海洋堂アートプラ イングラム3号機(その6

フィギュア

先日のSR3の完成の前にちょこちょこ合間に素組を終わらせていた3号機を完成しました。とりあえず動画製作の時系列をタイムラインでSSを取ったものでブログ記事にしています。

箱の絵はこのように。埋立地の地下トンネルの雰囲気を思わせるパケ絵ですね。

全パーツはこの程度。普段作っているガンプラに比べると随分少ない。なお関節の可動は一切ありません。

パーツをゲートから切り離したパーツを一つ一つ組み立てます。一旦くみ上げて二度と外さなくてもいいものは接着してしまいます。塗装時に外れていた方が都合がいいところは接着はせず進めます。

このように大型のパーツ同士の接着は流し込みSPを使って接着。

足のふくらはぎのパーツはコアになるフレームを四面から覆いつくすような感じで形成されます。

くるぶしの接続はあの4角柱を受け側に差し込む形になっています。ゴム系接着剤のGPクリヤーという接着剤を使うと一旦くっ付いていても後で少し力を入れればスポンと外すことが出来るようになります。もう一度差し直ししても元のように粘着力が残っていて戻すことが出来ます。

この現象は塗装が終わるくらいまでは継続されますので完成時も支障はありません。粘着慮が減ったと思えばそのまま上からもう一度GPクリヤーを塗れば復活。これがとても邪魔と思うならこそぎ取ってその後エナメルシンナーで拭きとれば綺麗になりますよ。

数分のオープンタイムを取ると即時のくっつきが良くなります。

かなり細やかなものまでこの方式で接着してあります。このヘッドは塗装後に透明パーツに入れ替えるのでカメラシールドの部分は溶剤系の接着剤は使えない。しかし形はちゃんとしたままで塗装したい。そんな時に効力を発揮します。

全部の形が決まったままでシャドウ吹きします。このような陰影を先に付けた状態から色を付けていくと後でいい感じに仕上がるのですよ。こと、スケール感を重んじる模型ではこの方法は比較的楽に自分の思い描くものが出来ます。

油剤を使用しました。フタロブルー、バントアンバー、バントシェンナー、速乾剤を混ぜます。

その後でクイックドライオイル、オドレスペトロールで硬化を速めた色を作ります。油彩は乾くのが遅いので。

まずは青系を先に塗りました。余分は綿棒でふき取ります。このふき取りは結構大事です。下の色を反映させることが前提です。みんな全塗りの人はベタにしないと気が済まない人が大勢いらして、ふき取りが塗装の一部です。

今度は緑色を作ります。テールベルトという伝統あるグリーン。ここに先ほど作ったブルーを加えて作りました。

ぬりぬり。足は本当はブルーだったはずですが、すっかり忘れて緑にしちゃったよw

胸部はグリーン。青みが強すぎると思ったので

カドミウムイエローを用意しさっきの緑にほんの少し混ぜて使います。

全部に塗るわけではなく明るめの場所に塗りつけてあとは麺棒でふき取りして色味の調整をおこないます。先のブルーのところと緑のところでトーンを合わせるのもこのふき取りで調整するのです。

影が薄いと思ったのでバントアンバーを濃い目に溶いてグレーズ。

次の日まで油彩のところは触らないようにして、あとは細部の塗り分けを行います。パトレイバーは基本警察車両なので白と黒がメインです。とてもシンプルなので塗り分けも楽です。

乾燥したところにエアブラシでシュシュっと軽くハイライト

デカールを用意してくれていますので、指定場所に貼り付けます。

三号機の3

肩部にも。

アンテナ部分に機体名称。

最後にもう一度スミイレ。

バントシェンナを使っています。

ラッカー系・アクリル系下地なら油彩は遠慮なく塗れます。失敗しらふき取りしましょう。修正は出来るし、その場その時でふき取りとかチェックの時間を設けて進めれば大体うまくいきます。

とりあえずこんな感じです。次回完成写真展示です。

二号機も早いところ作りたいですね。

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