もくじ
フェースマスクの整形
コメントでご指摘のあった部分です。板の上にゴム粘土をおいてそこにくっ付けています。
シアノンDWと天花粉を混ぜてペーストを作ります。
つまようじで上縁の先端にかけて盛りつけます。あと鼻のスリットも埋めておきます。
少しオーバーハングになっていますが、削って調整するのでこのくらいがちょうどいいです。あとはアテギのついたペーパーで形状を整えていきましょう。
とりあえずこんなところ。鼻のスリットはエンド部分が丸くなっていたところを鋭利な三角に修正しておきました。左目の目じりが下がっていたものを修正した感じですが、左だけやると右もおかしくなるので左右同時で見比べながらやるといいでしょう。
肩のジョイント
胸部に刺して固定する骨ですが、この部分きつすぎなのでピンになる部分の面を削ってキツさを調整しておきます。こういうの大事ですよ。おっくううがらずにやるべし。
「スムースに入るが、簡単に抜けることはない。」程度に調整しました。
胸部ユニット
胸部パーツの合いがきつくて浮いてしまっています。各所緩く加工していきます。まず見えるダボは全てダボカッツします。一箇所ではなく二か所のダボカッツです。
胴体内部に入る腹部との接続パーツも〇で囲ったところのピンを半分くらいにカット
相対するピンのほうも斜めカット。
この小さなピンも斜めカットします。ありとあらゆるピンとダボは加工を入れました。
手で押さえて反発する力がなくなったらOK
上面の両肩に接続する平ピン。マークしたところ、ここは半分くらいにカットしておきました。反対側のパーツに穴の底になりますので見えちゃうかもだけど完成後は肩のアーマーで隠れるかな?
肩の上面の斜めライン。後方からくるパーツとの接合部が複雑にピークを成すところです。マーク部のところに出っ張るのでこれもやすりでスムースに均しておきましょう。
背面のパーツが収まるダボの部分、薄皮一枚剥がす程度に広げておきます。
何とか一番隙間が減っている状態になりました。あとは接着して隙間埋めで溶きパテ入れることにします。
肩ブロックの隙間問題
正確にはショルダーアーマーとその帯モールドパーツの接合部の隙間。です。きちんと奥まではめ込んだ時このような隙間が発生します。パーツ同士のチリがあわないので材料収縮によるものかな。ピンとダボにかっちり入れると大なり小なりこうなります。
ここの隙間を解消したいと考えました。タダこのパーツのところにパテを入れるのか、下のパーツにも隙間がある。両方同じことをするなら、アトハメ加工が必要。しかし大きな肩の内面も塗る対象だから今接着すると中がマスキング塗り分けとか困難極まりない。
この部分を合わせると下の方がずれます。
1を合わせると2の背中からの動力パイプが収まる穴がショルダーパーツの面に納まらなくなる。ということで
あの赤いラインで切り離すことにします。実質延長工作とアトハメ加工の同時進行。
0.2mmプラペーパーを出して短冊にカット。
ピンとダボはギリギリ接触するくらいまで切り飛ばします。これが前提でこっからの作業をしますよ。
先の線のところでパーツをハイパーカットソーでカットします。
カット面に0.2mmプラバンを貼る。どれくらい不足しているのか分からなかったからとにかく追加追加で貼っていくことにします。切ったパーツの上と下のラインが崩れないように注意。
本来収まるところにゴム粘土などでくっ付けて出来た隙間の場所以外も注意を払いつつ隙間にプラペーパーを挟んで接着。下のパーツに接着剤が流れ込まないようにマスキングテープで養生してあります。
隙間が楔状になっているのでペーパーのほうも先端に行くにつれて薄くなるようにサンディングで調整。
ぴたりと挟んで流し込み接着しました。
余剰分をカット。
さらに上から瞬着。
裏面には強度確保のため瞬着+重曹でガッチリ固定。
k露絵にてアトハメと隙間埋めが出来ました。まだ塗ってないし、少々不安も残るけど考えられる技術を投入したので満足じゃ。他にもいい方法があるやもしれませんね。
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