タイトル通りこのウェザリングは透明水彩での塗り方を利用しています。しかもリアルタッチマーカーを使いました。インク?的なこのマーカーの最大の利点は下の塗装面を侵さないことにあります。この効果に面白くて感動し驚きました。
ザクマリナーのウェザリング。ストレーキングも入れていますが、何分1/144なので迷うところ。ほんのり分からない程度で。
腕のウェザリング。色の濃いMSなどには普通に塗ってもウェザリングをしても目立ちませんし分からないのであえて先端を白いほうに振っておくといいですね。パーツも少なくシンプルです。
もちろん筆塗りで同じことも出来ます。
足の写真は一度ツイッターでも上げていますが、それと比べてみると右足がリアルタッチマーカーなし状態です。
このときのツイッターでは500を超えるいいねが付けてもらえました。ありがとうございますm(._.)m ペコッ
ヘリの部分はげちょろになっています。ガンメタルの剥がれなのでかなりAFVのような渋いハガしに見えますね。実はスポンジチッピングの塊です。
首周りは指定職が黄色なんですよ。識別帯のつもりなのだろうか。
要所をホワイトにしておくことで色の暗いMSもウェザリングを行うことに不自然さが少ないウェザリングが出来るようになります。もちろんグラデーションの技術も必要になりますが、これまでのフィルタリングを考えると調整できる幅がかなり繊細に調整できます。
この調整が出来たのはリアルタッチマーカーとの出会いでした。
参考書籍にこちらをお勧めいたします。読みやすく作例も解りやすい。特に白系のMSにはぴったりでウェザリングを初めてやる人にもわかりやすい書籍になっておりました。
リアルタッチマーカーはこちら
流石に本の通りには出来ないのですが、読んでもらえると分かりますがこちらの作例では塗装はガンダムマーカーでの塗装です。自分は一旦基本塗装をラッカーで終えた状態からのリアルタッチマーカーの採用です。
リアルタッチマーカーをどうやって使うのかを調べていくうちにこの書籍に出会いまして参考にさせてもらった次第です。とても良い本でした。
自分なり透明水彩画をたまに描くこともあって、白い紙の上に透明水彩絵の具を塗り重ねてやっていくわけです。透明水彩では白は紙のいろです。明るいところは絵の具を置かないことで白く見えるような塗り方なんですね。
MSのハイライトは白く塗るもんですが、まぁ今回はヘリ(縁)をグラデのようにみせていますが、このフィルタリングが目的で派手な白にグラデで振っておいたわけですね。
書籍ではタイトルに「お気楽」と書かれていましたがとてもお気楽ではないですよ。かなり高度なテクニックを必要としました。何度も繰り返して最も効果の高いところに最適化させなきゃね。
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