
クレオスのウェザリングカラーマットアンバー。このほかマッドレッドやステインも採用。


乾燥後、ブラシで擦ればいい感じになります。

これでおk。下回りはやろうと思うといくらでも時間かかってしまいます。しかもほとんど見えなくなることが多いので自分は「ここまで」と決めて終わります。

油彩。イエローオーカーペールとシルバーホワイト。チタンホワイトは隠ぺいが強すぎでこういうのには使いにくいのでなのであえて選から外しています。

ダンボールにてリンシードを抜く。本当は一時間くらい待てばよいのだが小生せっかちにて数分w意味ないかもw

明るいであろう場所に置く。

延ばす。「油彩は伸びが良い。」の性質を利用しています。

このようになりました。パネル一枚一枚のグラデーションが効いています。これをモジュレーションというのか、グラデーションと呼ぶのかはその人次第ですけど、どっから来た言葉なんだろうね。モジュレーションって言いたいだけでしょ?と、思ったりもしますが、アピールポイントでもあるしなんとも^^;ただ僕はちょっと恥ずかしさが出てしまって。

白くなりすぎた感じがあります。上がりすぎを抑えます。用意したのはタミヤスミイレ塗料。ダークブラウン

物の立体感を上げる為の配色でスミイレ。

パネルラインにスーッと引いていきます。多少のはみ出るのは構いませんが、盲目に全体をドバーっとやってる人は上手になりません。先の明度を上げたホワイトを殺すことになるからです。それは全体の色を効果的に行う技法ではなく単に「既存のすごい技法を行った満足感!」としてやっているだけで完結しています。実はこういう面を知らない人が多いのも事実です。

大胆ですが全部には塗ってないのがお判りでしょう。先の白で強調した部分にはほぼかからないようにしてありますが、大半ふき取ります。

ウェザリングとしての本性はこれだと思っている人が多いが実際は絵を描いているのと同じです。なので絵を描く理論をもっていないと単なる作業であり、技法を通り一遍の効果もへったくれもない単なる偶然を目指すだけになってしまいます。その偶然も見逃して終わりのことが殆どです。

次は角を強調します。使ったのはMIGのDioカラーです。水性のパンチの利いた不透明塗料で濃いやつです。スポンジで塗るとチッピング効果も出ますし、かすれた感じを出すにももってこいです。M60A1の資料写真を見ていると砂漠での使用ですが、乾燥したなかでも汚れはオイルと砂にまみれているのがよくわかる画像がいくつも転がっていました。そういうのを参考にね。チッピングは最後にもう一色暗い色を別日で行います。

プラモデルとひとくくりにすることはできないのですが、ミニチュアを小さな精密なオブジェクトとして捉えるのか、一つの立体物を単に間近で見て「おもちゃ」として見るのかでも随分違う見方になると思います。私としてはそこに「小さな本物」があると思いたい。

あくまで願望ですが、小さな本物を目指したいところです。本当ならもっと工作から手を入れてもっともっと細部も再現するべきなのでしょう。そんな時間も必要なのですが、毎回できるわけもなく無視して塗装だけで済ませようという魂胆w
本物ではない以上小さな本物に見えるように自分の目の高さで実物がここにあって、この高さから見たときにはどのような見え方をするのだろうという想像を元に最終的な戦車がどう出来上がるのか?見えるのか?を考えながら作ることが大事なのではないか?と。
そのように思いふける日々を送っています。それに気が付くまで長い年月をボケーっと過ごしていたのは、それでも通用していたからであって、今はそんな作品には殆どの興味が消えてしまいました。またそのままほったらかしで過ごしていた自分には「見る目」や「模型への考え」が育っていなかったんだと。


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