タミヤ1/35 M10を作ろう(その3

WOTで周辺のプレイヤーの誰よりも最速でガレージバックしてしまうpzeroですが、昨夜4撃破をするという奇跡を起こしました。ま~本気だせば偶然が起こるものですな。撃破されたのはお気の毒にもうヘルスがほとんどないヘロヘロな車両でしたけど上手く逃げ切りましたw

そんな私は今は軽車両でミッションをこなしております。寝ても覚めて戦車戦車戦車w

先日組み立てのシーンで終わったM10駆逐戦車。これを塗りましょう。オープントップなのでせっかく塗った砲塔中に塗料が入り込まないようにマスキングから始まります。当然車両内部も入らないようにせねばなりませんね。

私の方法は全部をテープで囲うよりも紙(付箋メモ)を適当な大きさにカットしマスキングの際はテープで大面積は紙としております。黄色い中心部が付箋メモ。

いきなりですが、黒くしました。今回は黒サフです。(クレオス)

呉海軍工廠グレー

全てをグレーでやります。

ジャーマングレーで影をシェードしておきました。ちょっとわかりにくいかも。

次にホワイトを使って白黒のベースを作ります。

M10という車両はとにかくシンプルな形になっています。タミヤの取説のなかの文言で「そろばんのコマのような」という表現があります。そこも合わせてちゃんとグラデーションになるようにしませんとね。

近代化された形だよなぁ。かっこいいんじゃこれが。

白黒のあとにエアブラシでは表現しにくいストレーキも黒っぽい色で適度に入れておきましたが、後から都合で黒をもっと強烈に載せたので色を乗せる直前でやった方がいいのかもしれんなぁ。ま、今は試行錯誤の時期なので、好きなだけ試せばいいんです。

オリーブドラブを塗るもんですけど、オリーブグリーンでふんわりと塗ってあります。

OVMの類も塗り分けしておきます。

デカールを貼ります。タミヤと言えどデカールの余白で苦労します。カットの時にパーツの下に潜り込めるようにちゃんと余白は取り除いておくことをお勧めします。

実は取り付けオプションの駒が邪魔で浮いちゃってるのはここだけの秘密だ。

水筆の中にソルベント110をいれています。これでシャレオツにピンウォッッシュとでもいっとこうか。

でもなーうーんとね、やってることってスミイレって言ってもいいんだよ。ストレーキングと言ってみたりなんだかわからんけど結局やりたいことがごちゃまぜです。技法の名前なんて二の次。名前なんかどうでもいい気がしてきてまして出来上がりが自分の思いのままにできるかどうかが大事ってことで。

読者は何を求めている?技法の名前ですか?そうじゃないだろう出来上がりのほうが大事よねぇ。

たぶん説明するときに便利だからだろうなぁ。

出っ張ったところに塗ると際に水たまりとなって塗料がたまります。そして角を残して他の浅いところは麺棒でふき取られていく。そうすると出っ張りモールドの形が強調されます。

この水筆が大活躍。とにかく伸びが良い。塗料も節約されてると思う。

ここだけ意図的にグレーでレインマーク入れてあります。これも悪くないね。もうちょい足してもいいかも。

リベットに白っぽいDIOカラーでハイライトを付けています。先ほどのスミイレで黒くなったバックグランドに白っぽいハイライトが相まって形がより強調されるので全体が引き締まると思います。これの繰り返しで全体を調和させるもんですから。

ぽつぽつぽつぽつと塗っています。

スポンジに先のDIOカラーを載せてスポンジチッピング。私はチッピング筆でやると下手糞なので99%スポンジです。グリーンスタッフワールドのスポンジが中に通ってるストローですけど、こんなのピンセットにスポンジ噛ませておけば同じことが出来ますので買わなくていいです。買ってしまったので勿体ないので使ってるだけです。

さらにフュエルリッドの汚れを強めにもっていきますので油彩のローアンバー&アイボリーブラックとオキサイドレッド少々などで油ジミを詰めていきます。他も同様ですが、たまに色の配分を変えて置いています。塗ってふき取って塗ってを繰り返すのが楽しいですね。

油とさびはこんなもんじゃろ。そして全体を見渡します。自分は背部からの逆光光源を方針としていますので方針というかなんていうのか、たまたまそこにライトがあるからなんです。それに従って塗っていると自動的につじつまが合うように塗ってるだけなので右後ろからとか左後ろとか右斜め前のパターンもあってもいいかもしれません。どれが正解なんてわかりませんが、うちはたまたまこれです。

で、油彩のシルバーホワイトをドライブラシすることで背後の光源を意識しながらコントラストを意識。(油彩のチタニウムホワイトは生で使うと白すぎて浮いちゃうので気を付けなはれ。)

あとは乾燥したらコート掛けて保護する予定です。

油絵具にはリンシードオイルが乾くのを遅らせているようで段ボールの紙に出してからぺトロールで溶いて使うようにしました。海外モデラーがよくやってますな。気持ち乾くのが早くなるかも?程度ですが、筆で塗っているときに伸びが下がるのは感じます。リンシードで伸びを作ってるのか、なるほどなぁ。

「完成がどうなるかを妄想(希望)したなら、その方向に見えるように持っていく術(すべ)を考える。」これが面白いのです。

続きは、

まだ履帯塗ってないのと、フィギュアが3体もあるしオープントップは結構大変ねw

この記事で完成直前にもっていこうかと思いましたが、フィギュアは別にいたしますm(._.)m

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