車両のほうはほぼ完了。あとはフィギュアやOVMとかザックなどの装備品を貼りつけて調子を合わせる作業が残るところです。
一旦区切りがついたところで車両の一部始終を記事にしておきます。
このパッケージの箱を作っています。
ビニル袋は外した状態です。
上面パーツ。モールドもはかりはっきりとしています。パーツ点数としては普段のタミヤよりほんの少し多いかもしれません。合いに関してはところどころそれなりの修正が必要です。タミヤキットとして臨むと難易度はほんの少し上。
履帯は軟性樹脂製。楽させてもらうことにします。一回一動画で完結するため入手性の悪い社外品そろえるの大変なんです。
Mk.IIIL/43戦車砲Mk.IIIを搭載して車体前面の装甲を51mmへ強化した、戦車型クルセーダーの最終形。砲塔乗員が戦車長と砲手の2名となり、戦車長の指揮に支障をきたしたため、同じ部隊でMk.IIが指揮戦車として引き続き運用された。乗員3名。
組み立て開始。
転輪など足回りを組み込む前に穴あけ3mmのナットを固定しておくことでオードナンスとの接続をビス止めします。
ランナーごと切り離した転輪は両面合わせで時間短縮で製作。このあと硬化を待ちゲート処理まで行っておきます。
ゲート処理が済んだら適当なランナーを先細りに削りドリルに装着し転輪をカンナ掛け。パーティングラインを取り除きましょう。
ドライバーののぞき窓。こんな狭いところから前を見て操縦できるものなんですね。リミッターカットで90キロオーバー出したという一説がありますが、WRCプロドライバー並みの操縦技術が要るのかも^^;
車体の組み立ては基本ボックス構造ですが、このキット反りがあります。上面パーツと足回りのボックスではどこかしら観賞するので前後で浮きあがりが出来ます。今回は強引に上面パーツを影響のないところで指でじょじょに曲げて瞬間接着剤併用でがっちり固定しました。SPは隙間に流し込んでいます。
履帯です。おなじみ軟質素材です。出来はあまりよろしくない。細い履帯はたんなるベルトにしか見えないのですが、このトラックを一個一個組み立てるのも途方もない高いハードルになるのも確かですね。ここはありがたくこの軟質素材の履帯を使わせてもらいましょう^^;写真はすでにバンパープライマー塗布後にアクリルダークイエローで塗装済み。
さて、下回りはすでに塗装を終えたいと思いますゆえすでにサフェーサーを終えて基本塗装。カーキドラブで塗りました。旋盤加工をおこなったときのランナーを利用して、転輪のゴム部分をクルクルと回しながら塗っていきます。
ゴム部分はタミヤアクリルのラバーブラックです。
足回りは組みあがるとほとんど見えない場所になりますが、二度と手が入らないところになります。先に完成させておかねばなりません。ワイルダーのライトグレイ。テクスチャーペイントです。砂混じりのアクリル素材。
乾いたらさらにウェアzリングペーストを塗布。
そしてタミヤの草カーキを塗りつけておきます。
下回りはこの形で完成です。転輪カバーを付けたら100%近く見えなくなるので塗らなくてもいい説があります。3時間くらいかけたのだが。
こうら、この構造。下からライトを当ててのぞき込まないと見えないでしょ~。これなら緑を加えたグレーサフだけでいいんとちゃうかな。絶対わなんないって。
足回りと車体は別世界で取り扱いますのでこの段は基本塗装の前準備です。キチンペーパーですが、何でもいいです。養生ビニールつきのあれでもいいからスカート下をマスキングします。
XF51カーキドラブです。これを基準にし、モジュレーションぽく重ね塗り。いつものように塗っておきました。
剥がし塗装しますのでワーンエフェクトアクリルフルードを塗布しました。
次に残したい色を選定。62番と64番を一対一程度に混色。この色はパターンで変更しますよ。それと本塗りの濃さで塗るとこれまでの苦労が水の泡ですのでね。4~5倍にアクリル溶剤で薄めて使います。
水で溶かしながら剥がす作業ですが、この作業で暗いところと明るいところに分かれます。汚れがたまる場所にはさっきのアクリルカラーがのこるって寸法です。なので明るいところは剥がす。汚しの一環でもありますが、コントラスト調整の一助にしています。
砲塔側面。かなりの汚れ具合に見えますがこの先まだまだ大きな変化が待っています。
エアブラシによる色付けが終わった後なのでこれまでの下回りのマスクは取り除きましょう。
AKのストレーキンググライム。これがあるとかなり捗ります。無いときはエナメル系塗料か油の具でもいいかも。今回の塗りではこれがなくてもいけるっちゃーいける。
しかしここは動画の演出上あった方がいいきがする^^;
楽しめればそれで良いってことに。
グライムの下地が出来上がりました。タミヤクリアで一旦リセット。表面を半艶にしてデカールを貼ります。
すでに汚れている状態ですが、この上から泥汚れやフィルターを掛けます。タイミングとしてはここがベスト。この上からさらにラッカー系のクリアで保護します。
こすり作業があるのでデカールを壊したくないときはラッカークリアで保護する理由が理解できますね。ドッティングによる明暗と色付け。
ツイッターにも出しましたがカブトガニとかカブトエビのようです。
ボディ側にも同様に。
アフリカ戦線に出ていたはずのクルセイダーですが、日焼けとたまに降る雨もあったそうだからエンジン上の装甲が錆びてもいいだろうということでここは一発はでに油彩でぬったくる。
転輪には泥汚れを行います。この状態から見ると転輪ゴムの塗り分けとは何だったのだろうと疑問を感じるが仕方ないのだ。下の色がなければこの泥汚れの色をぬっても今一つ説得力にかけてしまうし。いや最初から泥んこ色で塗った方がいいかもしれない。なんていう意見を持ってたりもします。アハハw
ウェザリングペーストは乾くと思ったより白くなってしまうのでそれを勘案して塗りましょう。私は出来る限り溶き油でといて薄ーくぬって様子を見ながら行っています。
上の写真とこの写真、時間経過とともに乾いた時にずいぶん白っぽくなっていると感じます。こうなるのでペーストの原液のままべったり塗るのは厳禁です。
最後にウェザリングカラーのバイオレットでスミイレのような感じで明暗のコントラストを調整しましょう。塗りすぎるとバレるのでばれないように塗るのがコツ。判別できないくらいに色をまわします。
グライムを塗った後の写真。
ウェザリングほぼ完了
残りはOVMとザックとメット、フィギュアの色付け。
KV1が今の動画の人気コンテンツですが、クルセイダーはどうなんでしょうね。あんまりこのキットの動画は拝見したことが無いのですが、こんな色で塗る奴もそうはおらんと思います。
コメントを残す