脚部へ移行します。
ここの改造はドカーンとやるとあっさりで終わりにするとか極端になりがちです。というのもこの上には例のふんどしアーマーが控えておりますゆえ、それよりもインパクトの少しだけ低い何かがあればそれでちょうどいいと考えています。
ノーマルのままのFAZZ下半身。
画像加工しました。左のほうがノーマル。右のほうが11mm伸ばしたもの。
同じく後方から見たもの。右が伸ばしてみたもの
単体で見るとそんなに気にならないですが、ノーマルと並べてみるとこうも違う。下の画像
延ばす方がいいのね。ふんどしアーマー付けてないですが、この長さをベースとしてやっていこうかな。あとでいくらでも変更できるから便利です。
Nagano風のデザイン案もいくつかあったけどこれまで上に作ってきたものとかけ離れすぎなので却下になりました。ハイヒールは同時進行で今も脳内にあります。
ヒール形体を取らせて写真にして左右比較とかいろいろやってるとFAZZのデブが消えちゃうのよ。こりゃ延ばしすぎかもなぁ。絵にすると私の恣意的なものが入るので止めておきますね。
次に大型化させた後で前後延長と若干の幅まし補器類追加版。足裏のデザインは後でやるとして、このデザインをもうちょっと詰めていくことになりそうです。
横から見たらこうなります。まだ直線的すぎるところが多いですねぇ。
上面のデザイン。足のかかと部分はホバー?的推進機にしてもいいかもしれません。
もしくはローラーダッシュでもさせてやろうとかタイヤ風のモールドを埋め込むような案も出てはいるのですが、まだ絵にしておらず。一目見て却下にしてしまいそう。無難な上のデザインをブラッシュアップしていくことになるでしょうか。
ステップのデザインを一応形に出していく作業。
初期段階ではやはりこれまで通り実物のキットの足をかたどりするのと同じような方式でアルミ箔をまいて半分づつポリパテで挟むような形だしをした。
まずは「つま先」先端はエポキシパテを使って包み込むように成形。その後にプラバンの箱組で後方のフィン形状の芯になる部分を大まかな形に。最終での一番の底面の形ってのがありますよね。そこまでは簡単に出来上がりますし。
この時点で一旦写真で真正面真横上面からなどの撮影を行い、ipadなどに取り込み、スキャンでも写真でもよいのです。単純なかたちだから少々のずれがあっても数mmないくらいです。デザイン画のトレースからプラバンのカット。モールドも彫りこんでみたりしながらカットしては張り込み。
パテとプラバンの塊ここまではすぐに出来上がるが最終の形状にはまだまだ大きな調整が残る。プラバンの貼りつけを行った部分には厚みがなくペラペラで見た目も薄っぺらくこのままだとパーツごとの面が貧相に見えてしまうからです。
この後でエポキシパテで各部位ごとに盛り上げと成形を行います。
くるぶし付近のダクト追加。足底からつながるモールドのヘリをプラバンとポリパテで追加しています。後方のかかともパテにより厚みを増加。
下回りの台形モールドこそないけど側面のモールドの主要部分は終わり。
予定としてデザインした紙をバックに同時にしてみますとかなり正確な形だしができています。
次に底面のデザインを描きだします。そこ部分はかなり立体的にしたいところであるけど底の厚みを増やすにも限界がありますのでせいぜい±1mmが限度です。今の底面を基準に1mmほど彫ることと厚みを1mm足すことを前提としてモールドを考えました。
モールドとしてはこれでやります。噴射口の類はなし。かかとのほうに何かするかもしれません。これはプロペラントタンクのフットパーツなんでグリップのいい底面であればそれでOKな形として掻き出しました。
とりあえずのモールドをチェックするためにサーフェーサーを吹き付けています。不正な形が浮き彫りです。気泡やゆがみ、へこみがあらわになってきますね。各種パテの修正と面処理が終われば複製することにします。
二つ上にある写真と大きく変更したところは後方のモールドをオーバーフェンダー化させました。あの変形の台形モールドにはローラーが入っててダッシュするなんてことを想定していませんけど、くるぶし直下って太い方が安定しますしね。外に貼りださせて角度を付けて再び接着し出来た隙間をパテで埋めています。
おかげで半日潰れました。
二週間かかったこの足を同じ大きさでもう一個作るなんてできません^^;
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