MS109A ゴブリンを紙粘土で。(その1

連休中で動画もアップしたし、つい出来心でゴブリンでも作ろうかなって思い始めました。このような丸っこいスカートのデカいMSはどのようにするのが自分に合った作り方なのかを1分ほど考え行動に出るのが私の良いところなのか愚かなところなのか。まずはジオンの再興を持ち出し、ゴブリンの画稿を拡大コピー。

実際に作る画稿の大きさにしたものにアルミ線針金で芯を出していきます。人ガタの関節にあたる部分を曲げてランドマークとしていく方法です。

大体左右対称の形で針金の線を出します。

マジスカ粘土を取り出し。関節は盛りつけないようにして芯を太くしていくことにします。

フットプリントは大き目にしておくことですね。製作中外して戻すを繰り返すので足裏の面積は大き目にしておくのは大事です。

芯の周りには大体の塊を出すことにしますが、これゴブリンの体系ですべてを粘土の塊にすると重たくてどうにもならなくなります。マジスカは固すぎで削るのに苦労します。なので軽くあとで抜き取るくらいのことが出来そうな木粉粘土を使いました。ダイソーの粘土。安い!

廻しのようにスカートも付けてやる。まるでお相撲さんだ。

指で大まかに形をとります。

たまに画稿をかざして形の出具合を見つめる。

白く見えていますが、この白いのは石粉粘土です。これも紙粘土の一種。木粉よりも重く白い。しかし物性はポリパテに近いと思いました。カッターでも削りやすいです。木粉パテは固まった後にカッターをいれるとまるで段ボールの塊を切るような感じで刃が立ちません。なので表面には石粉粘土のほうが優利です。

石粉粘土を盛りつけて乾燥で丸一日起きました。表面はしっかりと乾燥しています。ここで自作の簡単トースカンで等高線を描きいれます。左右の高さを描きいれていきます。線の本数はとくには決まっておらず、自分で分かりやすい場所の高さが分かればそれでいいです。

次に90度板を出して(これも自作ですが。)垂直線が分からないと左右対称が出ませんし^^;等高線を直行して盛り具合の山の不整地を見ることも出来ますね。削っては消えますので、繰り返してトースカンで線を引くことになります。

設定の絵を見ながら形の違うところがあれば近づけていきます。

リアスカートの面だしというか削りですね。綺麗に削れました。粗目のスティックペーパーが思いのほか役に立っています。

写真に写っているこれですね。

だんだん形が見えてきました。足のすそとつま先の形を何とかしないと。

余分目に削って緩めに練った石粉粘土を盛り上げていきます。

ふんどし部分の形状変更です。手前が大きく張り出し奥に行くほど細くなっているのですが、遠近のパースとも言えないと思うので大きさ変更ですね。

今ここまで出来ています。まずは左半身を完成させて、右半身はその後となります。

この先の計画はパイプやらアンテナ以外は石粉粘土で最後まで形だししたあと、ポリパテか溶きパテで表面が粘土じゃない状態にする。原形塗装で終わろうかな。反響があれば型取りしますが、可動部位は一切なしです。

製作から完成までの時間が短く出来もそこそこ良いとなればいいのですけどね。近藤版のジオン系はこれで作れるようになるといいな。材料費マジスカが数百円?あとは紙粘土と針金じゃん。コスパいいなぁ。

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