書評「暗殺」

日記

自分の知らなかった世界を見たような気分です。現在、8月20日の時点で15万5千部の八刷りが決定したそうです(これは本当にすごいことです)。

興味がある方はぜひ読んでみてください。この本を読んでいると、どこまでがフィクションなのか、時折、記憶やその当時の記事を思い浮かべたり、報道の内容を思い出すことがあるでしょう。

多くの人が納得しておらず、疑問を持っているあの事件についても触れられています。

この本には、警察OBが「裏があり、単独犯ではない」と語る事件が描かれており、真相を明らかにしなければならないというメッセージが込められています。

なぜ2年も経過した事件の初公判がまだ始まらないのか、あのΩ事件ですら半年後に公判が始まったのに、と考えさせられます。

「陰謀論」という言葉は、権力を持つ人々が、説明を信じない人々にレッテルを貼り、排除するための便利な言葉であり、正義を隠し、言論を封じるために使われていると言えます。

今の日本が非常に危うい状況にある中で、問題点は問題点として指摘すべきだと思います。

著者のインタビューでは、この作品をきっかけに他のジャーナリストが声を上げ続けてほしいという願いが述べられています。

もちろん、登場人物は全く別の世界のものであり、最初のページからいきなり気になる名前が出てきます。

著者がどこまでを真実と捉えているのか、自分の知識と著者の取材や資料がどれほど一致しているのかも興味深いところです。また、我が国の現状について改めて考えさせられる内容でもあります。アマゾンのレビューには「真実から遠ざける可能性もある」との意見も見受けられます。

なるほど、出版物には限界もあるかもしれません。

物語はミステリー小説風で、特に銃器の描写が非常に詳しいのですが、これは著者が研究している分野だということが、著者が政経言論TVにゲスト出演された際にわかりました。

読み始めは少し重たく感じるかもしれませんが、後半になると別の意味で「面白い」と感じるでしょう。最後には推理小説でありながら、アクションもあり、映画のような感覚で一気にのめり込んで読みました。

無頓着だった私も、夏休みにはもう一冊読みました。最近、この手の本が増えて、読んでいない本が積み重なっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました