旧キットゲルググをニコイチでフル可動化させよう その4 肩と腕の改造

ギャンのころ腕の改造はほとんど30mの形状にパテを盛りつけて強引に形を作っていただけですが、今回はちょっとここに工夫を求めてみました。

単なるニコイチも回数を重ねていくごとにその経験値と確度が上がり必要なものが理解できるちうことですね。と自分に言い聞かせて楽しみます。皆さんは見たものをそのままやればおなじもんが出来るはずですが、出来上がりをみたら「なんじゃこんなの」とか言われちゃったりするので最後までお付き合いしてねw

まずは目標です。

頑張ってここまでやりましょ^ー^

旧キットゲルの肩のアーマーは一番下が水平面が出来ます。これはラッキーということで利用させてもらいます。0.5mmプラバンで上部固定しました。隙間をあけて幅を付けるためにこれで接着します。

この三角形の隙間にくさびにカットしたプラバンで埋めます。この肩の工作は基本この繰り返しです。

下方に延長します。これも瞬間接着剤でクサビ板をチマチマ貼って固定。

余計な形状はニッパーで形を整える。このあと肩の先端に行くにしたがって下がる傾向になるので中央でクサビを打ち込んで角度変更してあります。

この状態です。親指で持っているところとんがりコーンがあった場所ですが切り飛ばしました。中央に黒線でラインが引かれていますが今からここを切り離します。ショルダーアーマーが下に向かって開いた感じはとてもダルく見えてしまうからです。

30mのショルダーアーマーがすっぽりと収まります。ゲルの外身が真下に垂れ下がる感じが気になる。

中央にラインを引いてカットしました。左右ともそれぞれで整えて再度角度を付けたうえで接着します。

肩の端っこにとんがりコーンを造形します。ここはエポキシパテでOKです。というかプラバンでやったら左右が同じにならない自信がたっぷりです。

アームをつくろう。

これ、実はどうなっているかというと、左のほうが30mの肩の軸です。30mのヒジはもともとは二重関節ではないのです。これを二重関節化させました。ゲル前腕の接続にポリキャップを仕込んで接続し、先端のハンドパーツには30mのものをそのまま移植してあります。

詳細;ポリキャップ囲い枠を作るところから。

このタイプのHGの余剰ポリキャップを探してください。どれかのHGの箱に残ってると思います。(みんな残ってるあるある)

2重関節のキモはこれです。

コトブキヤ KOTOBUKIYAD74R [ABSユニット01を使いました。在庫があれば是非お使いになって。

もしもない場合は上のポリキャップ軸を2個作って合体させることになろうかと。流石にめんどくさいですね。でも、組み合わせでやれば関節は出来ます。

3mmポリキャップをプラバンで囲いここに接続します。

作り方です。

同じ形状のものを用意します。穴の径は3mm軸用ですのでHGのあまりポリパーツ。

出っ張っている軸は約2.8mmです。3mm穴に入れるとスカスカになるので注意。

側面から見るとこんな感じで納めます。1mmプラバンを用意してください。

囲います。

プラバンの加工です。5mmと7mmの短冊をカットし、これを5mm幅でそれぞれ3枚ほど作ります。これで一個分です。

穴をあけるプラバンは5mmx5mmのほうですね、これをクリップで挟んで木口に瞬間で接着。

2.8mmまで穴あけします。中心に穴開けるのは当然ですよ。

このように囲いました。このあと面取りを行って角を取りました。

ゲルの前腕部のエンジンでしたっけ。この部分は一旦カットしましょう。

エッチングそーやらエナメル割りでカット。

インテーク部分を四角く切り飛ばします。のちにスリットプラバンを背着してディテールを付けておきました。

30mのハンドパーツはここからカットして軸受をそのまま移植することにします。切ってあるあのラインで切ると内部のボール軸受けに影響が全く出ません。

先ほどのコトブキヤ KOTOBUKIYAD74R [ABSユニット01と30mの二の腕の接続チャックがぴったりです。シンデレラフィットってやつかな。メーカーが違うんだけどピタッと合いすぎで怖いくらいw

思わずサムズアップ

前腕部の邪魔なものを取り除いて先ほどのプラバンで囲ったポリキャップを接着。

肘関節が二重になったことで可動はんいも広がりました。

肘にはプラバンで囲いを付けてあります。

二の腕には旧キットゲルの二の腕を使います。ガワとしてすっぽり収まるのでこれも驚きなんですが、内部の関節パーツを取り除いて接着したうえでカットしました。

このように筒状にします。

すっぽりおさまるんですねぇ。接着こそしていませんが、いずれエポキシパテで固定することになるでしょう。

はい。粗削りですが、ここまでもって来れたので良しとしましょう。肩のとんがりコーンはまだ隙間がありますが隙間埋めたりするのは後回しです。全体の形を決定した後細かいところを補正します。

残りはヘッドと武器ですね。うーん、なかなか注文品が届かないのでござるよ。これじゃなきゃダメってもんでもないし注文品はあきらめるしかないかな。

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