まぁなんだ、ミニチュアは面白いもので素材が変わればこんなものも短期間に具現化できますね。思い浮かんだ方法をそのまま形にして作ってみました。思いのほかよく出来ました。何度か繰り返せばもっといいものになると思います。季節的にこの夏の時期にはラピュタ、その関連は面白いものですよ。
これを作る過程をばばーっと!話します。
まずは百斤のスチロールの玉ですね。これを見つけて作ろうと考えましたので。まずはスチロールカッターで真っ二つに割りました。
スタイロフォームが大量にありますのでカット。カッターでカットしていますが実はスタイロカッターで円にカットしました。
城壁はたくさんありますので数個原形を作りそれを複製することにします。プラバンを適当な形に切るだけだと不正確になるのでまずは紙を折ってカットして広げて対称性の形を作りそれを型紙にしてプラをカットします。そうすることで正確な形のものができます。
パターンの違う三つの城壁が出来上がり。体積計算して原形埋没の計算をします。まぁ、たくさん必要です。
シリコン型を作ります。いつものボークスのシリコーンを採用しています。
ウェーブのグレーキャストレジンで抜きまくりですね。あと中央の白いのは城壁の杭?のようなものです。
杭っぽいもののさらに複製型を作りました。薬莢のようですね。
一つ一つバリ取りをして面を整えていきますが、大量なのでペーパーを貼り付けて水砥ぎすることにしました。耐水ペーパー240番です。
これだけあれば大丈夫だろう。
キャストパーツとスタイロフォームの貼り付けにいろいろ悩みましたがやはり強力にくっ付いてもらうためにはホットボンドがいいだろうと。あまり高温になるとフォームが溶けてしまうので注意が必要です。
大体こんな感じに貼り付けられました。この後中身をくりぬきます。
中央にあるコアの部分には城壁の内側になるものですが、ここはチェッカーフラッグのようなブロック状の形状が見え隠れしていますのでこのように手彫りします。簡単です。カッターで筋を付けて彫りたいところをほじくればこの形状が可能です。
劇中でもありました、一部欠けている場所があります。そこも再現しませんとね。スタイロフォームに無数の傷をカッターで入れておいて爪でコリコリと剥がしとる方式です。
黒ジェッソを塗りつけた後ダイソーのミルクペイントのブラウンとホワイトを混ぜたものを全体に塗ります。黒を残す感じで塗るといいですね。
砲弾のような形の複製品を束に合わせて雰囲気を作りました。一番下にある土台になっているものはかつてギラドーガのバックパックのパーツを流用しています
外壁を輪っか上にくりぬいています。こちらそのまま空中に浮かせるためには骨が必要なので銅パイプをカットしたものをはんだ付けで補強。
その格子が収まるようにはんだごてでスチロールに溝を掘っていきます。
上面の緑にシーナリーパウダーを落としました。
城の緑化計画もだんだん進んでいます。
木の根っこが絡みついているシーンですね。崩れかけているところにも根が張っている感じを見せるようにしています。
ジョーフィックスの葉っぱ付きの枝を束ねています。瞬間接着剤でセンターにある大きな木に見立てているところですね。
これも下地をブラックで塗っておきました。フォーリッジで木の葉を表現します。色はダークグリーン。
スタッフで新緑の色を使って木の上のほうをハイライトとして使います。
ラピュタ城に取り付けます。ホットメルトでくっつけるといいでしょう。
外壁の取り付けです。こちらもホットメルトを使用しました。しっかりとガッチリ取り付けられますね。
さらに冒頭に出てきた半球スチロール玉を貼り付けまして、インドラの矢とかゴモラの火発生装置をぶっ刺します。こちらは8mm棒に先端はギラドーガで余っているスパイクアーマーの先端です。合計6っ本。自作ガレキが流用できてホント良かった良かったw
いつでも発射体制OKです。ムスカ殿。
完成です。
以上完成です。動画が上がっていますが、pzeroのチャンネルではありません。今度からpzeroはガンプラやFSSなどのロボ系色の強いchとし、この手のファンタジー系や映画関連のものは別チャンネルに挙げることにします。しばらくは再生数なども低いでしょうけど私は好きなものを作りたいのでそうしますね。製作記事はこちらに更新していくことにします。もう一つブログ立ち上げてもいいけど管理が大変なんです。
あとスケールキット。それも別チャンネル立ち上げてもいいと思っていますが、更新が年に数回で終わりになってしまいそう^^;それでもジャンルを混ぜるよりはいいんじゃないかと思うようになりました。
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