ジャーマングレーを使います。黒に近いグレーならなんでもいいのですが、この作品ではXF1などの真っ黒は浮いちゃうから使わないことにしています。
ウォークウェイの出来上がり。
尾翼先端は黒指定ですが、ここもネイビーブルーで塗りました。中央サイドに四角い小さなダクトはベアメタルの色になります。EXシルバーを使いました。
ちょうどいい具合の落ち着いたシルバーです。
主翼のフラップの取り付け。GPクリアーです。
デカールを貼る準備をします。ここまで塗装で表面が少しざらつくところがあります。見る分には見えずとも、デカールを貼ったらそれがシルバリングを起こす原因になりますゆえ4k番で軽くこすっておきましょう。
こういった垂直面が近くにある影にできやすい。
主翼展開部のスジ汚れのデカール。
マークセッターを使って、最後にソフターを塗る。
面積の大きなデカールが多い。飛行機モデル特に1/48ではアニバーサリー塗装などのデカールがそれで、もともと艦載機はマット塗装なのでシルバリングが起きやすく注意が必要です。デカールの乾燥までの間良く見ておくと乾燥中にシルバリングが起きていく様子が分かります。
この星条旗は2枚のデカールで構成されます。下地が白でその上に貼る。すなわち下が黒スケするのを見越してのデカール設計でした。
アレスティングフックの縞模様デカール。細く丸い棒に貼るのは大変厳しい。各種軟化剤を使います。軟化剤入りのデカール糊をベースに貼り始めます。
上からマークソフターで押さえていく感じ。
センサー部はダークイエロー+ホワイトです。どの写真見てもここは何度も塗り重ねられています。しかもFRPだかのパテ盛り風でモリモリになっていることが多い。キットみたいな綺麗な形していません。
エナメルで塗り分けが終わってデカールも乾いたところで艶消しクリアーでトップコート
各小パーツもトップコート済み
ウェザリングですが、この日木曜日でケツに火がついています。普段ならここに時間かけるのですが、もう無理。エナメルのスミイレ塗料でスミイレを行うつもりでパネルラインをなぞる感じにしました。
このようになっています。十分かっこいいんですけど、光の具合を調整する作業は全くなし。ちゃんと仕事してるし、もうこれは限界時間突破で朝4時過ぎまで頑張ったんだからさ。
ふき取り
脚部格納庫のマスキングを取り除きます。
インテークの詰め物も撤去
ディティールアップパーツのピトー管にGPクリアーを塗る。
機種先端に取り付け。
やはりアルミ挽物は格別w
UHFアンテナやセンサーの取り付け。これもGPクリアーが最適でしょう。ガッチリ接着すると折れて壊れる恐れがありますが、このGPクリアーは接着部でずれたり曲がる程度でパーツの破損が起きにくい。完全に硬化するまでは時間的余裕が出来ます。
製作時の裏面を見たり後ろから見たりするときにどこかを手で持たねばならず機種は特に触るところだから注意していても指で引っかけて壊してしまう最も危険なのがこのプローブパーツなので、その意味でのGPクリアー接着剤は偉大です。
ガンダムマーカーの赤で格納庫の扉の内側のヘリを塗ります。これこそマーカー独自の利点でしょう。完全に筆に対しての優位性が上。マーカー>筆。
キャノピーの保護用のマステを貼ってどこにも干渉しないのを確認して裏を向けます。
主脚庫の扉を取り付け。
ランディングギアの接着。ここは溶剤系接着剤で固定しました。
扉の接着形式はダボとピンの関係です。四角い板と四角いダボに接着剤を塗って貼る。もちろんGPクリアーです。
ギア格納庫と支柱を合わせて接着。
パイロンと増槽タンクの取り付け。
フェニックスパレットも付いていますが、フェニックス自体は設定にされていませんでした。基部のベアメタルだけ光っていますね。
TARPSのマスキングを撤去
内部のカメラのレンズが見える。でもここを見るにはひっくり返さねば見えませんからなぁ。
エンジンノズルの取り付け。
垂直尾翼はマグネットでくっ付くように改造しています。仕舞寸法高さの解消に貢献。
両サイドから主翼を差し込んで出来上がりです。
F14トムキャットは可変翼と呼ばれる翼を展開したり知事めることでスピードや揚力をコントロールしますゆえ可動部はこすれるわけですね。おまけの空母の上に載ってるものだから潮風による塩害もあるとか。
条件と環境、メンテナンス費用もかさむ大変さから不採用になったのでございます。
次回は写真展示です。
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