JSU152 その7 ベースと地面

せっかくの車両には地面を付けてやりたいと思います。

失敗したところがいくつかありましてね。何度もやらんと道は究められません。甘くはないのだ。がんばろう。

グランドワークを行うっ!

まずは車体の大きさを勘案した地面をカット。このスタイロフォームはこれまで塗装時に突き刺しで利用していたものをリユースしています。車体が埋まり込んだ形にはんだごてなどで溶かし凹ませます。

ニクロム線カッターなども使って地面のヘリに変化を付けましょう。

正月の大阪旅行で買ったジオラマ粘土を使いました。

樹脂素材粘土と書かれていました。中身になんかスポンジ?のようなものが練り込まれています。薄く延ばしてフォームへ貼り付けています。フォームとの間には水溶きボンドを塗っておきましょう。

JSU152のゴム履帯は使用していないのでこれをつかって履帯の痕を付けまくる。他の車両も通った感じにいたします。あとで追加するものでほぼわからなくなりますがこれは一つのセオリーです。

側面の不正部分を壁補修材を塗りつけて均質化。

硬化したらペーパーで整えます。これで黒でも塗って最終の側壁にしても良かったんですが、上のほうにある隙間が見えますでしょうか。乾燥器に入れたりするとこの隙間が広がるんですよね。場所によっては5mmくらい隙間がでるの。経時的変化もあると思いますが、どうやら上の粘土が下のフォームを引っ張って収縮してしまって反っているようです。

この下面の下にはもう一枚別の板とその周辺にハバキを立てて干渉スペースを設けた枠(額縁そのものだけど)を入れないとね。板一枚では湿度の変化で発生する収縮に対応できない。金子先生の言ってたことを思い出した。

ほんま言い訳でしかありません^^;

さらに粘土とフォームにも隙間が出来たのでテクスチャーペイントで埋めます。色に関しては後から全部上塗りするので関係なしです。

水溶きボンドを塗りたくりました。

赤い色の小石をパラパラ。100均のゼオライトです。(ガーデニング植木コーナーを見てね。)

金魚鉢用の砂を撒く。

ジオラマ用素材のフォーリッジやポワポワ草を貼る。コケ関係も貼りますけどライケンは低いものだけを貼っています。すぐに現実に引き戻されるんですよね。ライケンは見た目がすぐにばれるのがちょっと使いにくいの。

色とりどりですね。こんな地面もあっていいかもしれませんが、今回のJSU152には合いませんので塗ります。

エアブラシでハルレッドに黒を混ぜたものを最初に塗って上からさらにダークイエローやらなんやら吹き付けて今のようにランダムな地面の色にいたします。灌木の植えたものも高さが妙に合わなくてカットしました。

設置します。注意すべきは地面と履帯の合いです。最初良かったんですけど乾燥後になったら合わん。重いはずの車体が地面から浮いているってのは良くないのですよ^^;まいったまいった。

ということで必死で誤魔化しましょう。土のパウダー類をまぶす!誤魔化せ~ww

パラパラと。

根っこを巻き付ける。アンブッシュでもっと派手にしてもいんですけどあまりやると元の車両がわからなくなるのでここはぐっと我慢です。最近載せすぎの作品が流行ってるらしいね。むふーw

地面のパウダーや草木を固定するために水溶きボンド水を垂らします。アトマイザーで霧吹きしてもいいけど100均のぷしゅぷしゅとは言えど一発で壊れるし、ここはスポイトで垂らしています。

リアルになったw

楽プラで放置車シリーズでも作ろうかな。

ベースの側壁には黒い厚紙で覆いつくしました。これは以前からやってるんですけど今回特に隙間がこんなに開いてしまうとは思いもよらず。もうちょっと地面の土と紙がぴったりくるはずだったのですけどねぇ。

隙間を埋めるのは諦めますが、いつも使っている素材を一つ変更したがために後に大きく響くことを経験しました。あの樹脂粘土は質感はいいけど私の作り方にはあってなかったみたいです。

土の色、車体の色などマッチしたらそれでいいくらいで。

元来この地面は木の板そのままで車体ネームのプレート貼って終わりになる形式。

それに厚かましく地面を作りましたw

絡まった植物。本物に勝るものなし。

葉っぱを散らしたら水溶きボンドで固定。

砲弾痕はちょっと新鮮に見えてしまいますけどカーボンも付いてるからと言い訳してみたり。

ブルーシートかタープかわかりませんが、とにかくエイジングw

この茶色の世界で唯一青が光るのですwこれが赤だったら少し下品に見えたかもしれませんね。

当初水たまりも考えていたんですがまだ実力が伴わないね。

トータルプランとして大きなベースになると30センチは余裕で超えて動画のフレームから外れまくることもあるでしょうし、手狭な我が製作スペースにはめっちゃ不利ですな。完成後の保管も考えると悩みの種でございます。

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