F14Aトムキャットをつくろう。その2 信頼の精度は作業を分割できる。

TAMIYA1/48傑作機シリーズのトムキャットF14Aの製作です。

コクピットの製作が終わり、メインの機体の製作作業に入りました。現在各パートごとに塗装前の面処理を行っているところです。

コクピットの塗装は内部のブラックと機体内部色明るめのグレーの塗り分け。

メインパネルはデカールが用意されています。それはいいんのですが、各種スイッチとボタンは自分で資料を見ながらなんとなくそんな色を作りそう見えるように塗っています。シートはのちのセクションで取り付けることになります。

機首下面の構成。機首ランディングギアの内部にはもっともっと配線が山ほどあります。箱にするときにやってないと出来ない作業ですね。今回は素で組み立てるだけになります。いつかその作業をやれるようになりたいものです。それにはトムキャットを数回作って職人にならないとねぇ。

うえの写真は内部を見せています。上面ボディの内側になります。四角いインテークの左右両サイドにタイヤホイールが収まる場所になり、周辺に格納庫の壁が形成されるところになります。この場所にも実際は無数の配線ケーブルが這いまわっているのです。汚しまで行っています。フラットホワイトを塗りウェザリングしてホワイトをかけて。

先のパーツの下にこの大きなパーツが両面で接着されます。こちらもランディングギアの両サイドにすでにホワイトを塗っています。ここはさらにインテーク前方部が貼り付けられ、サイドに格納庫とその可動収納カバーが来ますのでバランスを合わせるため汚しは全体の塗装と同時くらいにします。いちいちタイミングとるの面倒ですが、毎回ウェザリングで筆セット出してかたずけてを繰り返すよりはまとめて同じ作業をすることにしました。なのでこの数日はパーツの処理切り離しと接着の繰り返しです。

主翼の取り付け用ギアアームとでも言いましょうか2枚の大きなパーツを取り付けです。上面パーツの裏側にビス止めする形です。とはいえ回転軸以外で下面との支えがいくつもあって上から指で押さえても平均的に力が分散されるようになっていました。自分としてはもう少し支柱があっても良いとは思いますが、甘い多いとそれがヒケの原因になるかもしれませんしね。自分で追加するのはありだとも思います。

上下の面を張り合わせしたところです。このぽっかりとあいた空間2本分にAMKではメインエンジンが来るようですねちょいうらやましい。ですがまぁ、タミヤ製で慣れておくのもぉ、いいんだ。これでいい。まずはオーソドックスに組めるようになろう。

作り始めから今の状態ですが、だんだんかつての要領と違うことに気が付きます。そう、「タミヤの本気はすごい!」てことに気が付いたんです。え?!ことごとくパーツの合いに隙間が生まれない。この処理をしなくてよい状態で最後まで進められるという信頼感から色の全く違うものは先にまとめてしまえという、いうなればガンプラ的な製作方法が取れてしまうのです。

ということで仕分け。ちょっと私の独特の仕分けですけど、これを説明するのもすごく大変なので本編でもあまり語れないところですが、ラジオ動画のほうが本当のところを語ることになりますので本編は原稿読みの一般向けでラジオ動画ではバイアスのない自分が語ります。また配信しますのでお楽しみに^^;

2 件のコメント

  • こんにちは。前回のエアインテークのお話為になりました。待ちに待ったトムキャット!ずーっと作りたくて、でも知識がなくて踏み出せないでいました。pZeroマニアとしては勉強するならpZeroさんに教わりたいと思っていたのでとても楽しんで拝見しています。配線とかになってくると見様見真似で絶対叶わないと思いますので、先ずは基本的な押さえどころをじっくり見て参考にさせていただきます。私の積みプラの中でも一際異彩を放っているタミヤのトムですが、やっと開封してみようと勇気が湧いてきましたよ‼️

    • こんちは~
      でへへ^^;pZeroマニア大変嬉しいですm(._.)m
      現用ジェットの製作の方法にはある程度の法則というか守るべきものがありまして、それをクリアしたうえで自分の考えを上掛けするのがいいかと思います。
      そのためにはアメリカ海軍系のF14から16程度を一通りくみ上げるのが手っ取り早いでしょうか。作りやすいんですよね。
      他ヨーロッパ系とロシア系。ロシア系はSu系と王道のコースです。
      それぞれ面白いのでガンプラをらない分そっちにエネルギーを注ぎたいと思います。
      是非ピッコロさんの完成物に世界の飛行機をラインナップに加えてください。

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