今日はちょっとまじめです。
ガンダムを漫画にする余裕無しでございました。
実験と選択となりますのでちょっと時間かかりました。
かかりっきりでやってたのですが眠くなって途中までしか進まず。
本当は最終塗装終わらせている予定だったんですけど、パーツ点数が多いのはやはり大変です。
戦車なら塊一個ですむんだけどね^^;
テストピースケープふんわりパターン。↓
だけどアクリル(タミヤ)がっつり塗ったパターンだとなかなか剥がれません。
ケープもアクリルもガッツリぬったもの ↓
塗装面の弱いところを探してひっかくように剥がすなんとか剥がれるもちょっと不自然な気もする。こすれ具合に癖がありすぎる感じになる。
これはコントロールでケープ無でそのままアクリルをふんわりと塗った。
明灰白色をふんわりと塗った後だけど一切溶けていません。アクリルの定着はちゃんとしていることが解ります。
ケープもアクリルもふんわりピース↓
おお、理想の塗装剥離だ。これならいけそうって思える。しかし、一色だけの剥離表現ならそれでいいんですけど私は2色剥離を表現したいのです。そこで
はっかったっの、しおっ!じゃないんですけど瀬戸の焼き塩?とかまぁ食卓塩を使います。
今回初の試み。塩ふりかけでの塗装剥離。初めてなのでテストピースなんですよ。
コントロールピース。こちらは水で濡らして塩をパラパラ振りかけケープ無しの物。
ケープもアクリルもふんわりピースに同じく水で濡らして塩をパラパラしたあとケープふんわりアクリルふんわりで塗装。
こちらはケープもアクリルもがっつり塗ったものに水で濡らして塩をパラパラしケープガッツリでとアクリル強めで塗った物。
目指すところはこれですね。
こちらは塩とケープ両方塗って塗装をガッツリ。こちらも魅力的でした。
実践に入った。
うーん。正直微妙な結果でした。自分の思い描いた剥離じゃない。実はこの行程には塩を入れていません。
2重のアクリル塗装で行ったので2色目の重なりが消えて1層目がもっと前面に出るかとおもいきやそうならない。
もしかすると一回クリアでも噴きつけたほうがいいのかもしれない。
考察。
2回目の剥離の時一層目の色と二層目の色が同時に剥がれてしまった。
ラッカー地は強い。
剥がれるときは2層目のケープで剥がれるのではなく。一層目のアクリル層が一層目のケープで剥がれているのです。
あちゃー。。。だからいきなりラッカーの黒茶色が露出しているんだ。(後述あり。
同じ方法。若干見える気もするけど望んでいる剥がれ方でもない。
一層目も二層目も同じように剥がれてしまっているケース。剥がれすぎやし。
うーん、時間切れなので続きは明日にします。上の写真のようなパーツを量産したところで凄いマダラになってる可能性が高いですねぇ。
組み上げた状態で塗りたいんだけどそうなるとアレックスが塗料で汚れちゃうしなぁ。
これは思いのほか面倒いになっちゃいました。ネタになればいい。
さて、今回解ったことをちょっと図にしてみます。私の感覚的なところもあるし、剥がす力加減などの環境にもよるものも多いので全てを鵜呑みにせず興味のある人は自分でテストピースを作って試してみてください。
手順と方法を今一度確認。
まずこの図ではプラ板→ラッカー→ケープ→アクリル。で一旦終わる。そして2で塩をまぶす。3でケープを掛けて4でアクリルを塗っている工程を表しています。
この工程を基本として剥がすプロセスを説明すると
普通1から2でノーマルな剥離塗装で終るならこれでいい。一層目のアクリル塗料と最下層にあるラッカー地の2色の剥離塗装の完了である。そのあとクリアでも掛ければおk。
今回はさらに塩とケープで第二層目のアクリルを行う。塩はランダムにまぶされる。そしてその上からケープがくる。ケープは元来水で溶けるところもあるがある程度上から載せたアクリルも定着する。がんばって擦ればアクリルも剥がれるがそれはさじ加減で調整するしかない。ここが職人技というか面倒な領域になりますね。
しかし塩を介在させることで塩は確実に溶ける。その下の部分はアクリル第一層上までは無条件で溶かされるので確実に第一層のアクリルの色が見える。ここに注目したい。
二層目のアクリルはほんの少ししか残らず見える面積は小さくなるはず。
塩をしない状態だと第二層と第一層が同じようにしか剥がれなかった。あたかも第二層目が第一層目のような感じで終了したことに残念な結果となりました。
テストピース通りのレシピでやれば良かったことを後悔ですね。まぁ色の一層目と二層目の逆転が起きるだけだと思いますが、
今夜は塩を加えてみようと思います。塩ケープそしで第二層を乗せて剥離してみます。
どうなることやら、ドキドキするぜ。
こんにちは✨
2層剥がしですか。これは難易度が高そうですね。
私がよく使う手法はラッカー塗装の段階で、ある程度まばらに錆色・茶・黒をランダムに塗った後、ケープ→アクリル塗装して歯ブラシ等で剥がしてます。いわゆるレインボー塗り?と言うんでしょうか。試行錯誤の末自己流でやってるので詳しくはわかりませんけれども。
更に剥がす際に水ではなくアルコールで剥がして、ドライヤーをあてるとアルコールと熱による化学変化で、中々良い感じの錆色に変化するので、その手法も面白くて最近使ってます。
ケープ剥がしやチッピングは、機体に臨場感が出るので私も大好きな表現ですねぇ✨
こんにちは~
いや~、この2層目塗装を塩無でやりましたのは他にも理由があるんですが、実は出来ないこともないんです。しかし難易度がめっちくちゃ上がるんですよね。
下のケープ層ごと剥がれるから1層目のアクリルの色ごともていかれちゃうんですね。
もっと強力な溶ける層が必要って事であります。すなわち2層目をやるなら性質の違う剥離剤が理想なんだと思います。
手順通りにやれば2重剥離は可能です。クリアで一旦固定すればこの後は3重でも4重でも同じってことですわね。
レインボー塗りですかーいい名前ですね。すごいインパクトありますね。よし、私もなにか考えようっとw