この部分は特に目立つところだから自分の妥協点とのせめぎあいの最たる部分ですね。人様に見てもらう最初に目が付くところだと思うとやはり時間をかける大事なパーツなのだと思いました。

テストピースと並べてみます。ダイヤモンドシルバーのテストピースはないのですが、パーツのほうを見ると最もホワイトであり艶感とキラキラした感じは自分のイメージに合っておりました。LEDミラージュのような半透明ではないですけどきちんとした白に若干のラメ感のある上品な白。そう高級スポーツカーのような色味ですよね。金色と紫色はちょっとなぁ。高級スポーツカーのあのメーカーのイメージが下品に感じちゃうでしょうし。

スジボリで掘りマシしているエンド部分もきれいに彫りがくっきり出ています。良かった^^;スミイレを行ってデカールを貼り組み立て作業へ移行します。やっと終わりが見えてきました。焦らず急がず丁寧に。

2 件のコメント

  • ですね!ダイヤモンドシルバーが一番合ってますね!
    テストピース大事だなーって思います。
    とにかく手のかかる子ですね!
    でも、接着やら、加工やら改造やら、盛りだくさんでめっちゃ勉強させてもらってます!
    ガンプラ以外の製作楽しみです。
    最近ガルパンってのをいっき見しまして💦以来、戦車が作りたくてうずうずしてるんですけど、何せ戦車童貞なもんで(^_^;)
    でも、あんこうチームのあの戦車買っちゃうと思うんです〜。ちゃんと作る自身も知識もないけど先ずはやってみないとね!
    と言いますか何処のメーカーのどんなサイズから始めれば良いんだろう?なんてところから始めます💦

    • おはようございます。
      はい、前回のBANGのときも同じようなことで悩んでいたんですが、回数をこなすことで前できなかったことを取り入れちょっと内容を向上させたつもりです。やりたいことはまだいくつもあるんですが、このシュペルターはここまでにしておこうと思います。
      取り付けの部分などは外見からは分りませんが極端に難しい取り付けには磁石が一番楽ということ、塗装はメタリックを押さえた使い方でソリッド塗装かと思うような塗り方を目指しています。ギラギラは子供っぽくて下品ですからね~^^;
      ガルパンご覧になったら主人公のⅣ号戦車から作りたくなるでしょうね。解ります。4号は転輪の数が多く垂直装甲で塗装が回りにくく、取り付けパーツもなかなかあります。そしてバージョンが多岐にわたりこれまでも結構な数が発売されています。ということで初4号なら私のお勧めはタミヤ四号Dが作りやすいでしょう。映画とは形はちょっと違うんですけども、それを求めるならガルパン箱絵のプラッツ代理店から出ているドラゴン(中華メーカー)製のものもあります。この辺がお勧めかな。ドラゴンは初めて作るとき取説に面くらいますが作り甲斐はありますね。初めてならタミヤで練習してからというのがお勧めっす。

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