初代のパッケージのシャアズゴ。価格は300円です。安い!子供のころに出来なかったことをやるのが今シーズンのテーマです。シーズンの切り替わりの基準はと聞かれると解除宣言の基準と同じくらい私の胸先三寸です。
袋カァーッツ!
接着面の整形。MDF板に240番のペーパーを貼りつけたもので砥いでおきましょう。
砥いだ後の接着面は流し込みでガチりと食いつきます。
左下の写真は引用しました。このポージングに近づけるように改造します。中身がほぼがらんどうのこのころのキットは思い切りよく切り刻んで固定していく方針です。
関節の中の邪魔なものを取り払い、レジンブロックに置き換え。写真は腕の付け根ですね。他には肩と足に施します。胴体と腰はブロック製作で接続方式にしました。
こちら肩のつなぎを作るところ背中の内側にレジンブロックを仕込みます。両肩の軸をつなぐための垂直メンバーを製作します。
もう一つレジンブロックを用意しアルミ線でガッチリ固定。
これで水平から垂直への片持ち梁のメンバーができました。片持ち梁(カンチレバー)でもかなり強力です。
肩の軸からのぞけるあの穴はアルミ線を通すための2mm穴。
これで軸を通せました。それと腕が短いのでパテで延長。ワンブロック分は足していますね。
写真を見ると肩幅が広すぎるのが気になりましたので両サイド3mmづつカットします。
超音波カッターで切ります。粉も出ないしとても楽です。
片方をカットしました。両サイド行います。
ヘッドの形が扁平形状です。ここは丸みを持たせたいのでパテ盛りします。最終的な見た目の印象も変わるところです。是非やらねば。
高さの目安となるプラ棒を貼りつけました。中央を2mm。サイドに1mmの基準を設けておきました。
フィニッシャーズポリパテを採用します。
なんと初期硬化が5分だと?!動画中に収録しておきました。
練って盛り上げます。若干やわらかいのですが。なんとか盛りつけます。
マジで5分で固まった。ペーパー掛けられる程度になるには10分くらいかかったかな。でも硬化までに水砥ぎの準備をしてちょうどいいくらい。硬化早いね~
いつもの造形村のポリパテもいいんですが、硬化の速さはこちらの方が1段上ですね。というかこの色にはロックポリパテを思い出すんだけど・・・。
二回盛りしますが、硬化が早いので何の躊躇もない^^;最後までモノアイレールの彫刻は後回しでいいでしょう。今はポージングと改造のほうに集中します。
右足の太ももが直線的で膝立ち座りが不自然でしたのでここを曲がった角度をつけることにしました。中央で扇形にノコで切り込みを入れます。
こんな感じでカットして割りました。綺麗に整えて角度を付けて再接着します。
全体を戻して不具合を見ていきます。しゃがんだ時に足の裏が接地できていません。金属の棒が下をすり抜ける隙間ができてしまうのです。
ここはやはり思い切って内部の関節構造を取り払います。そしてレジンブロックを接着しました。内部がガランドウなキットほどやりやすいですね。
ヒザのほうにもレジンブロックを設置します。余分に飛び出たところはジルコニアでカットします。
勢いよく削れます。これプラだったら溶けますし、パテだと目詰まりします。レジンブロックは粉が飛び散るけど防護メガネとマスクしていれば現状ベストチョイスと言える素材だと思います。
アルミ線でつないで足の接地を見てみよう。
ばっちりじゃないですか。漫画サンダーボルトで描かれたサイコザクみたいでかっこいいw
ガワをかぶせてみました。
背中に盛り上げたパテと腕のラインも綺麗につながったし恰好は大まかに良い感じになってきましたね。
背中のパテ盛りで首の後ろのモノアイレールが消えましたのでここを復活させます。記録しておいた写真をもとにします。
上の写真を見ながら鉛筆でラインを描き込み。
彫刻刀で彫りました。
胴体を接着します。この胴体中身がスカスカなのと接着面積も小さいので作業中の破損も心配なことから板を追加しておきました。
前後接着。
腕の丸いところが少々短いので3mm延長します。その代わり上腕のほうでも同じくらい短くしました。
3mm分プラバンを貼りつけたところですね。
上腕では前腕を長くした分の3mmほど短縮します。短くした上腕を再度接着。
上腕部の蛇腹パーツの形状をそれとなーく修正します。木部パテ採用。
ディテールアップでアイキャッチ追加です。足裏のカット。
そのカットしたところに合わせてプラバンを切り出します。
ドムの足裏で作ったレジンパーツ化させていたものが数枚余っており、これを利用します。
切り刻んで押し込みました。雰囲気あるよね^^;
水洗いしてまいります。サフ→表面処理修正→基本塗装→pzero塗り。
一回目サフ終わりまして、ポージングさせてあります。今夜二回目サフして基礎塗りしますね。この記事もここで一旦終わりにします。次回シャアズゴックは塗装の記事となります。
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