デザイン画は自分で描きます。自分の絵でやりたいからです。「これはダンバインですか?」と聞かれたら、「そんなかんじのオーラバトラーです。」としか答えません。逆に「こんなのはダンバインではありません。」と言われたら「そらそうだ、これは俺のオリジナルなんだから。」と答えることになるります。ノンスケールにしてあるのもそういう理由を含めています。自分の作りやすいようにやるのが正解。いちいちめんどくさい質問に答えるつもりもない。
いつもの方法。下に見えている板は100均のMDFで100mmX100mmのもの。それを十字に線を入れて足の幅に穴をあけます。2mmのアルミ線でここに突き刺す。
絵はあらかじめPC上で大きさを決めてこの10cm板の上ですべてが収まる足幅にして印刷しておく。
そこに合わせて2mmアルミ線を乗せて実線としてアルミ線を曲げてカットする。
絵から割り出した長さと大きさをそのまま3次元の線にもっていく。このような形になったら関節部分にマジックなどで印をつける。
関節部分を残してエポキシパテで不動部分を盛りつけておく。脚と板は必ずやってないと高さに狂いが出るのでしっかりと食いつかせておきましょう。
前腕、ヒザなど関節軸で曲がるところは避けるように、盛りつけしていく。
ここまで盛りつけが出来たところで一晩硬化させます。一日目はここまでの作業で終了。
二日目から関節のアルミ線を残すように肉を盛り上げていく。
時には板状に広げたものを貼り付け乗せていく。
足のボリュームなどは何度も絵を見ながらボリュームを足して固めるを繰り返しイメージ通りの肉の付き方を確認。
大体足らないことが殆ど。盛りすぎれば後で削ればよいの精神で。
2日目あたりかな。大体右側から作るのが楽なので右だけを重点しています。あとで左も作ります。
盛りすぎたところをモーターツールで削る。ジルコニアバーは切削能力が高い。高価だがフルスクラッチでフィギュアを作るなら必須の道具。
目安にひざ当てを付けてみた。あとで破壊するかもしれないけどこういう目安が次へのモチベーションにもつながります。
形状的にこなれてきたので一安心。
オーラーバトラーとはいっても人の形をした甲冑人間と思うと結局フィギュアなのでロボというより人型のフィギュアを製作しているものと同じです。人間にアーマー着せてると思った方がいいでしょう。だから最初のデッサンとアルミ線の長さはとても重要なのです。
この先は腕部を製作するに至り、腕を胴体からカットして別で製作することに。
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