ピンクサフを使って下地からアクリル塗料でグラデーションを掛けつつ肌の色を作りました。装飾品や金属部分はシェードカラーを使って銀ブラシを行ってみたり。今回の塗装はベースのサーフェーサー以外はすべてアクリル塗料で納めてあります。
それでは塗装を始めます。
この白黒写真に見えますが、クレオスグレーの1000サフを吹き付けています。ここから光の当たるところは白サフホワイトをふわっとかけて下地になる色を塗布します。
クレオスから出ているピンクサフ1500です。一年前くらいに買っていて一切使ってないので勿体ない。結局のところ筆塗りで肌を描くので関係ないと思っているんですが、グレーを抑えて発色を助けてもらうことにします。
女性キャラの色に染まってしまった。ブログ「コンテンツ違反警告」来るかもしれないので記事が消える恐れもあります。ご了承ください。
顔から塗っていきます。赤みのあるピンク色にホワイトやらを混ぜ暗い場所に塗り始めます。目やその影になるところを中心に紫系で影を付けていきます。
バイオレットのシェードカラーで何度か塗り重ねます。まぶた周辺は濃い色に。顔の出っ張ったところはホワイトが残るような感じを心がけます。
いろんな方向から攻めておきました。順番は顔からです。体のほうを塗っていくと調子が変化してきますので肌色が全部終わったら組み立てて最後に調子の狂いを補正します。
胴体を塗り始め。
話は戻って、塗っている途中で3Dプリンター特有の縞々がところどころ感じるところがありましたが、塗っていくと気にするようなしましまの雰囲気は消えていきました。「これならありかもしれない。」と思える程度です。
この程度ならギリギリでよいかもしれないな。
顔の色と胴体の肌の色を合わせたいんですが、今日のうちに全体の肌色のめどを立てたいので顔の色は後日修正することにします。
今回はアクリルなので油彩のように数日待つことはありません。翌日触れるのは気軽です^^;
肌色サフの地に紫色を使ってベルトとの境目や脚部ゲイターとの境目、スカートとの境目などを中心に暗く塗っていきます。暗い色と言っても将来影の役目を細く微妙に出そうというものなのでささーっと太目に描きこんでおきます。
だいぶ塗り進めてきましたが、さっきの紫色はほとんどわからないほどになっています。
ただ物と肌の境目に暗い色が残る程度にしてあります。
ひざと足のパーツとの境目など下に行くほど暗くなるのがお判りでしょうか?
影の下地が生きています。
顔と胴体を足の3パートで分けて塗っていましたので顔が胴体、足の色のトーンがバラバラですね。
この後で顔だけトーンを修正しました。
メイン武器の槍の先です。この状態は、サフ→ファレホメカカラーのSTEELを吹きつけて、シタデルシェードカラーのアグラックスシェードを上から筆で塗布しました。ドライブラシの効果を出すためにへっこんだところをを中心にシェードを掛けておくのです。あらかじめ行うことで次の操作を生きるのですね。
銀色のブラシテクニックでは様々なマテリアルが発売されていますが、今回使うのはAMMOのDIOpaint。ライトメタルというものです。こいつのいいところはアクリルであるということ。(ヨドバシで買ったのですが、現在販売終了になっております。)
開けてフタについている塗料だけで十分です。思ったより伸びがよいです。それと溶剤が必要ないので筆洗さえあれば使い勝手はエナメルと同等の力を発揮します。これまでタミヤのフラットアルミかクロームシルバーを使っていましたが、かさつきべたつきもなく、なかなか同等もしくはそれ以上と言えましょう。
要領は同じ。古くてバサバサのいつでも破棄することが出来る筆でごしごしをこすってやりました。このように角の部分を中心にこすりつけます。中央の布切れが巻かれているところには出来るだけ銀粒子が付かないように注意します。角っこに銀が乗ってギラギラに輝くのが気持ちいい。
また先にシェーディングを行っておいたので暗い色と銀色のコントラストの差がその効果を高めています。思惑通りで満足です。
このほか以外にも同様に行ってみました。
脚部フットパーツなどは甲冑でおおわれています。ここは先の方法+青、緑、茶色などのシェーディングをもう一回行いました。
金属製でえあることに加え、足元は泥水がはねては乾いたり、経時的変化をもたらした後での汚し、金属の腐食した緑ショウなどの色味、銀の酸化物などの妄想の範囲で装飾のレリーフにシェードを掛けてみました。またファーの毛皮との色味が似てしまうのでシェードによるスミイレの効果にも期待しています。
ふんどしパーツの中央部分もメタル製?と解釈しここもドライブラシとシェーディングです。ドクロの装飾品は筆塗りです。ホワイト→シェード→さらにホワイトでグラデーション。ベルト部分のグラデーションや金具には銀塗装。
よく見ると右足太もものベルトとベルトの間に縞々が残っています。この程度なので50センチも離れたところで見るとわからないレベル?です。
背中にしょっているサブ武器のやりでしょうか。こちらの二本にも同様に銀ブラシ。
このファーの重量には最後まで悩まされました。取り付けると後方が重量過多で転んでしまうのです。
塗装はホワイト→黒のグラデがかかるようにシャビシャビに溶いた塗料の塗り重ねです。影になるところはあえて黒サフを残したままですね。明るく白いところはアクリルのホワイトをかけておきそれをベースに着色しています。
右腕から肩にかけて担いでいる大槍の先端部分。重厚さを見せる鋳造の重みとかを感じます。
トゲトゲアーマーはファーのなかから生えた爪?とか牙?なのでしょうか。いや金属製の防具にファーを貼り付けたものなのかわからない。動物の牙ではなくメタル製だと解釈してここも青や緑系のシェードカラーで先塗りを行った後で銀ブラを行っています。先端に行くほど銀が目立つように。
手甲、ガントレット。中央は鋳物そのものの色としてSteelに青シェードを掛けています。こちらコントラストカラーの黄緑色系を選んでいます。若干黄色みが買っています。左右で若干の差を付けています。反対のほうは写真撮ってませんけどw
剣の装飾部分。ここも影になるところは様々なシェードカラーを掛けておきました。最後に銀ブラを行います。気に入らない色味を感じたら同じことを繰り返します。2~3回行いました。
背中に背負うサブアームの二本の槍はこの黒い箱で留められるようになっています。ファーで隠れるので黒に茶色で皮ベルトをまいている感じにしてあります。ちなみに下に見えている柄の部分はUVレジンの特性なのかどうやっても時間がたつと自重で曲がってくるのでプラパイプにアルミ線の組み合わせで作り直しました。アルミ線がすこーし見えていますね。最後は接着でもいいけど接着しない方が片付けしやすいですね。
ナイフが腰からぶら下がります。
とりあえず、本記事はここまでにしておきます。
完成写真は別途掲載する予定です。
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