CCA版のスタークジェガンを製作しました。

さて、今回のスタジェはCCA版というものです。

どんな設定なのか以下ちょっと調べて要約してみます。

23日029

動画編集とザクⅡの製作を手掛ける一方、日曜日のお昼は貴重な休息のひとときであります。ひさしくフルサイズでコーヒー入れているところなんぞを撮りました。ある意味贅沢なひと時です。

23日018

アナハイム・エレクトロニクス社が造った地球連邦軍の試作機。別名「運用試験機」。
以前の主力機ジムⅢのコンセプトを更に発展させ、ジェガンを対艦攻撃仕様に改造した。
もはや魔改造と言っても差し支えないレベルまで改造されているため、量産性などないに等しい

23日015

肩に対艦用のミサイルランチャーを装備し、高い火力を持たせている。
その側面にはアタッチメントが存在し、通常の大型ミサイルと核ミサイルを選択して装着可能。
実は本機はこの核ミサイルの運用を前提としていて、開発されたのはアクシズ・ショックが原因と言われている。とはいえ、記録上は実際に核が使われたことはない。

23日022

コクピットは対艦攻撃能力を存分に生かすべく複座式を採用。リニアシートは左右に並べられていて、右が火器管制用、左が機体制御用となっている。ちなみにアームレイカー式である。
当然、全天周モニターも拡張され、上側には長射程攻撃の際に必要な情報を表示する展開式の専用モニターが存在する。

23日025

装甲は胸を中心に一部がガンダリウム製に変更され、シールド無しでも十分な程の耐弾性を得ている。

背中には増えた重量を補う目的でスラスターユニットを装備。
ガンダリウム製の装甲のおかげで軽量化されたこともあり、むしろ機動力は改造前よりアップした。

23日001

ガンダムUCep3に登場した「プロト・スタークジェガン」はGジェネなどのゲームに出る前のマイナーな最初期デザインの「スターク・ジェガン」を元デザイナーの明貴美加が再リファインしたものでCCA-MSV版やUC版と違って4連ミサイルが大きく、発射装置なしで直接取り付けられているような外観になっているのが特徴。

23日006

最初期デザインから一度リファインされたスタークジェガンは上記の最初期版及びガンダムUCep3版との区別のためにCCA-MSV版と呼ばれることが多い。
最初期版やUC版プロト・スタークジェガンとのわかりやすい違いは3連装ミサイルポッド×2の横に2連装大型ミサイル×2が取り付けられていること。
ガンダムUCep7に登場した「プロト・スタークジェガン」はCCA-MSV版に近いものとなっている。

23日003

CCAVerの解説は以上でした。複座式MS珍しいですなぁ。戦術核装備でだから、使う時は慎重にP二人の判断と責任の分散?という事かな?なんて想像してみたりもする。政治的というか戦略的なお約束というものが感じられる設定はお見事ですね。

これまでwikiなどを読みながら解説文をいくつか書いてきましたけどもだんだん見えてくるものがあります。

推察ですが、元来MSのバリエーション展開としてMSVシリーズがありその最初のライターの仕事をその当時担当が引き継いで仕事してきたのかな。一人じゃないのは明らかですね。つじつまが合うようにMS解説文が作られています。本編だけでなくゲーム中に登場するものや、はてはその時従事していたスタッフの書いたデザインが起用されたりとかそんなものまでが模型化されています。

しかし製品となる以上はそのMSの起源というか出自というかそんな解説も必要でどの時期にどんな役割を果たすために開発されたとかは後付設定でつじつまが合うように作られているのだなと思いました。

最近のヴァージョン違いの解説されているものはとても簡略化されてて楽っちゃ楽ですが、文章が短いものが多いですね。壱年戦争ものは読みごたえがあります。そしてMGの解説文なんてかなり詳細が書かれてて面白いものです。

いままで作って後で読んでって流してたりしたんですが、昔の書かれた文には読みにくいところがあります。でも、なんて言うんでしょう。文体が独特ですね。

最近のここ10年ばかりの新作?文章はとても読みやすい^^;言い回しがストレートな感じでしょうか。スマホで読む世代が増えてきたからなのか解りやすく読みやすいように工夫されているのかもですね。

最後にボツになった動画オマケです^^;

4 件のコメント

  • pZeroさんこんにちは✨
    先日福岡から開催スタートした冨野由悠季の世界展のオープニングトークイベントに行ってきました。

    まず幕が開くと座布団に座した御大が中央に居られまして、その存在感たるや・・・「あぁ、この方が居なければガンダムはこの世に生まれなかったんだ···」と初っぱなから熱く込み上げる落涙を禁じ得ませんでした。

    トーク自体は今回の企画を立て、実際の展示を全て任された全国の美術館の学芸員さん達が、司会進行を進め御大への質問を展開していったんですが、正直ぶっちゃけると眠気との戦いでした(^^;

    やはりああいったイベントは然るべき方の司会進行のもと進めないと、あの気難しいお爺さんの本質は引き出せないと思いました。

    しかしながら、いくつか興味深いお話しも聞けました。
    今回pZeroさんが記されていることにも少し関わりが感じられます。まずキャラクターのざっくりとした大筋の人物像を設定して、絵コンテを起こしながら”全て後付け”で、キャラクターのバックボーンや性格を作り上げていったそうです。

    メカニック的な設定はほぼ大河原さんらロボ班にお任せしてた様ですが、Mk-2に関して言えば修整を要求したらしく、「メカニックしか知らない人間が作ったメカニックではなく、メカを1つのキャラとして描きたかった。さらにいえば20mクラスのロボを動かすには、その搭乗者とそれに関わる人物を描ききらなければ、到底20mのロボは動かせなかった」
    と仰ってました。

    何だか支離滅裂な長文で申し訳ありませんm(_ _)m
    pZeroさんの深いご考察に触発されて、つい長々と書き綴ってしまいました💦

    • おお、素晴らしいイベント羨ましい限りです。
      御大のお姿、そのオーラで学芸員の方々もビビりまくっていたのでしょうかね。インタビューされる人司会進行もいわゆるタレントさんを雇えば良かったんじゃないでしょうかね。
      冨野さんの世界展だからてのもあるのでしょうな。それで良かったのかもしれないですね。
      今年の4月頃にあったNHKの特集でガンダム誕生秘話だかの番組でいろんな人の当時のお話が聞けました。あの当時ジリ貧だったサンライズの状況からよく今の資料を生み出せているなって思うんですよ。きめの細かい設定をずーっと守り続けているんですよね。それぞれ各々の責任と才能を120%引出全力で挑み続けくじけそうになっても頑張ったんだなって。
      そんな製作に携わった人たちに敬意を表したいですね。

  • こんばんわ。
    バンダイは初代MSVから、キットの取説&ボンボンの記事と
    背景を文章で書いていて、模型情報、B-CLUB、休刊後は
    各模型誌での展開とキッチリやってるので周りに色々付け足しても
    破綻しにくいですね。

    これは初代MSVを展開してた人たちの功績だと思います。
    最近のMGはパーツの解説が無くてつまらないですね。

    • ここまで長く続くとも考えていたのでしょうかね。
      最初にMSVを展開していたスタッフたちのリーダて凄い人物なのだろうと思いました。
      ボンボンの記事懐かしいです。
      やはり一貫した部署が長い間ずーっと手がけてたということとかつて作った設定をこわさないように進めてきていた。
      理解しデザイナーへの指示も的確に行っていたのでしょうね。しかしこれだけ増えちゃって大変ねェ。

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