ボークス HSGK 1/100 エンゲージSR1 24,200円(税込)
それなりの高額キットですからちょっと気合い入れしないとなかなか手が付けられませんでした。買ったのはずいぶん前です。
購入時に一回開けてチェックしてあります。
ガレキは特にパーツ欠損などがあると困りますしね。パーツリストを見て一個一個チェックしてあります。オレンジ色の蛍光ペンで印付けてあります。
インジェクションキットでは見られないようなブッといゲートがあります。1~2mmほど残してまずは洗浄前の下準備です。(動画中ではカットしていますが、煮込み20分から30分、クレンザーでブラシ洗浄を行っています。)
小さくてなくしてしまいそうなパーツはこちらのレジンウォッシュを採用しますた。
ジップ付きの袋に入れて液に浸して1時間ほど浸漬させておきます。
パーツの洗浄が終わったところで改めて残っていたゲートを切り飛ばします。デザインナイフで取ってみたり、デカいのは超音波カッターも使いました。これ最強ですね。
0.15でスジボリを深くしておきます。後々のマスキングの下準備ですね。後々の作業に影響するのでゆっくりコツコツやるしかありません。新規に追加するわけじゃないので時間さえかければ出来る作業です。途中で投げそうになったけどね。
スミイレしながらどこに線を引くか確認してたり^^;というのも成形色が微妙で線が見えないのです。
真鍮線1mmですね。他1.5mmとアルミ線1.5mmを用意しています。出来れば0.5mm線もあった方がいいかも。
このキットには一つ一つのパーツに穴をあける場所が印記されていました。そこにピンバイスで穴をあけます。出来るだけパーツのA面に垂直に穴あけしています。
穴と穴が繋がるように差し込み。真鍮線でつないであります。
ホイ!
何だかんだで一挙に胴体もつないでいます。
足のサイドフレームは開閉状態のどちらかを選べます。もちろん開いた状態を選ぶのが男ってもんです。載ってるのは女子ですけどw
素組状態。すべてのパーツがちゃんとした位置に来ることが分かったらOK
特に大きく修正するような問題点は見つからないのでこのまま塗装準備に移行しましょう。
このキットには巨大なベイルが付属していました。このベイルのおかげで随分塗装工程が増えました。でもやりがいのあるとそうでしたね。
このラインがたまらんなぁ。ジュノーンなどのコーラス系はエルガイムMk1の流れと受け取っていいのよね?わしはそう思ってるけど。
洗浄しました。2回目?と思われますがこの後も何回かことあるごとに洗浄工程が入ります。記事や動画では端折ってます。
プライマ入りサーフェーサー1000
こんな風になりました。
傷を見つけてはこのグレージングパテで埋めていきます。
ガレキですからね。パーツのヘリがギザギザになっていることが多いです。この部分ペーパー掛けたり、溶きパテを盛ったり。ゲート痕が消えてないところもあります。
ガレキ特融の線。パーティングラインと言ってもいいのかシリコーンが継ぎ目になっているところに微妙な0.5くらいの段差があります。ちぎれた感じの段差なのでサーフェーサを掛けるとよくわかります。そのままペーパーで擦ったところで消えてくれませんのでパテ埋めをした上でペーパーを掛けました。
頭頂部にもこのラインがありました。
足の側面はかなりの大きさです。パテ盛りした後も何度か繰り返したけどパーツが丸くなってきたのでそこまで。
内部の構造体も塗り分けしました。グレー部分とシルバーにて塗り分けです。
マスキングに時間を費やされます。テープとテープの隙間ができるのでマスキングインクで埋めておきます。吹きもれ保険ですね。
時間を浪費します。この浪費と何かを天秤にかけるとどっちを選ぶか。今の自分の優先度が問われる作業ですわ。このところ仕事以外にやらねばならないことが出来てきたので時間は惜しいです。
プリズムメタリックブルーバイオレットを採用します。
一回ブラックで下の色を均質化させておきます。
同色の場所を一気に終わらせました。エンゲージは2色構成。最近の●●なんたらガンダムなんて何色あるのか分からんほど多いので助かりますね^^;
先のメタリックブルーの部分をマスキングして他のものと色味を均質化させます。この作業は必須。
クレオスの8番を使いました。銀色なら何でもいいかもしれませんが。出来ればツヤで終わってくれるのが好ましい。
銀塗装してみたところです。はみ出ているブルーが隠れました。他のパーツも同様に同じ銀色を塗って条件を同じにします。
下地ホワイトはGX1
軽く3周塗装します。そうしないと銀色のグレーが隠れませんでしたね。
ホワイトになりました。当初これで最終色にしようかとも考えていたんですが、やはりパール塗装に
サファイアブルーをチョイス。名前からすると青味のある色かと思うでしょ。でもね、粒子が青い反射光なだけで色自体は黄色っぽくなります。ちょい上品なベージュがかった感じに仕上がりますじゃ。
エアブラシで吹き付けているところです。
パールも終わったので一息。
マスキングをはがします。
上出来。
まずまずです。
スミ入れ。ダークブラウンを採用。
筆をおくだけでスーッと流れます。
噴きこぼれしたところを修正しています。マスキングは付箋紙をつかってシールド。
部分的な塗り分けは自分解釈による塗装で行いました。色指定とか完成状態の写真しか入ってないので自由にさせてもらうよ。
シュペルターにもありましたが、MHにはところどころに涙粒の形のエンブレムが張り付いています。宝石?七宝焼き?みたいなのね。これを中心に赤くしておき周辺はチタンゴールドで塗っておきました。
丸いところを赤くする。定番の手法。どうせ隠れるしなぁ、ちらっと赤いのが見えればちょっと嬉しかったり。チラリズムに期待。
♪音符マークにも塗り分け。当初マスキングで塗る予定だったけどさすがに無理。テープの繊維が邪魔するんです。周辺がちぎれ繊維が出てくる。よく切れるナイフだろうがこれなら筆塗りのほうが美しくなると判断。
ほうら、美しい。
今回の塗り分けで最も苦労したところ。何度マスキングと重ね塗りしたのかしらん。
まずは隠ぺいで銀をC8シルバー
GX1のホワイトで発色を助けます。
3回くらい吹き付け
ガイアの橙色。
このマークが亀仙流のマークに見えて仕方ない。このあと中心に黒がくるんだよね。
黒い塗り分けはエナメル塗料です。シナンジュなどのエングレービングの塗り分けと同じ方式。スジボリを行っているのでくっきりと塗り分けできます。
ブログ読まれている人にはわかると思いますが、ウレタンクリアーです。これも手間かかるんです。一回目砂吹き2回目も砂吹き、三回目でツヤ噴き。4回目砂がのこってるところを修正。そんな感じです。
艶ピカになるといいですね。
乾燥したところで一番目立ちそうなところのパーツには研ぎを行います。2400番からスタートしました。8000#まで行います。
出来るだけ凸面には触れないように。
亀仙流のマークには出来るだけ触らないように砥ぎます。
洗いました。長いなぁ。
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