マチルダⅡA12開封から完成まで

ボックスアートを見ながら

箱の中には一袋でまとまっています。レベル方式の箱の作りで上下に分かれた箱とは違いました。

あっという間に転輪と履帯まで。履帯はDS素材だと思いますが塗るならプライマーサフがないと塗れないと思います。

製作はすべてスナップフィット形式です。

後方のタンクとエキマニも別パーツ化されていました。

砲塔の構成は左右パーツと上からの上面装甲を取り付ける方式で、キューポラも天井と同一パーツです。

10~20分もあれば素組完成します。

継ぎ目合わせ目の場所を記ししておきましょう。忘れちゃうからね。

タンクは上下で合わせる形なので全体に継ぎ目が出来上がります。チェックしておきます。あと写真にはないですが車体は上下で挟むので前後にきっちりと合わせ目が出ます。凄く目立つので消しました。

砲塔後方のやすりがけ。

砲塔にコの字のフックがあるかの如く板になったパーツが出っ張っています。他のA12の写真をみてもフックの写真は見られないのですが、コの字フックの工作はすごく楽なのでやっておきます。

キットの横にある元来の板を取り除きまして、残りカスは綺麗に取り除きます。

板の上と下の場所に0.9mm穴をあけます。

ダイソーに1mmアルミ線が売られていますので、それを切ってまげてコの字にして突っ込むだけなんですね。

サイズに応じてこの作業はAFVの基礎となるものなので覚えておくといいでしょう。1mmアルミ線は35には多分使う機会は少ないです。たいてい0.5mm線程度を使用します。スケールを勘案します。しかし今回はSDの表現のなかでのこの字フックなのであまり気にしないようにしました。

ドラム缶の底には継ぎ目ラインが出ますがここはUVレジンをたっぷり目に伸ばしライトで固めてしまえば合わせ目など最初からなかったことに。

その反対側にはいたタイプのこの字フックがありました。ここは板状にしないといけないので0.7mm厚のアルミ板を金切りばさみでカットしたものをこの字にして瞬間で接着。ね、この手の工作は基本中の基本なんです。タミヤのキットはこの工作多いです。

車体に取り付けて完了。これで簡単基礎工作終わりです。これからサフを使います。金属パーツを使っているのとDS履帯がありますから車用のプラサフを採用しました。車用のホルツスプレーは一缶でかなり長持ちするのでお勧めの一本です。頼れるんだなぁ、これが。

サフ終わりました。乾燥させて基本塗装を行います。

有利とされる一番明るい色から塗装です。全体にダークイエローを塗りました。写真はすでに次の色に向けたマスキングをしています。

薄いグリーンですがザクグリーン2かな。これ。次はミディアムブルーを塗りました。色は特に気にしなくてもいいのですが、最後になる色よりも一段暗い色を選ぶといいですね。

シタデルのノルンオイル。これで一段暗いトーンを作ります。

アクリル塗料なので可動部分やスナップフィットの中に沁み込んでしまったとしても一切の心配はありません。ジャンジャン塗りましょう。時間短縮です。

砲塔にも同じように作業をしていきます。

次にファレホのダークイエローっぽい色を作りながら中間色を塗ります。凹凸の暗いところは若干残しながら塗ることにします。影になるところは塗らないようにね。

最後に出っ張ったところにハイライトカラーを塗っていきます。ホワイトをたくさん混ぜた色で良いです。

他ブルーになるところも同じように行います。

こちらはグリーン部分ですね。

最後はボルトやリベットの先端にホワイトに近い+基本色で強調して明るい色を載せておきました。

OVMを塗り分けします。ライトのレンズ部分。

エンジンカバーや排気管も

そろそろデカールを貼り付けます。ドイツ系と英国系の二種。もちろん英国仕様を貼り付けます。

タミヤマークフィットで貼り付けます。このところマークセッター使うのが減ったなぁ。

スライド転写デカールを貼り付けました。全部で10枚ほどなのでとても速い^^

ほんの少しだけAKのストレーキを入れたら完了です。アクリル系でやるとふき取りが出来ないからなんですよね。

最後にピグメントで砂埃を載せておきました。ファレホのピグメントは価格も安いのでお勧め。

余剰のピグメントや汚しの最終調整を行ったら完成です。

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