KV1をつくろう。(組み立て編)1/35TAMIYA

久しぶりに戦車用のエッチングパーツ購入しました。これまでと違って精神的に引き締まる思い。

ランナー紹介

履帯成分のおおいランナーです。上にある履帯はつなぎですが、新雪にも垂れ下がった形状があらかじめつけられています。実はコレのおかげで難易度が一段上昇します。ソミュアのときのような一コマづつのものとこのようにあらかじめ作られたものをつないでいくタイプ。軟質プラ製だったりといろんな方法がありますね。

波打ってるのが分かります。

デカール

透明パーツとポリキャップ。牽引ロープ用のワイヤが入っています。今回ワイヤは自作します。

パッションモデルズのエッチングセット

今回はパッションモデルのエッチングパーツを用意しました。

さて、買ったときは全部使ってやると息巻いてるんですけど、自分の能力に合わせて選んで使います。メッシュパーツや工具箱のヒンジ程度ですかね。

フェンダー上のスリットを使いたいと思ってたらリベットをなんとかしないといけません。説明書にはキットの素の部分を自分でカットして残しておいてそれを接着するべし。のようなこと書かれているんですが時間も大幅にかかりそう。

リアの排気パネルだっけ?その周辺のメッシュを囲むようなパーツがあるんですけどそのぺらい板です。曲げやすいように銅板の穴空きパーツになっています。他機銃バレルパーツやピストルポートが同梱されていました。

パッションモデルのほうの取説。「ゲゲッー!!」これ全部やる人おるんやろなぁ、尊敬ですわ。

オードナンスとの取り付け工作

自分のメソッドを繰り返しアップデートしていきますが、間のエッチングパーツとかパテワークとか作業時間は増えるばかりになっていきます。今のところ車両は素組だから一週間に一つ完成できています。立ち上がりの初っ端なのでスピードに振ってゆっくりアップデートしていこう。そうしようと言い聞かせまひょw

作業用の穴あけとオードナンス取り付けです。3mm穴のナットをキットの底面に取り付けです。2mm角棒で3角形に瞬着で固定すれば大抵おkです。塗装時にも役立つ。仕上がりに左右する作業における持ち手はとても大事な役割を果たします。

転輪の接着です。2枚物の場合は重ねて複数同時接着できます。

こんな感じにね。この方法だとゲート部分が同じ場所に来るから幅のあるやすりで同時に処理できます。それと接着時に転輪同士の軸ブレが起きないのです。

簡易旋盤で効率化

軸ブレと聞くと分かる人には分かりますね。これです。ドリルの先に延ばしたランナーを加工したつまようじアダプターw

ぶっ刺して簡易旋盤でカンナ掛けするとあっという間に12個の転輪のパーティングラインが円を保って綺麗に処理できます。

経験者でも難しい履帯の組付け。

わしは転輪とは接着はせん!と頑固者なので難易度高いです。

両面テープを貼りつけた板。両面テープの粘着力は最低に落とします。なんとかくっ付いてる程度に汚しておきましょう。そのうえで履帯を組み立てておきます。トラックの順と前後があります。数を間違えないようにね。

接着剤を流して10分程度待ち硬化が半生の状態です。転輪を装備した車体を載せてぐるりと巻き付けて端っこを揃えます。

最後はマステで固定して一晩待ちます。もちろん別で塗装しますので最後の位置は接着剤は付けません。硬化後に剥がして別体にします。

上面履帯パーツがリターンローラーから浮く傾向にありますので乾燥の時は錘を載せておくことを忘れずに。それでも浮いているようなら最後塗装後にリターンローラーと接着します。

道具箱

工具箱です。開閉を選ぶことが出来ますし、ランナー配置上の都合で4個分ある。最後まで選択の余地ありw

とりあえずしまった状態を2個作りました。

砲塔箱組

砲塔の製作すべての面が板で箱組されます。よほど曲がりませんが、接着には流し込み系で接着したほうがきれいに仕上がります。このところのタミヤは砲塔が箱組なんだな。鋳造の感じとか上から下まで表情が変わらず良くなったこだわりのポイントですね。

SPセメントを採用しています。

砲塔の出来上がりです。ロシア車は内部を作ることがほとんどないのでこの点に関してはとても楽w

どのメーカーもドイツ車はインテリアキット作りたがるのはなんでなんでしょうね。こっから先は避けていたパッションモデルズのエッチングパーツの取り付け作業です。指先の作業レンジをミクロにスイッチせねば^^;

DT機関銃

フロントのDT機関銃ですが、こちら付属のメタルパーツです。真鍮挽き物に交換しました。構造上可動式になります。固定できないので塗装前に接着すると思います。

防盾にある同軸のDT機銃です。これも同じくエッチングセットに付属しています。取り付け方はとにかくエンド部分をカットして高さを合わせてやることになります。内部に差し込む形なのでこれくらいまでが限界ですね。実車はもうちょっとすれすれまで奥に入ってるって。

ピストルポート

ピストルポートも挽き物で入っています。銅線ケーブルで内部に引っかける形にして壁面に接着しました。

グリルメッシュ

フェンダー上の三角形の桟を作るかどうかを迷ってていまだ取付穴が開きっぱなしですが、あの部分の次に難しいだろうと考えられるこのメッシュ。一枚物にしてくれればいいのに三枚くらい構造を重ねてこの形になっています。横にサンを渡してあったり、後方にはフタ状のパーツがあったり高位な技術を求められます。現場に合わせてその場で曲げが必要だったりもするからべこべこに仕上がるし隙間も出来ちゃったし^^;味といえば味かな・・・。

エンジンの熱排気口だったかと思うんですけどこちら曲げ済みの銅板。ここに受けの形として三角形の桟が4枚入ります。見えないけどこの上部にはメッシュパーツもフタになっています。実車はベコベコに曲がってるそうです。塗装前にダメージング入れます。

砲塔後方のDT機関銃もあります。

雑具箱の取っ手

道具箱一個半開きにしました。全開にすると中身作らねばならないという強迫観念にも似た義務感が出そうw

今回も布地や何らか箱でもくくりつけたりしようと思います。

ケーブルの自作

牽引ロープは自作しました。電線のビニルを剥いて本数を適度に減らしたものをよじって接着。付属されていたひもよりよほど感じは良くなります。

砲塔ハッチ

砲塔ハッチは開きの状態で完成させます。ちょうど手前の道具箱に無くさないように入れてあります。二つありますが、一個だけ採用します。ハッチのロックがエッチングパーツでした。

フェンダーどうしよぅ。とにかくリベットで用意されている0.5mm程度のエッチングパーツでは今の車体にあるリベットを取り除いて再度接着しろっていう指示ですが、私にはありえない作業でして。もしその通り一個でも始めたら全部やらなくてはならない。しかし始めたはいいが自分の出来が悪いことが予想されます。リベットを自作したとしても精度の悪いものしかできそうにない。社外品を探してもどれもこれもデカいものしか在庫がない。そして数が足りない。

自作リベットなんて伸ばしランナーから切り出す方法昔やったことありますが、目も当てられませんでした(;´Д`)

素直にキットのパーツをつかいましょうかねぇ。

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