近藤版 陸戦型ジ・オⅡをつくろう。シリコーンレジンで複製する足の先っちょ(その11

エポキシレジンで複製を作ります。

この手のロボットは左右で共有されるパーツというものがありますので一個ちゃんと作れば後は複製することでパーツの左右が同じものを採用することが出来ます。それで制度を上げることが出来ます。

同じ形のものがたくさんある場合も同様です。今回は脚のタコみたいなあの形状を作ります。

この足のブロックです。一本の脚で8個同型のものが円周上に配置されています。最初は粘土でつくていたのですが、どうにもやぼったすぎてダメです。もちろん細部のディテールも付けられないというのも理由ですが、ここは一つ複製でやってみることにしました。

原形はHGジオの肩にあるスラスターパーツです。奇しくも、ジオⅡの脚にジオの肩のパーツを持ってくるということになりました。アンダーカットになっているところをプラバンで塞いで面を均してあります。

計画は2個の原形と4個の原形とし、2つタイプのシリコン型と4個タイプのシリコン型を作ることにします。

黄色の板はスチレンボードです。ダイソーで一枚100円でかなりの量を買うことが出来ます。紙を貼ってないものを選んでね。

これで枠を作ります。

わくの接着にはホットボンドです。液漏れがなく早く固まってくれる素材であればいいのですが、最適なものとしてはホットボンド一択です。

硬化剤を投入。0.58入ってしまったが気にしない。あとこのパッケージの硬化剤少ないから気を付けましょうね。

攪拌します。角っこに残りやすいので隅の方もちゃんと混ざるように混ぜます。

いらなくなった筆、もしくは一本三十円くらいの筆などで凹んでいるところを狙ってシリコンを塗りたくります。塗られたところは目に見えるような気泡が発生することはないでしょうから薄く塗りつけて塗布しておくということです。

終わりましたら、残りのシリコーンを一方からゆっくりと流し込んでいきます。気泡が巻き込まないように糸を垂らすような流し方も以前はやっていましたが特に効果を感じないのでどぼーっと。でも一方向から流すことは大事です。

いま在庫で持っているレジンが古いので固まるか心配。そんなこんなで過去の型にレジンを流してテストしています。硬化が始まったのを確認しましたので次へ。

本チャンの流し込み。2個型で一組の複製を取ります。

余ったレジンがもったいないので過去のモールド型に流し込んで無駄をなくします。

これが複製品。これを成形して4個並べた原形にします。

0.5mmプラバンに貼り付けて出来上がりです。

黄色の枠にはめ込みました。ウェーブのシリコンを使っています。これも1年前くらいかな。必要量1.5キロなら残り500は余っちゃうんですよね。しばらく型取りしなければそれでずっと放置になっちゃう。それがこれです。

容量を計算し100g必要だと分かりました。

先ほどと同じように先に凹んだところに塗りつけて流し込む。

壁面を破壊してシリコン型を取り出す。このスチレンボードは廃棄。

この下に原形が眠っておりますのじゃ

掘り出します。

このように原形と、シリコン型

6個分の型が出来ました。日曜の昼ころから2個型始めて次の日の朝、4個型のほうのシリコン型が出来たのですが、早い方だと思う。

レジンを流します。写真は上にあったものを持ってきただけですがw話の流れが分かりやすいのでw

PP板をのっけて重石を乗せて硬化待ちです。15分タイマーを掛けて待つべし。

8個x2の16個出来ましたところで並べてみた。まだ接着も何も行っておりません。

これがこれまでの脚の造形。やはり手作り感というかやっつけ感というかこういうものですなぁ。形状作っているときから硬化の間に収縮したりいろいろあります。こういった柱状のものは特に予想がつきにくい変形が起きます。

やはり違うな。当り前ですけどね。ヒンジを設けて輪っかにしたいところでもあるし追加ディテールも必要です。今地面にベタ足だけどデザイン画ではもうちょっと立ってる気もしますし。うーん。

だんだん形が加わってきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。