ようやく出来上がりました。
中のおじさんも塗装しましたよ。左肩にあるキルマークはバッテンを書き忘れていますがこの後、赤で×を入れてあります。
動力パイプをスプリングに変更していません。あとからでも変更は出来るんですが、あえて変更してないとこうなるって感じですね。塗装剥がれまくり。でも味もあるのよねぇ。このままでいいかしらん。
塗装時うさ耳レーダーが邪魔でクルクル回しながら塗りました。
コクピット内部にはパイロットフィギュア付き
ヘルメットのバイザーは開閉式になっています。写真は閉じています。透明感抜群で、塗り分けにはマスキングゾルで分けています。
ハッチを閉じても顔の表情は見えますね。
今回の塗装は迷彩柄の上で陰影表現が出来るのかを試しています。これまで戦車で単色塗装ばかりを選んできました。というのも2色以上になるとそれぞれの色で陰影をつけることになります。マスキングはどうするのかとか、はみ出たところは色混ざりしたりとかいろいろ心配事があってやってなかったんですけど、フリーゲはその実験台というかうまくその過程をクリアーできたと思います。
基本色はファレホのガルグレーを採用しそこにほんの少しイエローを添加。グレー部はダークシーグレーを載せています。この二色なら簡単だろうと。
明るい部分に白を上掛けし、暗いところはハルレッドとブラックを混ぜたもので影を落としています。ちょっとハルレッドが濃かったので赤みが上がりましたが、この辺は色の好みも出てくるというものでしょう。最後にタミヤのアクリルスモークを掛けて影の最終調整を行っています。
途中チッピング液でチッピングをはさんでいますが、このチッピングはチップ効果を狙うものではなく、陰影の下に来るテクスチャーとして作用しています。
こと目的を間違いがちになります。自分はチッピングフルードの作用を本当のチッピングを行うものとしてストレートに受けていましたがそうじゃないってことなんですよ。
理解するまで結構時間かかりました。今後の製作に寄与することと思います。
やたら黒くて暗い完成品にならないために覚えてきましょう。
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