よしなしごとに

このところスクラッチをやるようになったのも実のところは海外のツベ動画で何かと私のフィードに入ってくる動画に興味を持ってしまい、じっくりみいいっているからでございます。

「あんなことやってみたいな。」とか見ててよだれが出そうな動画ばかりです。使ってる道具も全く違ってたりしますね。そもそも作っているものの完成状態の大きさも2倍くらい大きいですわ。

動画を配信している以上写せる大きさには限度があります。大きくても1/100まで。それも普通のMSね。市場にいのは1/144です。なのであまり大きなものは撮影ブースで縦は入っても両端が見切れてしまうことがしばしば。ブースが追い付かないんですなぁ。

そんなこんなで大きさに関しては1/144から1/100以下というのが原則になりました。動画にしなければそれでいいのですけど^^;

かといって材料費やキット代くらいはねん出したいところです。人件費考えると元から赤字をずーっと続けているわけですからね。せめてそれくらいはねぇ。

さて、これまで自分はフィギュア製作をいくつかやってきました。

人タイプのフィギュアも10体はこなしましたので初心者の領域からは脱していると思っていますが、萌えキャラの顔は自分は苦手w可愛く出来ません(´;ω;`)

そこで今はMSをフィギュアでフルスクラッチしているわけですが、問題が出てきます。それは素材と費用。

これまでいくつもの素材を扱ってきました。実は2年前フィギュアを始める前に本を一冊買ったのです。スカルプチャーの本ですが、これにあったのがインダストリアルクレイ。岬光彰さんのすくすくスクラッチの本にも同じように登場していました。

このインダストリアルクレイで30センチの男性の全身像を作りました。

実は今もそのままラップに掛けてのこしてあります。

熱を加えるとトロトロに溶けますので夏場の温度でもしかすると変形も起こるくらいの粘土なんですね。こねていると指が油で気持ち悪くなる感じです。

これから気温が下がってくると扱いがしやすくなります。

で、骨組みの取り方はブレッダのときに動画にしてあるように画稿があれば正しい背丈にパーツの大きさ長さが出ます。この長ささえ間違えなければ絵をみりゃ誰でも形が出来上がるんですよ。

あとは表面の状態をきれいに綺麗に均すかどうかです。そこはレベルを最初から設定しておくことでしょう。

指の爪の痕程度は無視するとか。スピード重視で盛り付けそのまま、良くてナイフでカットしたままで塗っちまうとかならそれはそれで一週間で完成する自信があります。前の人がたフィギュアがそうでした。

あのころはグレースカルピーでした。

で、これからこう考えます。今回のブレッダでパテオンリーですとボリュームのあるブレッダはかなり手ごわかったです。というのもあの半分あったマジスカが一瞬で消えましたからね。

そこで昨夜眠りにつきながら考えました。人間寝る瞬間に考えるとなんかすごいアイディアが沸くというか思いつくもんでして。

骨組みはこれまで通り。針金に巻きつけるのもマジスカパテ。これで関節から関節の長さと全身の大きさの割合が決定できます。

そこでそこからマジスカは採用せずインダストリアルクレイを採用する。

もしくはグレースカルピーです。これも最後までこの素材でやるのではないのです。

インダストリアルクレイの場合はポージング込みで最後に近いところまで行うというかメインフレームをバランスよく終わらせることにします。もちろん細かいところはない方が都合がいい。ある程度簡略化した状態までにしておく。

それをシリコン型で型取り。レジンを流すかどうかは出来次第で決めます。もしかするとそこはロックポリパテのほうがいいかもしれません。レジンより柔らかいし、湯口なくても両面に流して硬化出来ます。

関節でぽきぽき折ってアルミ線で接続して残りの細かいところを各種パテを盛りつけていくこともできます。プラバン加工追加も大丈夫ですね。

一方スカルピーの場合も同じくシリコンで型取り。お湯で固めてやってもいいのですが、固めずシリコン型でレジンやロックポリパテで置き換え。あとはインダストリアルクレイと同じ方法ではどうだろう。これで素材が置き換わることでエポキシパテではない素材に換えられる。

インダストリアルもグレースカルピーも最終的な形までもっていくことが出来る素材なので安心感はあります。

芯になるフレームが硬ければそれに越したことはない。

ただシリコーン操作が一回入ることから別の面倒が増えますわ。

ブレッダの腰まわりのアーマーの形状を決定できるのはインダストリアルクレイのほうが優れています。盛りつけて削って決定できます。硬さもある程度コントロールできますしね。ただ指でさわると崩れちゃう。なのである程度で一旦型取りして部分的にでも素材を置き換えるのが無難かも。

費用は考えなくてもいいのならこれでシリコン型で素材置き換えとなります。あのアーマーだけでいくらかかるか分からん。となると結局はポリパテの塊を削り込む方が安上がりなのかもしれない。うーん。こうやって悩むのも楽しみの一つなのね。

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