Ⅳ号人型重機 塗装開始

先日のブログの紹介をツイッターではメーカーさんからのリツィートを頂けました。動画やブログを運営しているものとしては記事のご紹介はとても嬉しいもんです^^

本日は塗装開始から基本塗装のところまでです。

塗装前準備を行います。分解してまいります。

継ぎ目合わせ目とされるようなところはチェックしておきます。(もしかしたら太もも側面のここは段落ち設定にされているのかもしれません。)

武器はモナカ割りですので全周ぐるりと合わせ目が出ます。

接着後スクレープバーで消し消し

ピンバイスで適当な深さに穴あけします。

デザインナイフでマズルを薄々攻撃

毛羽立ちがあればSPセメントを塗って整えます。

継ぎ目が消えたら寝る前に洗浄

洗濯ネットに入れて脱水し一晩乾燥器にいれて乾燥。

次の日。プライマーを入れたサフェーサーを吹きつけます。Cマホガニーサフにハーマンレッドを加えたものです。赤けりゃいいんですよw

すべての面に隙間なく塗る。

サフを吹き付けたあとパーツチェック。パーティングラインを見つけました。あとは関節などの折り曲げて吹き残しの部分を一気に消します。

一旦シリコンバリアーを全体に塗ります。今回もはがすかどうかは分かりません。しかし後から剥がしたいと思ってもはがせないのならバックグランドで先にやっております。黙ってりゃ分からん。透明だしw

ラッカーのフラットブラックでシャドウを入れているところです。

次にC32です。

先のシャドウの下にグレーを入れます。

ホワイトをその下に入れます。こうすることで3段階の諧調が出来上がります。

ただし、胸部のど真ん中だけその法則の対象から外れますwここだけは上から光が当たってる~w

コレがジレンマというものです。

各ブロックごとに白黒を作りました。この色が最後までは残りません。こっから着色していくのですよ。

この先はタミヤアクリルの出番です。しかし先にファレホチッピングフルードを塗装します。剥がすかどうかはまだ決めてないので秘密w剥がした時に紹介します。

まー透明なんで塗っても解らないのよね。チッピングフルードは同ファレホのエアブラシシンナーで2倍に薄めてあります。

チッピングフルードが乾いたところで、いよいよ着色していきましょう。この色はダークイエローベースでNATOグリーンとジャーマングレーで彩度を落とし、明度も下げた色です。

黒いところを潰さないようにホワイトも潰さないように吹きつけます。

次にダークイエローそのものを塗ります。

そのダークイエローに白を混ぜてハイライト。下の白黒を意識して塗っていますよ。白黒を消さないようにベタ塗りではありません。薄く上掛けしつつ何度も確認しています。

更に、ほぼ白にアクリルシンナーでシャビシャビにしたものをハイライトの中心部にうっすらと上掛けしていきます。

ここで一旦全体がどうなっているのかを確認しましょうね。色合いとかコントラストをチェックしたいものです。

胴体はパイプ形状にキチキチのパイプを勘合させるものですから塗料の分の厚みがじゃましています。 後で削ってやっと入るようになりました。

シリコンバリアーの効きはものすごいものでラッカー成分のはずの下地の白黒が指先一つで剥がれます。一日経ったらまた少しだけ強くなるんですけども、はがしをやるならとことん剥がすつもりなのですがやらん時は一切触らないので紹介しずらいんですよね。

ダークイエローベースの塗装方法でした。この後細部の塗り分けやデカール貼り付けウェザリングを行います。

公式にある作例がめちゃんこカッコイイんです。ありゃ相当なもんですよ。AFVミリタリー物に精通しているというか自分が目指す塗り方をずっとこなされているだろうと見えます。

私は2年前から模型誌を読んでも一つ一つ作品を見てメカだろうがキャラだろうが塗り方に指定色の出し方を自分で意識している人かそうでないかを見るようになりました。(逆に記事見てたらこの人無理というのは解るようになりました。)

その中でも好みもありますが公式にある作例はほんと素晴らしい。

意図していることもあるでしょうし、何度も作られていて塗装手順が確立されているのだと思います。もちろんあの作例では剥がし技法が行われている。

しかし安易にそれが分からないようなチッピング。その一つ一つチップに差を設け表情がある。すべてが一緒くたにならず全体をまとめて完成されていました。

パッケ側面にあった写真がそれですが、かくありたいものです。

ふつーあんな凄すぎるの載せないぞw

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