夏の立山一周の旅

初めに

手記として残しておこうと思います。普段はガンプラや模型のことばかりのブログですが、まぁたまにはこんな記事も出してもいいだろうと。2019年夏の巷はRGニュウガンダムのことで持ち切りのこの時期。昨年はRGサザビーでしたね。発売週の金曜の夜。先行販売でもされていようものなら夜中に撮影してそのままアップロードしてやろうなんて考えてたんですが、10日発売が徹底して守られていたようです。

トウヤクリンドウ 高所にしか咲かない白いリンドウ。

四国から移動開始。

10日の仕事が終わった後即刻家族と車に乗って移動開始。奥さんの実家を目指してひた走ります。この令和元年お盆の登りはそんなに道は混んでおらず、夜中の12時ころに到着しました。

仮眠をとって朝5時起床。5時半から富山に向けて再出発。東海北陸道を岐阜の各務ヶ原インターから入り立山方向へと北上します。約3時間15分ほどで立山駅に到着。まではよかったんですが、なんと900台+臨時駐車場の600台ほどある駐車場が満車です。あとからあとからくる観光客の車でつっかえてしまう状態に陥っていました。「こりゃだめだ。他をあたろう。」この日は登るわけではなく移動がメインでしたので時間もたっぷりあります。ここで諦められませんしね。立山駅よりも数駅戻って駅の駐車場を目指しました。そこから鉄道でここまで戻ることにしました。

岩峅寺のホーム。ローカル線に乗るのは久しぶり。

岩峅寺(いわくらじ)という駅まで下がります。そこには駐車場が10台ほど止めることが出来ました。一安心( ´Д`)=3 フゥ。

かわいらしい二両編成。

二両編成のかわいらしい電車でした。やっとのことで再び立山駅に戻りました。ここからはケーブルカーに乗らねばなりませんので往復チケットを購入します。一時間待ちとのこと。待っているところもなく人だらけなので駅の外のロータリーの真ん中の木陰で涼しくもないところでしたけど朝ご飯のミルクフランスをかじります。

少ないように見えるけど人数制限されている。1時間待ち。

1時間後にケーブルカーに乗車します。当然満員電車です。家族連れも多く子供たちがはしゃぎます。車内はギュウギュウ。めっちゃ過酷です。

観光地での登山はシーズンオフに行くのが夢です^^;

さて、ケーブルカーは7分で終点美女平に到着。今度はバスに乗り換えます。マイカー規制があるのでここは地元で用意されている交通機関を利用することになっています。目的地の室堂までのバスの移動時間はなんと50分もあります。高山なら「あかんだな→上高地」で30分ほどなのですがこちらは50分。遠いんだなぁ、というよりケーブルカーよりも最初から最後までバスでいいんじゃないかと思ってみたり・・・。乗り換えって大変すよね。

バスは室堂に到着。遅れを取り戻したいので早速雷鳥沢に向けて歩き始めます。みくりが池までが観光客が多いところです。その後は硫黄が湧き出す地獄谷では火山性ガスが噴出するところを横切らねばなりません。大体みくりが池以降は観光客はがっくり減ります。

高度はどうかというとバスの到着した室堂が2400mとするなら今日テント泊する雷鳥沢は2200mです。200m下がります。この下りは帰宅時に疲れ切った体にトドメの登山となるわけですねぇ。マイリマシタ。

当初3つのピークを制覇するだけで下山予定。時間があるので足を延ばした。

今回の目標

今回の登山目的は立山三山の踏破となります。初めての立山を知ろうということですね。初日はキャンプで楽しむってところです。テント場の雷鳥沢ではすでにほぼ満員のテントが張られていました。テント場に到着後手続きを行い500円の宿泊料を支払います。ここは水が豊富。温泉もあるのでレジャー気分が楽しめます。トイレ代はこのテント泊の費用に含まれています。水は塩素消毒はされているとのことですが生水は避けて一度煮沸と言われました。私はそのまま飲みますけどね。大丈夫だ。なんともない。

雷鳥沢キャンプ場はとても広いテント場。しかし立山に上る場所としては一番低い場所でもある。雨に降られると水没することがあるのでフロアレスタイプのテントは上級向け。

午後3時ころにテントもすべて張り終え暇になったところですが、真昼のテントの中なんてビニールハウスの中と同じになるんですよ。この雷鳥沢には木陰など一つもありません。そこで近くの沢がありますのでそこでスマホ片手に涼みに行きました。

写真を撮ったりツイッター見たり。え!?

そうなんですよ。ここは電波入りまくりでとてもラッキー。さすが観光地です。これがなければもっと体力のいる遊びに変わっていたかもしれませんね^^;もう一回室堂近くまで行って温泉に入るとかそんなのしてたかもw

16:00になり食事をとります。この日はサラダチキンと中華なんとかの素のパックと生卵を入れて同時に炒めたものをビールでいただきました。おっと、「生卵って夏のテント泊で大丈夫か?」と思われる人いるかもしれませんね。生卵って大丈夫なのよ。殻が割れないように専用の容器に入れて持ち運べばよいのです。めったに腐らないのが生卵なのでテント泊には2個持って行きます。これだけでかなり山メシ料理に花が咲きますね。とはいえほとんど酒のつまみみたいなものしか作れませんけど^^;

自分の山メシはコンビニで仕入れられるものがメイン

写真にあったその「わけの分からない料理」を食べて終わったらコンビニおにぎりをほぐしてチャーハンにして〆ました。コンビニおにぎりもサラダチキンも初日だけ使える食材ですので今回のような一泊二日の旅ならちょうどいいです。昨年は三泊四日のロングな旅だったのでほとんど小屋に夕ご飯頼みました。

たいてい鍋にはタレが残るのでおにぎりをほぐし入れてチャーハンにする。

俺が小屋泊を辞めた理由。

「どうして小屋に泊まらないんですか?」と知り合いに聞かれます。理由があります。登山客は自分も含めおっさんが多い。小屋で宿泊するとおっさん部屋に放り込まれるんです。ソロなので当然です。とにかく「いびきが凄いんだ。」寝れない。ホント寝れません。しかも部屋がめちゃ暑い。さらに窓を開けようものなら蛾などの虫が突撃してくるので開けられないことが多いです。したがって自分はこんな寝れないハイシーズンの山旅は小屋泊ではなくテント泊に限ると考えています。少々重くなってもシュラフとテントとシュラフカバーくらい担げばいいじゃん。とね。

U,L,な装備とまではいかないけど

ちなみに私のテント泊装備はUL(ウルトラライト総重量5キロの超軽量登山スタイル)とまではいきませんが軽量テント泊仕様です。その辺の女性ハイカーより数キロは軽い。

出発前に食料と水を入れてない重量を(これをベースウェイトという)毎回軽量しますが今回は7.6キロでした。なかなかのものです。

夜は早いのですがこの日は19時ころから就寝しました。夜中12時ころにいったん目が覚めてトイレ行って夜景を一枚か二枚撮影。テントのならんだ夜景も悪くないですね。でも最近目が悪いのでピントを合わせるのに苦労します^^;

テントの数が多いところ。やはり有名どころのハシーズン極まれりというところか。

朝3時。周辺のテントから這い上がる人々の音が聞こえてきます。自分も目が覚めて起床。テントの内壁が若干結露していますので体がテントに当たらないように起きて湯を沸かし、朝ご飯のアルファ米に湯を注ぎます。出発の準備を整えます。この日は登るときの道具だけでいいので来た時よりもだいぶ軽い装備で登るわけですね。地図やスマホ、バッテリー、カメラやカッパ(ゴアテックスの軽いもの)や防水袋、一食分の食料と携行食(カロリーメイトのようなもの)を防水バックに詰めておきます。あと、水ですね。今回の行程では800m登ってあとは横移動して降りるくらいだから余裕だろうということと、途中の小屋でペットボトル飲料を買うことができるのでそれに頼ることにします。そこで担いでいく水の量を1.2Lとしました。最終500mlのコーラを二本飲んだので合計2.2Lの水分をとったことになります。それでちょうどいいくらいでした。最後のコーラは水筒にのこり200mlも無くて我慢しててカラっカラになっていたので実はちょっとやばかったんですよね~^^;

いよいよ出発

雷鳥沢テント場から朝4時15分に出発。その後大走りルートを目指していたのですが、道が分からず急遽ノーマルルートを選びなおします。一の越へ進路を変更し一の越から雄山→大汝山→富士の折立→大走りで帰る。そんなルート変更を行いました。予定では遅くとも5時間程度でテント場へ戻れます。

朝4時半ころあの頂を目指す。

歩いていると昨日到着した室堂バスターミナルが同じ目線になります。そこまで結構かかりましたので初日テント泊で雷鳥沢を選ぶと大きなロスが出ることを学習しましたね。

クルマユリが自生していた。昨年は双六で2輪確認しただけだったのでうれしい。

一の越まで2時間も歩けば到着します。そこから見る展望は北アルプスが一望できる場所で峠になっています。実は朝ご飯の残りがたくさんありました。アルファ米のシソごはんなんですけどあまりおいしくないので食べられなかったんですよね。なのでここで残りを食べようと思ったんですけど時間がたっても「おいしくない。」のは当然です。一口食べたらしまい込みました^^;別山に上る手前でフラフラになりました。だって昨夜からほとんど食べてないんですもんね。

さて、この先が雄山となります。少々急な登りになりますので気合い入れて登り始めます。1時間ほどで2700mから標高3000mに到達。

高度3000mからみた北アルプス方向よく見ると富士山が左に見えている。中央右が槍ヶ岳で右端のとがっているのが笠ヶ岳。

まだ先がありますが、ここで登山安全祈願として500円で祈祷してもらいます。

雄山山頂のお社。ここで祈祷してもらい、お神酒を頂いた。

いやぁ、私の住んでいる四国では「石鎚山」という霊峰があります。その山の開山をしたという伝説の役行者(えんのおづぬ)が開きました。こちらも同じ役行者が開いた霊峰の一つなんですよね。なので兄弟みたいな山に登れたことに喜びを感じますね。山岳信仰というものは山を神様として崇め奉りそこに上ることでお山を大事にするのです。

雷鳥がみれた。

雷鳥。見えているのは一羽だがひなたちを見守っている親鳥。このほかひなを2羽確認。

雄山で30分ほど休憩していましたところ人々が雷鳥がいると騒ぎ出しました。かわいらしい雷鳥の親子を見ることができました。こんな晴天の天気の中なのによかったよかった。そして、水分としてコーラをここで一本買います。(500円だぞ^^;)この先でどれほどの小屋があってそこに水があるかもわからないので買えるところで買っておこうということです。先へ。

次のピーク大汝山はこの立山最高峰の3015mです。

大汝山山頂。最高峰なんだけどね。なんだかこざっぱりしてる。

この場所を過ぎるとすぐ下に小屋がありました。なかなかちょうどいい大きさの小屋ですね。もしも初日から登るのであればこの小屋に泊まりたいところです。そうすればすべてうまくいくなぁ。

大汝では休憩はとらず次のピーク「富士の折立」に向かいました。15分も横移動すれば到着。あまり上り下りはなく楽々ここまでは来れますね。

富士の折立で立山の最後のピークとなります。

地図を示しておきます。雄山から大汝山、富士の折立の3つのピークを踏みました。09:00終了。

予定より早く終わってしまうのがもったいないと感じた私はここで分かれ道です。普段登る山の2/3程で終わる感じももったいないので次の別山まで行って、剣沢のほうを見てまいりたいと思います。富士の折立のふもとから雷鳥沢に降りる道があるのです。そう、朝断念した大走りコースで下れるんですよね。

へそ曲がりなコース変更

内蔵助カール 右に見える雪渓。とても大きく美しいカール。

でもへそ曲がりな私は下りずに別山(べっさん)のほうに向かうことにしました。途中真砂岳を通過し、一旦150mほど下ります。内蔵助(クラノスケ)カールを見つつ別山に上る。あー久しぶりに登り勾配をえっちらおっちら登ります。これがきつかったー。トータル3時間オーバーをプラスすることになります。

別山の山頂。ここから剣沢も見える。

別山に到着後雄山で買ったコーラを飲み干し、水が残り200程度になりました。「やっばいぞ。下りは残り1時間半ある。途中の小屋がどんな規模なのかが分からん。」何も食ってないので若干ふらつく。行動食をぼりぼりかじります。ナッツとドライフルーツ。

かなりくだることになるテント場。これなら最初から剣沢目指す方がいいかもしれない。

と心配しながら剣御前小屋に向かいます。思ったよりすげー巨大。まるで小学校の旧校舎じゃないか・・・でけぇ・・。

剣岳に登るならこの小屋を必ず通過する。別山や大日岳方向への通行路となり交差点となる。

ちょうどお昼時でしたのでここの食堂でカレーを食べます。900円だったかな。これがちょっぴり辛かったね。塩分が脱出してしまっているのでまた旨いんだ。

食べ終わってコーラ二本目を買いそこから雷鳥沢に下ることになります。

そうそう、剣御前小屋の前の別山から剣沢キャンプ場が見えます。ここが来年の目標地点となるかな。秋に来れたらいいんだけど中途半端な日数しかないのであきらめております。来年のお楽しみだ。

剣御前小屋を出て1時間ほど鬼のように下りますと雷鳥沢に到着。炎天下の中テントを撤収します。来たときはリュックに余裕で入ったはずなのに帰りはパンパンになります。なんでだろう?畳み方そんなに悪いのかー><

温泉に入る理由はいやされるだけじゃない。

13時半雷鳥沢を出立。帰りにみくりが池温泉にひとっ風呂入ります。どうせ帰りは待ち時間の嵐だからと予想しておりましてね。帰りのバスでもお隣さんに汗臭い自分が迷惑になっても困るので風呂に入った次第です。あ~極楽極楽と湯につかりながら足腰の筋肉を揉みほぐします。

風呂を出て室堂。帰りのバスに乗るために1時間待ち。バスに乗れてケーブルカーにのりますが整理券を渡されてさらに40分待ち。そして、立山駅から岩峅寺に向かうための電車を待つのに40分。この駅の待合がめっちゃι(´Д`υ)アツィー!

ようやく改札が始まり岩峅寺への帰路に。

α5100の君

α5100の君はモニターからタッチネル操作で景色を見て調整していたのです。鉄子さんかな。と思ってみたりね。綺麗な女子だったので思わずタッチパネルのカメラについておしゃべりしました。

最後にいいことがあると全部いい旅だったと思える私は幸せだなぁw

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です