タミヤ イージーエイト(M4A3E8)をつくろう(その2

どうせ作るならいろいろ試しながら作っていくのが楽しくて、このところあっち行ったりこっち行ったりしていますね。前作はカーモデルでした。カーキットはセオリーがあって出来るだけそれからそれないように作るのが良い。というか別の答えを求める気にもなってませんw

これもカーモデルかもしれんけど戦車よw

なんでカーモデルのセオリー的な塗り方と戦車の塗り方が違うのかというとカーモデルは単体で出来上がりは綺麗でなくちゃならない、そう思います。そうじゃないと綺麗な車を飾りたいっていう願望ですね。もちろんクラッシュモデルのフィニッシュもありでしょうけどそれば大きさがあったストーリーの分かるジオラマに限る気がしますしね。

普段のカーキットには高級ミニカーのようなものを望んでいますのでそれでいいでしょう。

しかし戦車にそれをやるとなんか気にいりません。スケールの違いなのか?どうなのかは分かりませんけどエフェクトが何もない戦車は魅力を感じにくいですね。例えばこのイージーエイトも指定はオリーブドラブ一色です。

「本物がその色だからその色で塗る!」正解です!

でも違う正解もないのかということで塗ります。普通に塗る何倍も考えて何倍も苦労して何層も重ねて塗りまくります。模型なんてのは苦労してなんぼですよ。例え出来上がりがダメダメだとしてもそれはそれで身に付いた経験だと思うようにしませんとね。

では前回の続きを始めます。

転輪を塗り分けておきます。転輪は結局泥や土の色に染まってしまうからこんな塗り分けはばかばかしく感じてしまうところでもあります。今度から組み立てたままで塗ってやろうかしらん。そうすると車体ハル部分での汚れをオミットしそうになるのもちょっと嫌なんですけど、作業が倍速できるのは確かです。

シャーマン系の転輪はそれなりに数があります。裏のほうは塗り分け不要かな。次から手間を減らしましょう。

レッドプライマーとしてハルレッドをサフの次に塗装しておきます。

タミヤアクリルの軍艦色呉海軍工廠ですが、アクリルのグレーならなんでもOKです。手持ちにこれしかなくて。

全体に塗りました。カラーモジュレーションの下地でB&Wを行います。慣れたら白だけでもいいかもしれません。B&Wの部分省略でも行けそうな気がしてきているんですけどそろそろ制限解除しようかしら。緑色ならもう飽きるほどやったから行けそうな感じが沸いてきています。でもちょっち心配^^;

黒からシャドーを行います。使っているのはXF1フラットブラック

黒いところに試しにパープルを入れておきました。タミヤのパープルです。

なんかすごいオーラを感じてしまう。

オリーブグリーンで白を残すように塗るとスゴク緑のほうが勝ちます。なんでかというと黒が緑に引っ張られて見えちゃうから白いところだけ白として認識するからですね。黒は緑だと思いこんじゃう。

白いところを残すようにフラットグリーンとイエローグリーンと白を混ぜたもの、前回のKV2で使ったような色を明るいところへかけてこの状態です。実物はもっと暗いんですけど、カメラを通すとスゲー鮮やかです。

画像が対象物ブレですがプレミアムトップコートを振っています。

クリアー層が出来たらデカール貼り。タミヤデカール糊でやると前回のベンツで懲りたのでマークフィットで行いました。

ワイルダーのStonyライトグレーであの赤いハル部分を覆いつくします。何のためのレッドプライマーw

なんとまぁ、すべてを覆いつくしたことよwヨーロッパ戦線での色的には白っぽい下回りはNGとのことであとで染めます。

転輪とボギーの組み立てです。

ウェザリングペーストちょちょいと塗って綿棒で延ばしてやれば下地に載せていたハルレッドも見えて効果てきめんw「この時のためのハルレッドなのだー!」というのは別にそうでもないんですけど。

スミイレを行っています。最近はウェザリングカラー(グランドブラウン)でやっつけてます。

ボギー取り付け。ここは接着面積が小さく浅いので取り付け後が少し心配になります。出来ればこういう台でなくレールスリットでも作ってそこに固まるまで固定する方が良いでしょう。今回は急ぎでやってるのでこの日のうちに履帯まで進めました。本音は一日触らないです。

履帯にはバンプラ塗ってダークイエローを塗っています。はんだごてで履帯焼き付け。

軟性素材のベルト式ですのでゴム輪っかを機動輪に掛けてアイドラーホイール側でフィニッシュ。業界用語みたいでかっこいいみたいな。ぽいなw

ダークイエローはほとんどなっしんぐwウェザリングカラーのマッドペーストを塗りつけています。

AMMOのDIOカラーの緑の色を使ってスポンジでチッピングします。

先ほどのスポンジによるチッピングのところを中心にマジのチッピングを行います。これも最初にラッカーのハルレッドを塗っているから出来るんですね。最後の効果までを見通しで計画的に塗っています。手順て大事ですよね。その時々の効果を狙って初期段階でやってないとこれ出来ませんからねぇ。筆で塗るのは不得意ならこれて勝負や!

チッピングは金属棒でコリコリやりました。

ライト部分の反射レンズは4アーティストマーカーです。こいつのおかげで随分楽できますぁ~。

ライトの反射率はまずまず。この後透明レンズをはめ込むのですが、最後の最後にします。

ウェザリングはまだ続きます。土ホコリの再現というか、この状態はホコリは要らないですね。もう表現として私は泥んこが上にのっているのならKV2で見せたあの方法以外粉は要らない。使わなくてもいいなら出来るだけ使わないようにしたいです。なんでかというと大抵失敗しちゃうから^^;

上の画像に見えるのはウェザリングカラーのイエローサンドだかを白いところに塗っていますが、そのほとんどをふき取りました。

フィギュアのヘッド。固定部分が脳天から突き刺し針金をウッドブロックから生やす方法。とても常人ではない吊るし方です。

土日でここまで塗りました。

土曜日は1まで行って写真を撮ってモニターで客観的に自己審査。白が足りず暗すぎなのを2のように修正。3はそれを周到して緑を乗せました。4は3と比べて塗装としてはチッピング程度なので大きくは変わりませんが、転輪と履帯がくっつきました。戦車はやはりこうでないとね^^;

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