戦車を三日で作るチュートリアル

MMスケールモデル

目次

イントロダクション

「戦車を作りたいのですが、初めてでもできるところが見たいです。」

というリクエストを頂きました。

タミヤ48のTiger1を使います。

戦車と言えばタイガー1。誰が見ても解る有名な戦車で、安価でどこでも手に入り国内最大大手メーカーのタミヤさんから発売されています。昨年ダイキャストシャーシからプラ製シャシーへとリニューアル。重さを得るために4つの金属製のオモリが付属しております。

このエントリーではそんなキットを組み立から塗装完成までをお送りいたします。

製作開始

オモリの固定パーツをカット。

オモリ取り付け。流し込みSPで接着

固定用3mm穴を開けます。

1mmプラバンを用意しこれにも3mm穴を開けます。

このキットにはあらかじめ3mmナットを仕込むためのモールドが付属。このモールドに自前で用意した3mmナットを押し込み下から固定用ビスで留めておきます。このモールド自体が低くナットが上に飛び出た形になります。固定用ビスを外した後このナットがどこかへ行方不明になり車体でカランコロンと外れて踊りださないようこの場にとどめさせるための蓋を取り付けましょう。そのための下駄をナットモールド周囲に3mm角棒を適当に切ったものを貼ります。3つで十分ですw

このように下駄を履かせます。

先ほどのプラバンに3mmの穴を開けて理由ですが、もしも別の固定台なりジオラマに取り付ける際、長いビスで固定するときに下から押しあがってくるビスがプラバンを突き抜けてこれら内部の構造を壊してしまう恐れがあります。なのであらかじめそのビスが上に抜けられるように穴を設けているわけです。これでナットも固定されますね。

転輪と履帯

初めて作る方が思い悩む転輪の扱いです。転輪や履帯の塗装、車体の塗装を考えると、どうやって塗ったのか、キャラクターメインで作っている若い人には到底思いつかない作り方塗り方になると思います。なんとピットマルチ糊を用意します。転輪の軸にほんの少しでいいので塗ってください。

組み立てていきます。履帯は付属のランナーにガイドがありますので形を整えながら組み立てます。

そして、説明書にはありませんが、転輪と履帯は流し込みSPで接着します!あと、大事なことはここまでが一日目。履帯をくっつけたら地面において静かなところで乾燥させて次の日に臨みましょう。

ボディの組み立て

ボディの組み立て。箱組の単純なものです。

今回は横っ腹に来るフェンダーや予備のロープなどはくっつけませんので、キットに開いている穴をふさぎます。1mmドリルで開けた穴にノバシランナーの端っこの残りを差し込んで流し込みSPで接着。乾燥後カット。

ペーパーを当てて綺麗にしておきます。

フェンダーカット

フェンダーを切り飛ばします。ニッパーで線を入れてメキメキと折りました。

多少の荒れはぺーパーで処理。泥汚れが付くところだしあまり気にしなくても良い。

もちろんフェンダーを残しておいても結構です。今回の作りはお手本を「taiger1」「冬季迷彩」で検索し一番塗りやすくカッコイイ画像を検索しました。その写真を見ながら塗っていくことにしています。極初期のタイガーはかなりシンプルでした。

プラの地にサフを吹き付けます。ぶっちゃけほとんどが見えなくなるので色は黒でもグレーでもレッドオキサイドでもあまり影響はないと考えます。筆塗りならなおさらです。エアブラシで下色を気にする塗り方ではありません。またエアブラシで塗ることを前提にするならB&Wなど違う方法を選んでいくことでしょう。

筆塗り

転輪を外したところにはプラ地がモロ出っ放しのところがありますが、気にせずアクリルジャーマングレーやナチュラルグレーなどを適当に混ぜ混ぜしながら塗ります。

初っ端真っ黒に見えるくらい黒いですね。

転輪にもしっかりと塗装。履帯は別口で塗るので塗らなくて良し。

グレーにブルーを混ぜて少々明るめのブルーグレーを作ります。

グラデーションを効かす。

上の方を明るいものをぬって 

上と下の色を横に伸ばしてグラデーション。

最後は縦に筆を入れていい感じのグラデが出来上がります。

上面のグラデーション

上面の塗り方はどうするか?右上から光が当たっているものとして四角の右上端っこから左下端っこへ向けて暗くなるように設定します。この光の方向は右でも左でも結構ですが、後方を明るいものとすると白バックの撮影では逆光効果になって見栄えが上がります。

あとは先の法則に従って出っ張りのパーツにも同様にしましょうね。この出っ張り一段明るめってのはこの数年追いかけてて出現しているメインストリームの一つです。覚えておくといいでしょう。

迷彩の準備

水色鉛筆を使って迷彩パターンの下書きを行いましょう。この水鉛筆はその名の通り水で溶けるのでふき取り可能です。影響のない色を選んで下書きすることです。いきなりパターンをフリーハンドで塗っても失敗します。必ず下書き。パンツァーパテなどを使ってもいいけどこれまで戦車を作ったことない人がもっているとは思いません。また水彩色鉛筆が無いときは鉛筆でも結構です。あとで消しゴムで消せますしw

背景にある写真がいかしたお手本の写真です。A4に印刷して見ながら塗るといいですよ。

このお手本の迷彩の形がめちゃ微妙なカッコよさを出しています。全く同じにできるならそうしましょう。自分オリジナルでやると絶対おかしなことになります。覚えて損はありません。様々な迷彩パターンを知っておく、資料として残しておくことは後にいざというときに役に立ちます。他のキットにも応用が利くしね。

こんな形ですが若干修正も加えていきます。

上面の迷彩も

下回りの汚し

さて、いよいよ車体下部のハル部を塗ります。ほとんど見えないところだけどね。

ワイルダーのテクスチャペイントを使います。が、ほとんどの人は持ってないでしょうからここはタミヤのテクスチャーペイントでもOKですし、なければ次へ移動しても構いません。車種によってはこのハル部が丸見えの場合があります。なのでいつもの塗り方として下に泥や小石が詰まった感じをこれで作っています。

ライトグレーを塗った後、クレオスウェザリングーペーストのマッドブラウンを塗りつけます。テクスチャーペイントまでは行きませんが、これ単体でも結構盛り上げが出来る素材なので助かります。

履帯へも塗りつけます。主に頂点と頂点の間の溝ですね。ここに擦り付けます。乾いたら出っ張りのところにタミヤシルバーグレーをスポンジに含ませサーっと擦るといい感じの臨場感が沸いてくるのです。

完成展示写真

突貫でやったのでめっちゃワイルドw

茶系でスミイレを追加しています。

以下黒バック

最後の仕上げにはOVMの筆塗りを行って全体にホコリ汚れとしてウェザリングカラーの白とサンドイエローを白多めで混ぜたものをフィルターしています。ここで大事なことを言いますが、このフィルターは上面だけにして側面はそれを行わないように。守ってください。大体みんな全部にまぶすんだけど

”大間違い”

出来上がりが変な白っぽいものができたり、黒っぽいものが出来るのはその所為です。

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