本の紹介。

光と影のTSMC誘致

TSMCとは熊本の菊陽町に誘致される台湾のIT企業。

ICチップ工場稼働による環境問題や誘致における日本の利益はどうなるのかを切り込む。

トヨタなどの基幹産業の車製造でこの国は成り立っているが今や車載チップが不足し、生産がままならない状況にある。その「車載チップを作ってくれる」から誘致すると言っていたのだが、実際は作っても日本には供給されない。それでも4000億円を出して誘致するとか、ありえない。

農水、生活水の水資源、産業廃棄物質(毒性の汚染水)やアセスメントの無視、TSMC企業側の有利な方向へ数字の誘導。市や町が誘致の方向へ誘導するための基準改変が行われている。

こと地下水に関してもしも汚染された場合数十年いや、百年単位で飲めない地下水になる可能性は十分ある。

熊本では阿蘇外輪山の太陽光パネルが設置されたりと住民の知らぬところで着々と行われる国土崩壊への道を進んでいる状況。熊本県知事はなにをしているのか?

台湾の水が枯渇したから熊本に来たという話だ。

水質汚染の懸念、様々な垂れ流しの汚染物質により飲料水となる地下水が汚染される可能性がある。

菊陽町では100%井戸水で賄われる稀な地方自治体です。

台湾では工場近隣の川に重金属廃棄(エッチングなど)液がそのまま垂れ流され、海岸の牡蠣の身が緑色になるそうだ。食べると当然中毒症を出す。また世界で最も透析患者の多いのも台湾である。

かつての水俣病に何を学んだのか。

日本のTOPである国会議員はじめ官僚らは実は日本人ではないのだろう。

あなたの街にTSMCが来たらどうする?

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