














撮影の条件はこんな感じ。
あとは写真現像ソフトを駆使します。
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KOGATのガレージキットの感想
滅多に手に入るものじゃないでしょうし、購入する人も限られている製品であります。ただFSSの中でも屈指の人気を誇るKOG、作中の中でもアトロポスをはじめとした三姉妹はストーリの軸にもなっていますからね。そりゃ注目の的であります。
製作ではシンプルでかつ流れるような美しい造形の内部構造を擁しつつカバーをかけるように作業が進みます。完成後は上から下までまとまったパーツ一つ一つが精緻に組み合わさったデザインを余すところなく再現されています。
ただし、ガレキの製作ではパーツ同士の接続でかなりシビアになる部分があります。例えばガントレットの羽根などは軸が一箇所で支えられていますが、深さも1.5mm程度の距離しか稼げないところがあります。
「得意のマグネットで~」なんて余裕もない場所で固定軸の脆弱さに対しそのパーツの大きさから少しの外力で脱離してしまうような繊細さがあります。
例えばこれを接着で対応した場合、根元から破損する恐れもあるので、ある程度のあそびのある接続方法が求められます。私は1mmアルミ線の柔らかいものを用意しました。
このように素材材料の種類や荷重のかかる場所への適材を選択する経験値が必要になります。ガレキってそう言うものですから、製作する人は初めからその覚悟で購入されていますしね。価格は33kです。
塗装に関して
これまで何度も記事に書いていますように、ベタで金色を塗るのはあまりにもナンセンスだと思っているのです。これは私だけに当てはまるものだから誤解のなきようお願いします。
過去、何度も様々な機体に金色を塗ってきました。市販のゴールドは一応メタルカラーなのでベタで何度も吹き付けたらその色そのもので終わります。誰が塗っても同じ結果になります。
「誰が塗っても同じ結果」ってのを嫌う私として「今まで何を学んで実践してきたのか。」というテーマを問いかけるわけですね。コレとても重要です。テーマが消えたら製作そのものに意味がなくなります。同じものを同じ手順で作るだけなら誰だって同じのが出来るでしょう。「誰にでも同じものができる。」そんなものには価値がない。
オリジナリティが少しでも出せることを追いかけています。見た感じあまり効果が分からない裏地にグラデーションを入れてマスキングをしていればそりゃ時間もかかるし手間も倍になるでしょう。
でもその手間こそが自分そのものです。時間をかけても思い描いたものが出来ることを目指しているのですよ。
これからも頑張るよ~w
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