KOGを作ることにしました。ボークスのガレキです。
ヘッド。
レジンキットにもランナーやゲートがあります。大まかにゲートを残す形でバツンバツンとニッパーでカットした後、残った数mmのゲートをカッターなどで切り落とします。私は超音波カッターで削り落としています。
すべてのパーツの処理が終わりました。ここから煮込み洗浄するのが普通なんですが、ライブまで時間が無くてこのまま一旦組み立てを行います。
レジンキットにはいわゆるダボピンでスナップフィットなどありません。パーツ同士の接続には真鍮線などの金属線を使うのが一般的です。軽いものだとマグネットを使うこともあります。ここでは0.5mm、1mm、2mmの真鍮線を使うことにします。
2mmの真鍮線は普通の金属ニッパーでは切り落としにくいので自分はこういう番線カッターを使っています。多分1000円しないくらいだと思います。
普通の金属ニッパー。1mmまではこれでカットします。
あと線材を押し込むとか、引っこ抜くなどの操作が必ず必要になるのでラジオペンチは絶対必須。これらプライヤー類はDIYショップでちゃんとしたものを買っておきましょう。100均は刃がすぐにダメになるので無駄です。ちゃんとしたものを買っておく方がいいですよ。
金属用ヤスリは2mm真鍮線のカット後の先端でけがをしないように丸めるために用意してあります。頻繁に引っこ抜く場合は特に。
ガレキ組み立に電動ドリルは必須でしょう。2mm径から3mm径の穴あけにはこういった大工さんの使うドリルをお勧めします。これも10kしないし、DIYでお使いになるでしょうし。一家に一台あるといんじゃないかな。
タミヤの電動ドリルです。これは1mm穴を開ける専用に使っています。細部のパーツ穴を開けるだけで数十か所あります。これを手だけでドリリングするとなると疲れますよ。そして時間も数倍必要。
なのでタミヤ様様です。ちなみにこのドリルは3代目w一代目は20年前引っ越しでなくしてしまった。2代目はチャックが壊れた。三代目は4年使い続けています。一個2500円くらい。
ボンドのGPクリヤーで仮止めしておきます。全部じゃなくて緩いところだけで結構です。
耳の脇が出来ましたね。
チンガードの取り付けです。顎の脇に0.5mm線を通します。穴あけですが、流石にこの細さは手で穴をあけてやりましょう。
チンガード側にも0.5mmドリルで左右に穴を開けて
0.5mm線に先端に瞬着を載せて差し込む。この辺は小さいし柔軟性のある新抽選なので微調整もしやすいのでまだまだシビアではない。
綺麗に収まりました。
こちらはレジン製のスタビ。多分補強とか入ってないから折れやすいんだろうな。と開封検品時に厚紙で保護しておきました。過去の俺、丁寧でありがとうw
さて、ショルダーとアーム部へ参ります。
指定箇所の穴を開けていきます。ドリルは1.0mmです。
胴体との接続部は太くなっています。穴開けるところの印も1mmのところより太い穴の後がありまして。2mmを選びます。そしてドリルはデンドラを使います。このドリル、トルクがあって楽だw
肩は中央に接続パーツがあってそこの両サイドに2か所ピンを打ってあります。左右で4本のピンで支えます。これは塗装後最後にエポキシで接着することになりましょう。
アームはガントレットの内部にほっそーい腕を通す形になります。両サイドからサンドイッチします。が、接着ではなくピンで勘合させるのが原則です。
両腕が出来上がり。一部難しいところはありますが、慎重にやれば出来ますよ。剣の先端のデザインがKOGだなぁ。
ミラージュ系のアンクルガードは特有の形状、これまた固定方法が斬新。なんとひざ下のアーマー部に穴を開けて、写真のアンクルガードの下から貫通することで固定源を得るという方法。貫通させるというのがミソだ。
ヒザの脇にあるヒラヒラパーツは塗装後に接着することにします。出来ればマグネットかな?
ばばーんと足が出来上がりだ。
ケツアーマーにマウントが付いています。多分バスターランチャーの何かだと思いますが、その辺詳しくないのよね。いや、忘れ・・・
先の脚と、腰の接続ですが、これもさっきの方法と同じく貫通させることで固定されます。コレ3mm径あるわ。
1mm下穴を開けて2mmにして、3mmへ拡大。
何とか通したけどちょっと角度とかちゃんと見ないといけませんね。
胴体と腰の接続は2mm線です。穴を開けて番線カッターでカットします。
押し込みます。ここ少し歪んでて斜めってます。今夜修正しますわ。パテとか使うの嫌だな。
ケツアーマーにはカウンターウェイトのあるパーツがごちゃごちゃとくっつきます。
左右に分かれておりまして、関節構造がありますな。
ケツアーマーのメインフレームとつないで完成。上半身とつなぎます。
怖いくらいにかっこいいんだけど。
今夜は鍋で煮込んでキシレン成分やら離型剤とかあるのか分からんけど洗います。ついでに変形しているところをお湯で戻しますね。
乾燥→サフ→傷チェック→下地塗装→金色やなんとかをコツコツ塗ってまいります。
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