まずは、無くしてしまったものを複製で復活させます。お湯丸を温めます。
熱湯。
温めたお湯丸に欲しい形のものをぶしゅっと押し付けて形を取る。パーツは息子のほうのイモジャから借りたパーツをそのまま型取り。
一方固定するためのピンも自作しておきたい。プラバン1mmをピンにして白い0.5mm板で底板として作り付け。赤いパーツとは接着ではなく勘合で固定される。これを後で使います。
手芸用のUVレジン。100均のでも同じです。型に流し込みまして、
その上からさっきの底板を固定したものを押し付ける。もちろんワセリン等の分離剤を赤いパーツとの間に人塗りは必須ですよ。
お湯丸の透明さがこの硬化には必須となります。UVライトで硬化ちゅう。
お湯丸を外した後もさらに二次硬化させて完全に重合します。
なんと透明感あふれるクリアーパーツの出来上がり。最後は塗るけどねw
ここから黄金のレシピか!?
足首で1.5mmほど延長したい。
膝が棒立ちにすると後ろにひっくり返りそう。フンぞってるんですよね。改善しよう。
太もも内部で2mm延長します。
くるぶしのところにグレーのKPS樹脂関節パーツがある。このボールジョイントのパーツを上に上げることで延長します。すなわち、つま先とかかとを下におろすってことです。
腹部を太化させます。1mm延長のあと腹巻を作るよ。
首が短くて埋まりこんだ感じはライフリと同じです。いいって言う人もいるかもしれませんね。でも俺は1mm延ばします。襟も1mm延長。
ヘッドが収まる部分の空間があまりにも間抜けなので追加パーツでなんとなく蓋をします。ライフリのアイディアをそのまま持ってきます。
この先端が二重で分厚いのが気になってしまいます。1枚物にします、これもライフリからのアイディアをそのままおろしてきます。
実践
膝を上から見たところ。内側の白で囲った内部を削ります。
KPSの関節ヒザの前方部を斜めにカットし出来るだけあたりをなくす。
赤い方の内部をモーターツールで削り飛ばす。
再組立てしてみたところです。左が何もしていません、右は改造後。
グリーンの線が全てを説明しています。この屈曲がMSのポージングに影響します。イモジャは実は分かりにくいけど、この棒立ち脱却の角度はHG全般に言えるところですので今後の設計が反映されるのを期待しましょう。
1mmくらいのプラバンを足の靴底に挟みます。これで足で1mm伸びる。
くるぶしパーツをつま先部分で分割。ボール軸の収まる部分はそのままだが、カットしたつま先のほうは下に1.5mmほど下にずらすとかかともつま先も地について伸ばせます。
太ももの付け根の太い軸でカット。ライフリと同じ方法。
1mm+1mm=2mmプラバンを間に挟む方式。
はみ出たところはカット。
股関節軸に1mmのプラバンスペーサーを入れます。こうすることで足の幅が広がります。実際長くなっているので関節幅が狭いのはちぐはぐしますからね。
フロントアーマーの延長を行います。今回の方法はプラバンをキールとして延ばしたい方向に貼り付けてその隙間にパテを埋めることにしました。
底面には0.3mmプラバンで囲いを付ける。
キールと囲いの中にSSPパテを練り込んで埋めましょう。
ねちょーっと
硬化後形状を整えます。ニッパーでざっくりやって、足りなければ繰り返します。
白いところが延長したところ、分かりやすいですね。
長いので続きは別記事へ。
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