まずはLR(ライトルーム)で白黒に加工。フォトショでも良。

パラメーターバーを右にスライドしコントラストを上げていきます。

これくらいオーバーにして参考写真としてプリントアウト。

写真を下において見ながら光の具合を調整していきます。まずはホワイトですが、少しだけ赤を入れて薄ピンクになっているもので光源に寺らされたところを選択的にエアブラシします。

このままでも十分グラデーション掛かっていますが、このところはさらに強調するのがマイブーム。

いい感じだね。

白黒赤の三色が頑張ってる。

まだスミイレとかもしれないがカリッカリの写真になっていきます。

とくにホワイトが入ったものは他に飛ぶと修正が面倒になるので付箋メモ紙などでシールドしながらやります。はい、戦車のモジュレーションと同じですよ。

ピンとぼけているけど色のもとのマゼンタと各種クリアーカラー。紫と茶色。


これらを混ぜて影色に調整。

色の陰になるところを選択的に行います。この影はまだ色の濃さはまだ薄い方で調整しています。

このように影の暗部と明度の違いの差を開いてあげています。

細部の調整もしっかりとマステで分けておきました。

モジュレーションの要領ですなぁ。


一番の濃い影はメモ紙にもありますようにタミヤラッカーのLP67のスモーク



今こんな感じですが、まだ修正入れるところが何か所かあります。

この頃とやっていることはほぼ変わりません。
でも、冒頭にあるLR加工での参考写真通りにやったとしてもこうはならないんですよ、不思議でしょう?
それなりの自分の考えも入っていませんと面白くないものしかできません。
ちょっと不思議に思うかもしれませんが、人間の目に映るものとは脳内で変換されてイメージ化されるのだろうなと。それが個性だと言ってもいいでしょう。そのザウォートも自分の脳内変換されたイメージ化を自分の塗装の表現の一つで表したものなのでどれひとつとっても同じものは出来ません。
それが私の思うものであり個性なのです。自分の作品として唯一無二を作り出すというのは大変意義深いものです。
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