久しぶりのラジオ動画です。
jamsの記録を見ていたら今回が450回なんだね。
なんでpzeroのほうで限定配信動画を入れてるとどんな影響が出てるのか分からず気持ち悪くて保存できまへんのよ^^;「そこまでオカルトに傾かなくても」と考えてみても疑わしいものは排除します。ラジオ久しぶりなこともあって長尺のものになりました。それでもカットしたんですけどね。しゃべってるとついつい本音が出ちゃってなぁw
この状態からの出発です。ちょっと勇気いるかもしれませんが塗っていきます。
もくじ
ロシアングリーン
KV1の塗装です。いつものようにおこないます。単色の戦車の場合は工程全体を一気に塗るので解説もしやすいです。真っ白にしておいて上からタミヤアクリルの4~5倍希釈で何度も上掛けしています。緑なら何色でもいいんじゃないかと思うほどロシア戦車は見え方が変わるから、あろうことか(笑)NATOグリーンをベースにカーキを入れたりホワイトを混ぜてみたりしています。一色自分の気に入ったグリーンが出来たらタミヤアクリルシンナーで薄めます。
塗り方は影は影色が濃いのです。なのでこの場合は砲塔側面。車体側面が緑色の対象です。上面はほんのり載せる感じです。むしろ端っこは白で中央が緑に見えたらそれでストップ。
何度も噴きつけながら色の出方を調整します。塗料がシャビシャビなので垂れないように注意です。ほとんどアクリルシンナー成分なので。
ある程度ホワイトが残った状態でうっすら緑色になったところで中間色はこれでストップ!私の感覚ですが6割塗れていたら止める。
シャドーですこの影つけには今まで使った緑より暗い色を作ります。NATOグリーンそのままでも色は暗いのでそれで影を塗りました。あとからピンウォッシュもあるからほんの少しでokです。実はシャドーはしなくてもいいものかもしれません。最後の最後にAKのシェーダーで行ける部分ですし。
塗装膜を保護します。
クリアーを塗っておきます。自分はガイアのフラットクリアーです。その後でAKのチッピングフルードを2回塗りました。ワーンエフェクトってやつです。ヘビーチッピングでもいいし、ケープのヘアスプレーでもおkですがケープは加減してください。ケープを厚塗りしたら水で剥がすときに全部剥がれます。ケープはとても強力なんです。ほとんど残したくないときはケープが良い。上掛け色をたくさん残したいときはAKを使っています。今回は水垢というか泥汚れなどがこびりついて残っていて何度も泥埃で汚れては繰り返した物をつくりたいと思います。
バフ+ホワイト
白マダラを表現。それも意図的に行いました。アクリルのホワイトとバフです。バフはホコリのベースとしても明るさの調整としても使います。これら光の調子を変更するものは時折逆戻りで採用することがあります。全体の調子を見て暗すぎるならもう一度やる。彩度が上がりすぎたらバフを入れるとかそんなやり方です。
ただし、水と油は相性が悪いので塗料同士の重ね方を熟知しておく必要があります。油彩で塗った直後にアクリル水性カラーを塗るのは無理ってことですね。
注)コントラストの調子は塗装工程の都度都度でチェックします。裸眼でじかに見るより写真に撮るとそれが分かりやすいですのでお勧めです。
ピンウォッシュ
上の状態からこちら最新状態。ピンウォッシュはAMMOのウィンターグライム(緑っぽい方)を使っています。クリアーで保護した後でクレオスウェザリングカラーのグランドブラウンとパープルを使っています。両者全部に塗るのではありません。必ず意図した場所だけに塗ります。塗りすぎたらふき取る。むしろ塗る動作よりふき取りの動作に重点を持ちましょう。塗り1拭き9です。
ピンウォッシュをすると一気にメリハリが出てきました。コントラストの強調です。
自分なりに同じことが再現できるようになった。
意図してここまで塗れるようになったのは進歩です。ある程度再現性をもって出来るようになりました。この二か月の成果だと言えましょう。
ラジオ動画のなかでも言いましたが、私なりの今の考えですけど、もしも1/35のミニチュアならば、同サイズの人間がみたらどんな色で見えるのかを想定して塗ったらおもしろいだろうということです。
これまでのカタログにあるような作例は上から下まで同じ一色なのをずーっと見続けています。商品だから芸術的観点を入れてしまうと別物と認識されちゃうから仕方ないと思います。
しかし子供のころから大人の今までずっと見続けてきました。これイメージがこびりついてて常識化されちゃってるのだな。箱の絵を見たらⅣFグレー一色でなんて塗られてませんよね。
カラーモジュレーションを意識したりBWの技法を意識したりいろいろ試してきました。行きつくところはここなんじゃないか。もちろん前者の2つの技法はちょろちょろ使っていますよ。マックス塗りのその逆が入ったりしてるし。
やっとですが自分なりの再現性を獲得しました。
残り工程
フィルタリング→足回りの汚し→履帯塗装→フィギュア塗装
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