Ⅳ号F型をつくる 1/35タミヤ

Ⅳ号戦車みなさんはどうお考えでしょう。私のイメージはジオンのザクですわ。緑色じゃないけどザク的な位置づけで考えるといいです。いや自分のイメージですのでごめんなさいm(._.)m

まずはパッケージから。

三人箱乗り状態。車長と砲手と装てん手?かな?砲塔ハッチが開閉選択式となっており、砲塔内部のインテリアもある程度再現されていました。キューポラとペリスコープはさすがに透明樹脂ではありませんでしたが形状は再現されていました。過去にタミヤもいくつか作ってきたのですが、浦島太郎状態の私はこのⅣ号では製品として進化してきてると感じます。パーツ点数が増えた。38(t)の時は小さかったから分からなかったこともありましたし一日で組んじゃったしなぁ。

取扱説明書。ランナーの枚数は多くありません。

戦車とは現実に存在したものだから過去の資料から作られているものなのでこれが違うとかここは角度がもっと緩いとか、こんなのついていないとか、そんなことは大目に見ないといつまでも気になって楽しめません。

なので大概はそんな細かい考証的な見地はインスト通りで製作します。語りたい人は自分のSNSで大いに語ってもらいたい。

組み立てましょう。

今回のキットでは特に履帯を特記すべきではないでしょうか。今回のトラックは中央の爪に穴あき表現がなされています。どうやって抜いたのか驚いているんですが、スライド金型なのでしょうけどランナーみたらいろんな方向に配置されてたりします。まじっすか~

こりゃスゲーなぁ。「作られ方を知りたい」男子ハートのドキドキが止まらんw

タミヤのサービス精神

実際のドイツ車では履帯にはたるみが出来ます。なんとこちらもそのたるみが自然に出来るように角度丸みを付けたトラックがパーツ化されています。しかもトラックを接着するための角度付きのジグパーツが付属しておりましてそれに載せて接着することで解決するようになっています。至れり尽くせり。

京極氏「なんちゅうサービス精神や。」

組み立てします。

戦車後部から組み立てとなっていました。排気管とマフラーの合わせと配置。リアアスクルの組み立てです。これがまぁどのパーツもピンとパーツ位置がばっちり来るのでこっちはゲートさえ処理しておけばSPなどの流し込み一つですべて組みあがります。しかもパーツの配置も間違えにくい気配りを感じます。

このディテールを見てもらいたいです。こんな複雑なパーツがみっちり。横に渡っている板状のメンバーとかあの薄さで歪みなしで良く抜けるわ。

ギアボックスのリベットもいい具合に配置されてる。こんなんほとんど見えんところじゃよ。廃棄車両作るときに役に立つのね。高度すぎてやりませんけど^^;

ボギーもサス留めもパーツ化でも楽に組める。

ボギーパーツは一体成型となっていました。シャシーに貼りつけます。省略すべきはちゃんと省略してくれるそれがタミヤデフォルメ。一発成形であっても素晴らしい。

履帯の妙技

履帯です。私の組み立て方は板に両面テープを貼ってそこに並べていくごく一般的な手法。ならべたところで流し込み接着剤を流し込んで固める。時間との勝負ですが中途半端に固まったところでぐるんと転輪に巻き付けて一晩固定するってのをやります。

履帯トラックは一個一個ランナーから切り離してやるキットもあればタミヤのように5トラック6トラックがひとまとめになっているのが最近の手法でしょうか。難しすぎず出来上がりはベテランのようなたるみ具合で完成することが出来るようになっています。

写真の板と車両の間にある履帯はジグの上で乾燥中の上に乗っかる予定の履帯です。これらを1つなぎにしてぐるりと回すことで出来上がります。

すこーしだけ怖いのでマステを巻き付けて次の作業に移ります。あとこの履帯の巻きはどこの動画でもなかなか出てないので詳しく出したいところですが、あまり時間撮れませんので省略しそうです。ごめんよ。上面装甲を取り付けてみます。こうほうから 引っかけるように取り付ける。

上面装甲の取り付け。

正面側の合いがどうなるか。

これすごいのよ。ぴったりです。どっこもひずんでないよ。上面装甲部分は大きなバスタブ構造に装甲パーツを箱組する方式ですが、歪みが出てない。こんなの0.5mmとか隙間開いても気にせず接着してしまう私ですがこれって最後まで接着しなくてもいいかも?!(冗談です後程接着しますよ。)

指で押さえていない状態ですが浮かない。フェンダーとフロント上面のに隙間が出来ません。

オードナンスA導入(アスナロウモデル)

アスナロウモデルのオードナンスA(車体の下にある土台)を購入。私こういうの目がない。ヨドバシで見た瞬間ポチりました。

どういった仕組みになっているかというと裏返すとギアのようなねじがありますが、そこにボルトナットで止める構造です。左右で前後幅を調整することができますので車両ごとに自分で自由に設定できます。

 

出来るだけ上からアクセスできるところに3mmで穴あけして止める。この3mm径のナットだけ自分で用意すれば良い。今回はこの付属のねじをそのまま接着します。6個くらい付属していますので3台くらいはok。でもいずれは自分で3mmナットで締めることになるでしょう。完成後に板に乗せステージ化させるのにも役立ちますしね。工作作業塗装作業もこれで捗る^^

牽引ロープの組み方はデフォルトです。ひもはキットに付属。エナメル線も同梱されていました。インスト通りにしておきます。

砲塔室内のインテリア再現

ハッチ裏側になる部分は先に塗装しておくのがいいでしょう。

さて、このキットではフィギュアが3体付属しております。車長、砲手、装てん手?なのかと思いますが、3名が箱乗り状態のシーンが再現されたパッケージになっているわけですよ。ということは?車内が見えるかもしれない! え!?

箱乗りですからね。

当然車内が見えてしまう恐れがあります。恐れです。見えても暗くてわからんのに”!というのが正直なところですが。私はずっとこの車内を塗ることを続けて居ます。白サフで成形色を隠ぺいし、ガイアカラーのインテリアカラー(専用)を塗っています。

ハッチ類の汚しはもちろん、チッピングまで行います。

キューポラハッチなんてまぁひどいもんですね。パッド部は後で塗り分け。

砲かの部分はさすが短砲身。みじかっ!というくらい短いあの短距離の薬室内で爆発した後砲弾が飛んでいくわけです。室内も狭いから当然かもしれませんね。

ゲペックカステンを取り付けます。ゲペックカステンは道具入れだからと侮るなかれ。この箱すべて6面構成。ハッチを切ったら中身を入れることが出来ます。此処までの精度を見てきた通り、この箱もバチピタで組めます。ゲート処理すればSP一本で箱になる気持ちよさ。むふーw

箱組した後の砲塔内部を見てみましょう。上の写真にも白く塗ったものがありましたが、壁面全部板から箱にしてあるんでっせ。イヤーオブバチピタ賞を上げます。一面どこみてもヒケが見当たりません。昔からですけど素晴らしい品質管理。

ハッチが解放された時の中がどう見えるのか。

車体に取り付けてみました。現在OVM取り付け作業中。左方面写真。

右方面写真。

予備履帯とかジャッキが見えます。クランク棒やバールなどを取り付けたりライトもあります。

これら車外にあるパーツが常に全部そろった状態で何度も戦闘を繰り返すことが出来るのであろうか。私は甚だ疑問を持ちます。

塗装が新品なら工場出荷状態ですが、流行のはがし塗装やチッピングやらやっているのは使い古された状態だということだし。その装備なんて被弾したり他者に剥がしとられてたり、なくしてしまったりすると思うのよね。タミヤさんクランプだけのパーツもいれてくれんかの?

今日の記事で組み立て終わりましたー!って言いたかったんですが、砲塔室内を塗ってたりで時間が足りず今日はここまでとなります。シーユーネクストタイム。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。