とうとうこの箱を開けるとは。
車体の組っては普通にできます。多少の歪みはあれど接着剤の力で十分に留まるし、マステで固定して置いたら十分な程度でした。
構造上これどうよ?と思うのがこの砲の懸架台。こんなぺらい支えでなんとかなると思うかい?
悩ませてくれますね。後でプラバンの仕切り板でも追加するか、それでもガッチリはしないだろうと思います。
砲塔室内の内壁。なんとなくモールドが彫られています。こんなところはハッチからのぞいて見えない場所ですけど、フルオープンでもしたら見えるのかもしれませんが、それでもライト使ってのぞき込まないとね。
クルーハッチ2か所。後ろにある覗き窓のハッチも全部開閉可動します。これまで作ってきたエレファントやフェルディナンドとは違いますな。ちょい上なギミックはついてました。
こんな風に開けます。
シャシーに載せてみますとこんな風になります。まだ接着はしません。
ランナーからこのパーツ一つ一つを切り出します。左のトラックと右のセンターガイドのないトラックの2種類があります。これを下のジグパーツの上で交互に並べます。15枚ほど載せられます。
そしてこの三種類目のパーツに左右の先端と中央の2か所に点で接着剤を塗って履帯をくみ上げるのです。
15枚でひとまとめとし片方110枚のトラックをつないでやります。途中イライラするのですが、接着剤がはみ出ると隣のトラックとくっついちゃって曲がってくれなくなります。慎重にしないと。
繋がったら後方のスプロケットからみよーんと引っ張ります。
ドイツ車はだらりと垂れた状態がデフォルトなので若干のたるみが必要ですが、一個でも多いとたるみが不自然になります。足りないと張った感じになってしまいます。
最後のトラック接着です。
全部接着が出来たらこのままそっと一晩固まるのを待ちます。
素組完了。最終的にはブッシュをちらほらとデカールを貼り貼りしてその時の雰囲気の通りにしようと思いますが、これ作るんならドラゴンで売られていた時のもののほうはどうだったんだろうと後悔します。10年前だっけなぁ。買っとけばよかった。
悪いわけではありませんが何かしら合わないところが少しあります。ハッチのヒンジ穴が狭いのは普通です。しかし押し出しピンにえらいバリが付いていたりもしましたし、ボギーにバネを仕込むんですが、最後の固定具の接着がノリシロがほとんどないアクロバティックな接着を強いられたり、シャフトが細くて転輪がまっすぐにならないなど組み立ての苦労はツワモノクラスです。
出来上がりはかっこいい。
これ見てたらP虎も作りたくなるけど、同社ポルシェタイガーのアマゾンレビューみたら買うのを躊躇しますがな。
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