愛知 B7A2 艦上攻撃機 流星 改 1

SPG用としてハセガワ1/48 流星改の製作開始。艦上攻撃機を製作。機材については以下wikiより引用

多任務艦上攻撃機であり、急降下爆撃・水平爆撃・雷撃を行える。すなわち艦上爆撃機と艦上雷撃機の両機種の役割を兼ねる。

当時の空母は対艦攻撃用の航空機として艦上爆撃機と艦上攻撃機を搭載していた。しかし、両機種は活躍できる状況が異なるため、空母の限られた搭載機数を活用することは困難だった。それを解決するためにつくられたのが流星である。

単発レシプロ機。2人乗りで全金属製、応力外皮(モノコック)構造で作られている。主脚は内側引き込み式で尾輪をもつ。

爆弾倉は胴体内部下部に内蔵する(ただし航空魚雷については外部に懸吊する)。主翼は中翼単葉形式かつ逆ガル翼を採用し、外見上の大きな特徴となっている。

日本海軍の定義では急降下爆撃が可能な機体は「爆撃機」、雷撃が可能な機体は「攻撃機」に分類されるが(水平爆撃は両機種とも可能)、本機は「爆撃機」に準じた名称を持つ(彗星など「星」が付く名称は単発爆撃機用と定められていた。天山など攻撃機は「山」が付く名称)が、「B7A」の略符号が示す(愛知航空機製(A)、7番目の艦上攻撃機(B7))様に機体分類は「攻撃機」になっている。因みに同様に急降下爆撃と雷撃を兼用する陸上機である銀河は、「爆撃機」に分類されている。

他の単発艦攻や艦爆と比較して傑出した性能をもっていたが、本機は重量過大のため艦上機として運用するのは困難であり、実際は陸上機として運用された。


艦攻機だけど重さが故、空母での運用が難しいとのことで陸上が主に使われたとのことですね。飛行機の製作では先に見えてしまうコクピットの中身を塗ったうえで両側から胴体を貼り合わせる方式を取ります。これは現用ジェット機でも同じ工法です。写真ではすでに内部も終えて「士の字」という形になっています。

エンジンカウルとコクピット前方に出来る継ぎ目の消去。カウルは製造パーツの継ぎ目は接着剤のはみ出分を成形する程度にして残してあります。主翼前方にできる継ぎ目の除去と胴体と主翼の継ぎ目になるフェアリングも瞬間接着剤やパテにより成形ののちにサンディング処理を終えたところです。

こちら左翼

右翼です。左右で継ぎ目処理のしんどさが違うのはよくあることです。それと飛行機モデルというものは大まかに出てくる段差は継ぎ目はどのメーカーもほぼ同じなので作業自体もルーティンになります。上級モデルともなるとこの工程の合間合間でエッチングパーツが加わることになるわけです。フラップの中とか機銃がメタル製とか、コクピットの計器盤がプリントエッチングパーツとかですね。欲しくても安定して供給されませんのであきらめていますけど。

機体上面に出来る左右合わせ目です。基本流し込み接着剤にて接着します。その上からグレージングパテを塗っておきました。かれこれ一週間ほど経過しています。

ペーパー掛けします。出来るだけ曲面を保つためには最後には指の腹をつかって成形します。

こうやって緑色に残ったところがヒケだったり継ぎ目の段差であったりするわけですね。この後は消えてしまったモールドを復活させる作業です。たいてい0.1mmのエッチングソーやニードルを用意します。

つづく

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