ウォーハンマーミニチュア塗装　KNIGHT VEXILLORをつくろう

パッケージはブリスターパックで一回開封すると再利用が出来ないのと一気に保管性が失われる。この形式というかキャラメルボックスタイプの箱も海外に多いですね。保存や保管の概念は日本を中心としたアジア圏のほうが優れています。キャラメルボックスは嫌ですねぇ。小さいパーツが紛失しやすく、破損の恐れもあるしね。

ランナーは独特の形状ですよね。箱はあれですけど、模型のシャープさ、精細な様は素晴らしく押し出しピンの痕もない。もちろんバリもなくパーティングラインはとても浅いです。

セットに同梱されているベースを使ってモデルを固定。周辺にテクスチャーを作ります。タミヤテクスチャーのサンドをべたっと塗りつけます。これはこの後上に載せるものの接着剤にもなるので一本用意しておくと、何かと便利。

テクスチャーのグラスグリーンも用意。

小石も載せて、WHのスカルキットのドクロを二個転がしておきます。先ほどのテクスチャーペイントが固まるとこのドクロや小石もかっちり固定できます。接着剤の役割を果たします。

スターラーを購入しました。筆塗りではファレホなどはこれまでネイル用の撹拌機を使っていましたが、このタイプも買ってみたよ。手間数がこれまでのものより少ないので便利ですね。今後使っていくことになります。登場回数増えたらいいですねｗ

先の地面が乾いたところでアクリルのブラックで塗装。

若干グリーン混ぜてを掛けておきます。最も陰になる部分です。ハタ棒を掲げた腕と胸に当たる部分などは影ですから思い切り黒でOK。

次にもう一段明るめの影としてオレンジと茶色を使います。金色のキャラクターなのでこの色を使いますよ。

暗い色から明るい色に変化を与えます。

金色になる部分に影を残しつつエッジを見つつ。

背中に張り付くエンブレム？マリーンとかはバックパックなんだけどこの人はやたら旗や杖が多い人です。

徐々に白を加えて明度を上げていく。

ハイライトと中間の色を作ってさらにエッジを際立たせる。

物質の違うものには逆の色で紫色に振った青などを使います。

ハンマーだからグレーとかもいいけどね。ここは色の差を重視したほうが良い効果になるだろうと算段。

金色の演出のために試行錯誤ｗ青を入れたり茶色を入れたりしますｗ

この辺で終わりにしてもいいのですが、明暗の差が狭い。コントラストの幅や色価をもう少し上げたいところですね。

ハイライトを入れました。エアブラシで出来るところまで塗って時間を短縮ですｗ

細部の塗り分けには筆を使用しましょう。青を入れていきます。

シンボルマークになっている白いビラビラを塗ります。二回くらい塗って発色させました。

すべての塗り分けが終わったら油彩。ローアンバーをオドレスペトロールで溶きます。

ほんの少しプルシャンブルーを混ぜてスミイレ塗料の出来上がりｗ

グラッシを行います。偉そうに言ってますけどフィルタリングとかスミイレと同じｗ

この線を入れることでメリハリが出ます。エアブラシのボケが消えていくのです。

暗い色に使えるし、スミイレにもなるし油彩は万能だぜ！

言い過ぎｗかもしれませんが、私が慣れてるからですね。タミヤのスミイレでもクレオスのウェザリングでもOK。ちゃんと何を使ってどんな効果があるのか、メリットデメリットを自分なりに納得して使うことが大事です。

最後に旗の先端を取り付けますが、ここはコンバーチブルなので軸を打って、入れ替え可能にしておきました。1ｍｍの線を3ｍｍ以下の棒に突き刺す工作ってシビアよのぅｗ

とりあえず旗があると全体が小さく写るので本体だけの写真を載せておきます。

私ってつくづく劇画タッチ。

全体像です。地面も塗りました。

もう一つの旗に入れ替えて見ました。

完成です。ミニチュア熱が上がり始めましたので、また作ろうと思います。