TAMIYA1/48 ヤクトパンターをつくろう 完成

完成です。

古いキットですけどヤクトパンターとしての形はかっちりと組み立てが出来るようになっています。手に持つと重さを感じるダイキャスト製シャシーはちょっと邪魔ですけどね^^;

OVM塗り分けによる色とりどりの側面。ここはひとつの演出の場です。横に伸びる牽引ワイヤーはまだ取り付けていません。一回仮に固定していたのですがあまりにも主張しすぎてて撮影時に外しました^^;

上面装甲のウェザリングは毎回悩むわけです。ここの色をどうするかを。今回は下地から積み重ね、最終はウェザリングカラーを使っています。パンター自体はケルプカラーが色あせた感じでさらに色の変化を持たせるようにしています。

チッピングはすべてスポンジです。カラーはファレホのブラックグレーを使いました。

細やかなホコリと雨の痕の表現とでも言いましょうか、これは全部濡らしたところに置いたウェザリングカラーの乾燥の痕のみです。乾くまでの間一切触らないことでこれが出来上がります。やりすぎな感じもあるのですが、ふき取ることも可能ですので塩梅は調整可能です。今回はこのままにしておきます。

マフラーは基礎の色にガンメタルを塗った後ウェザリングカラーの赤さび、ダストオレンジをまぶすように塗ってあります。1/48となると細い管にしか見えないのが困ったものですね。ジャッキはピグメントをまぶす程度で良いでしょう。

予備履帯の周辺は錆びを浮かせるようにダストオレンジを上からかけた後油彩のバーントアンバー、バーントシェンナ、アイボリーブラック、シルバーホワイトでたたきました。

履帯の泥は下地はラッカーフラットブラック→ウェザリングカラーのグランドブラウン→ピグメントのシャンナ→ふき取りで出っ張ったところを露出し、そこにタミヤウェザリングマスターのシルバーやチタンをこすりつけています。手順を守れば車両に使えるひな型になるので良いですよ。

埃がかぶるところのなかでもすべてにおこなうのはぼやけてしまう原因になるので叩く感じに塗料を置いています。

履帯の裏面に押し出しピンが見えちゃってるわー。消しておくべきですので気になる人は是非^^;

前回の1/56と

今回の車体の色はなかり実験的に振ってみたのですが、おおむね良好な結果を得られました。

この調子なら迷彩塗装も何とかなりそうで、1/35でも試してみたいところです。

2 件のコメント

  • パッと見で1/35だろうと思って見たら1/48とは驚きました。密度感があってスケールを感じさせない出来ですね。
    色味も様々な色合いが重なって、ダークイエロー単色なんだけど表情豊かで素敵です。履帯の組み付けなど、次回、戦車モデルを作るときに参考にさせていただきます。
    pzeroさんの動画は海外のモデラーさんの動画のように、楽しんで作られてるのが感じられて、いつもやる気を分けてもらっています。
    リアルタイムの配信では萎縮してしまいROMってしまうのですが、これからも応援しております。

    • 応援並びにコメントありがとうございます。
      スケールものを作る出戻り?になって半年が過ぎました。こう見えて結構書籍を読んだりしてきたのですが、一向に変わらない時期が数か月。
      このままでは「ガンプラに着色しているのとなんら変わりがない。」と。
      先日のSA誌の横山宏先生の記事を読んで合点がいく話を目にしました。そこからの3作目となります。流星改とファイアフライが前作。
      この塗装には自分の絵の考えが盛りつけられるので確かにスケールに錯覚が起こりますね^^;

       雑誌読んでみたりしてると製作テクニックが全てになってしまってて、横山先生の記事を読んだらそうじゃないってことに気付かされました。 

      ライブ配信は自分もみなさんから元気をもらったり貴重な情報をもらったりします。同じテーマを探求する者たちの集まりですので
      気軽に参加して楽しんでくださいね^^

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