近藤版 陸戦型ジ・オⅡをつくろう(その1

以前から作ろうと考えて今一歩踏み出すことのできなかったテーマです。

陸戦型ジ・オⅡです。

コミックの中にもあるこの資料を元に製作したいと思います。厚紙に貼って見本として製作中この絵をかざしてプロポーションやイメージを追い続けながら製作します。

1/144ガンダムとならべています。このカードのジ・オが上から下まで約145mmとなります。設定では30mあるとか。なので1/220以下になるのかな。自分のスクラッチは毎回ノンスケールとしています。いちいち実測と比べることはしません。好きな大きさで作ります。

まずはMDF板に穴をあけて大体でいいので2mmのアルミ線で骨の線を作ります。そしてMDFと骨が外れるのは困るので接続にエポキシパテで固定します。針金同士もずれては困るところはねじったところに上からパテで固定します。このパテはちょとやそっとで壊れるのも困るので固めのパテを採用します。ケースバイケースですが今回もマジックスカルプパテです。

針金に針金1mm線を巻き付けてズレや回転防止すべり止めしておきましょう。

ケツのフロートアーマー?みたいなあれの中身まで粘土でやると荷がかかりすぎますので中身はスタイロフォームといたします。使い古しのこれを削って使いました。

芯になる部分はこんなもので良いかと。アルミ箔をまいてさらにすべり止めと固定を兼ねて1mm線をぐるぐる巻きにしています。

ダイソーの石粉粘土。学童用の紙粘土です。十分やれるとおもいます。

まずは土台に近いところから作り始めました。粘土を巻き付けます。

さらには特徴のあるフロントアーマーを大体の雰囲気で作っていきます。この時点では詳細作ったところですべて消えますのであまり細かく製作していくと無駄なものになりますので大まかに全体を作ることが肝心です。

足の8個のユニットですが全部捨てましたからね。つくっちゃってるけど、ライブなのでみせておこうかなと。

胸部の中心はアルミ箔を固めて1mm線をぐるぐる巻きにしてあります。ここにあの紙粘土を巻き付けます。

取り付けは2mmアルミ線をブスっとさして固定。あとで分離させるので真剣にまいてはいけません。必ず引っこ抜ける形にしておきます。

周辺に肉を盛り上げます。肩回りにはマッチョにモリモリします。

ほうらね。

ショルダーアーマーはこれまでにも様々なスクラッチ品でも作ってきて大体わかってる。粘土オンリーで行けます。とりあえず大体の形にして載せています。

初日ライブの最後がこの形でした。3時間お疲れ~^^/

その日ライブ後。少々のディテールを盛り上げつつ修正も入れたり。

ケツアーマーの粘土盛りつけしてみたり。

全体の概要が分かるようになってきました。

同じ紙粘土を水に溶かしてドベにしてあります。ヒビが入っているところや凹んでいるところなどに塗りつけたり粘土の接着剤になっています。

2日目。エポキシパテを使います。腕部だけは細く針金に紙粘土を巻き付けてももろくなるだけなのでここはマジスカを使います。

盛りつけてそれらしく整える。

ついでに隠し腕の爪を作りました。3つの爪ですその右に見えているのはタコ足の一個だけパテで造形しているところ。

腕は一発で形は出ませんので猫の手のクリップに噛ませてさらに盛りつけ。

3時間もすれば削りも行えるようになります。

隠し腕の爪。

乾いてきたものから表面を均していきます。120#板のペーパーを使いました。この製品がもっと欲しい。

胸部の彫り。なんとなくデザインを見ながらカットしてみる。見えているほうだけやりました。まだ形状が変わるので余計なことかもしれないしね。

足の装甲になるところ。ここはのっぺりとした球面なのでスムースに。

ケツアーマーの均し。紙粘土は固まった後やすればジャンジャン平らになるので便利。しかし粉塵がしゃれにならないからやりたくない気分にさせられます。粉を雑巾でふき取っても何度か回数拭き上げないと机が粉まみれになります。

大まかに育ってきましたね。

隠し腕の先端の爪もちょっとそれらしく。この部分に収納されるであろう物ですが、オブジェとして作ります。腕の収納は考えませんよ。

この連休使って出来たところはここまでです。

全体の形状では絵に疑問のあるところがありましたのでなんとなく理解しましたね。写真で見ると迫力のある形にはなってきてはいますが、おかしなところもあるわけです。こっから骨の作り直ししたりでパーツの位置と組み合わせで一番いいと思われるところに突っ込んでいきましょう。

つづく~

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