パッケージはこのようなイラストです。ラピュタに向かって撃たれる主砲。その威力に船体が傾いていますな。雰囲気があります。
実は、勝った当時ムスカだけ仮組して放置しておりました。
ゲート処理します。取説のステップ5までのパーツはすべて取りました。
中空なのですけど、船体中央にピンのパーツを挟む方式です。両サイドのメインフレームは両方ともダボ穴。そのダボにピンのパーツを挟むようになっています。上下に蓋をするパーツで閉じます。その時に上下のパーツに隙間が生じます。
上下のパーツをきっちりと隙間なく組み立てるには先のピンパーツを斜めにカットし長さを1mmほど短くしてやることがコツです。この辺は飛行機を作る経験と似ています。構造は理解できました。
タイガーモス号。
素組完了。艤装パーツも難なく取り付けられます。
ムスカ
バラバラにします。手足が抜けないようなボッチが付いているのですが、全部切り飛ばすことでアトハメ?が出来ます。パーティングライン取と継ぎ目けしを行ったら接着することで仕上がりが綺麗になりますね。
女子ロシア兵を作った時にもあったのですが、ファインモールドのフィギュアは首周りに隙間が出来るようです。埋めます。
シッカロール。
シアノンDW
練る硬さはお好みで。
盛りつけることがしやすい硬さに練るのがいいですね。まーこれ知ったら普通のパテの硬化の遅さにイラついてしまいますが、適材適所選んでまいりましょう。
サフ→水性アクリル塗料で塗装。ファレホのホワイトで下地色を消します。
肌のフレッシュと、髪の毛の色を塗り、シタデルシェードカラーでモールドをしっかりと抑えます。
ムスカこんなにイケメンw
中子のピンパーツを片方に接着させました。
LED電源ユニットを分解して電池とスイッチが付いているほうだけにします。
いろいろ考えました。電源システムをプラバンと真鍮板で作ろうかと思いましたが時間短縮、そのままこの電源ユニットをこちらに貼り付けようと思います。でも窓開けしなきゃね。
そこで登場するのが我がファクトリーの必殺技「超音波カッター」
窓開けにはこれが一番です。ホットナイフもあるけど発熱→冷却の手間、発生するガスを考えるとこちらに軍配が上がります。欠点は高価であること。
振動で溶かす。四角く窓開け出来ます。
そこに押し込んで接着。そのままこの台座が電源とスイッチになります。
こういう時は黒サフ。缶スプレーが楽ですね。
内側にどばーっと塗ってやります。塗装から乾燥まで10分で終わります。
0.5mmのピンバイスドリル。モーターツール用です。
舷窓が無数にありますのでジャンジャンあけてやりますよ。これ手で開けてたらしゃれにならないでしょうね。
三菱レーヨンのエスカ。光ファイバー繊維です。
これを2センチくらいに100本くらい作ります。
ダイソーのワイヤLED二個使いました。私はコレ見たら「さっさと3個買え!」の精神です。
木の棒。中に入れる骨なので木でもプラでもなんでも結構。100均でも売られていると思いますので誰でも手に入るものを選びました。
これに瞬間でランナーの切れはじをくっつけながら中心部分で固定できるようにします。
こんな風にね。
電源ユニットの導線ハンダ作業です。
電源を支柱にもってきて通電テスト。
先ほどの骨にワイヤLEDを巻き付けています。2個分巻き付けて電源を前後で陽極と陰極に分けました。
通電テスト。明るいwでも青白いですね。
スイッチは元のワイヤLEDのそのものが台座の上についております。
青白い光を解消するためにクリアーオレンジを塗ります。
このように。塗って配置。
IC用のピンソケットを用意しました。無ければ真鍮板を船体の下に貼ってそれにはんだ付けで良いかと思います。台座のほうにも同じように行えば通電できますし、置くだけで通電できますからね。ピンソケットだといちいち入るところを確認する面倒さが発生します。
ピンソケットのはんだ付け。
お互いのオスメスで合わせて通電。
スイッチおーん!とはいえあまり目立たない。(´;ω;`)そう、穴がたくさん開いているのは下面なのだ。気球船だから重いのは下にあるとしたらそうなりますよね。
艤装パーツも板に貼り付けて塗装開始。
サフェーサー
.光漏れを防ぐために継ぎ目は全部ポリパテで埋めました。
水砥ぎします。
シャドウ工程。
さらにレッドブラウンで暗めのところをふきつけ。
クレオスのダークイエローで明るいところを塗ります。
ベタで塗ると先の下地の効力が消えるのでそうならないように気を付けて。
迷彩塗装に入ります。これが毎回悩むけど時間ないのでエナメルのレッドブラウンを筆塗りします。
何とかなるもんです。一番早いしエアブラシよりはボケ足も出ませんので確実ですかね。
ドーラ一家の可愛いぼろ船タイガーモス号。
さすがにこの大きさにプロペラはついていませんでした。1/750ゼロ戦のエッチングパーツとかちょうどいいのかも?
出来上がりです。スイッチを入れてみました。ところやはり目立った効果はない。あんなに苦労したのに、
下面には艦載機が3機搭載されています。
イケメンムスカ大佐フィギュアと
うーむ。かっこいい。もっと大きいのが欲しくなりますね。台座の支柱をもっと長くして船体下回りも観察できるようにした方がいいなぁ。
正面。
アオリ入れて下面を見るとちゃんと光ってるよ~
かっこいいんだけど下はあまり見えないの。外すと光らなくなるし^^;
作りは大変シンブルでしたのでこういった内部への自家改造も楽に行えました。かなり自由です。
台座への電源システムは本来なら自作してまっ平でスイッチだけ表に出す工作をしたかったのですが、時間が無くてダイレクトオンさせてあります。
ファインさんジブリメカもっとキット化してくださいw
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