HGライジングフリーダムを作ろう3(詳細)

ライフリの詳細です。

最初「塗って終わりー」にしようと思ってたんです。それなら10日もあれば終了ですからな。

でもそうならない。

動画のポイントの補助的解説です。長い動画は作りたくないのですが、ポイントが多すぎで大変なことに。

この中央のポージングは股関節軸を下に下げてありますね。ローアングルだから分かりにくいでしょうけど正面から見たときはこれちょっとおかしな形。

まずは組み立てました。

短足。腕部短い。腕部手首周囲が太く見えます。シールドぶ厚い。背負いものが大きくてすぐ倒れます。こればかりは支えで何とかするしかないでしょうか。

足から上に向けて改造ポイントをあげつらっていきます。足首のボールジョイントの収まるパーツを職人気質のノコで3分割します。

幅を計りましょう。同じ幅でプラバンを1mm厚を2枚貼り合わせました。

一段低くなっているところは底面にあたるところが干渉するためにあんな形です。

図のように接着して三分割を一つに戻します。これで純粋に2mm延長で足首で上がります。

ちゃんと変形機構も生かしていますね。

さらに足裏に1mmプラバンを貼り付けましょう。裏面のモールドは死にます。ここは割り切ることにしました。

左足だけを延長しています。ほんの少しですが右と長さが違うでしょ?

次に太もものロール軸関節。軸の下でカットしてもいいけど荷重のかかるところなので最も太くなっているところでカットします。

1mmプラバンンx2で2mm延長

この部分で上げた方が後々優利だと思いますよ。

これで2mm稼いだ。

左右を比べて見たまへ。全部で5mm稼ぎましたよ。

胴体のボール軸をカット。接着して間もなかったのでこのままやってます。本当は先に1mmの軸穴をあけてからカットします。

1mmプラバンx2接着したものをクランプに挟んで1mm穴を開ける。後でカットして軸に挟み込みます。

当然腹部関節のあったところにも1mm穴あけしておきます。

2mmのプラ材を挟んだ形で1mm真鍮線を通して軸補強入り。

接着。瞬間接着剤も使っていますがメインの強度を上げるのは溶剤系が正しいです。

足と胴体が伸びたので必然的に腕部が短くなります。

手首の青いパーツを外すとグレーのKPS関節パーツ先端が出てきます。ここに2mmにしたプラバンを貼り付けて延長。

白いのが伸ばした部分ですが、ここに手首の収まるチャンネルがあります。単純に2mm伸びますし、この前腕の白いカバーは下に下げられるのでのびた分で出来る隙間も解りにくい構造になっています。

ショルダーアーマーはアトハメしません。簡略化完成に割り切ることにします。

肩の二の腕が刺さるロール軸をハイパーカットで切り取ります。上に見えているの切断された軸。なくさないように。

まずは肩部のパーツを接着してかっちりしておきましょう。

1mmのプラバンに3mm穴を設け3mmプラボウを差し込みます。長さは先ほどカットした軸の高さ分で切るといいですよ。カットした軸をなくさないようにと言ったのは定規にするためです。

ビフォーアフター、左腕のほうが延長後です。

定番ですが、首が埋まっているように見えるので延ばします。

首のパーツが見えないけど真上から1mm穴をあけます。胴体の時もこの方法でやるのがベストでした。

空けた穴に1mm軸を差し込むと同時に1mmプラバンと通します。

首うら延髄に肉抜きが有ったのでプラバンで塞ぎました。

1mmだけ延長していますが、これですらりとした体形を得られます。

首を1mm延長したところで首と鎖骨が丸見えになってカッコ悪いので襟を1mm程度プラ材で上げてやりました。

ぐっと引き締まる。

腹巻を作らねば。腹部と腰部で隙間が大きく開いてしまうのです。

作るのは簡単です。プラバンを胴体底面の幅にカットします。関節に挟み込むためのものですからね。これが底板になります。

関節軸をよけるためにコの字にカットしました。

両脇からプラ材で縦に伸びた適当な歯?みたいなものをはっ付けたものを作ります。

後ろから見るとこんな感じですが、背面は羽根で見えなくなるから割とどうでもいい。

フロントアーマーの位置は見栄え上とても重要な要素を持っています。うまくいくと最後の引き締まりにつながるので慎重に行いましょう。まずはボール軸部分をアーマーと切り離し上の写真のようにします。

グレーのパーツだけに1mmプラ板を短冊状にして貼り付けて下方延長いたしました。これと上部方向へ3mmアップし、外側へ1mm延長し大型化を図ります。

写真にないのですが、軸の位置を上にずらしています。2mmは上方に上げてフロントアーマー自体が下に伸ばした状態にしましょう。こうすることで近藤版MS(これは違うんだけど)の効果が少し出るんですね~w風味を利用しているだけですが、この風味はしれーっと入れておくのが良いですな。

全体のプロポーションは大変良くなりました。足首の隙間が気になったら裾で1mm延ばしてやればいいでしょう。左右に分割は残したままになるから結構面倒ですけどね。

背面に取り付ける羽根が重すぎですっ転びますので極力オモリをのせることにします。

つま先裏の板ピンを切り飛ばし削ります。

ピンを切り飛ばした中に三角形にカットした釣り用の板オモリを貼り付けます。4枚くらいは入ると思います。蓋になるパーツがありますからちゃんと収まることを確認しつつ貼りましょう。(釣り用板オモリは釣具屋さんで売っています。模型では何かと便利ですから一個くらい常備しておくといいですよ。)

カードに切った板オモリ、これはかかと裏に貼り込みます。

足の甲裏にもスペースがあるのでこちらにも貼り付け。小さく刻んだものをGPクリアーなどで貼り付けるといいでしょう。この白いパーツはつま先を下に折るときに内部で干渉する恐れがあるのでここも

このように動かしてひっかりが無いように相手のパーツと干渉を取り除いてやりましょう。グレーのほうのパーツの先端を少しニッパーで削り取るといいですね。

羽根を付けると、まだ後ろにのけぞる傾向にありますが、このオモリの仕込みが無いとこの姿勢でもひっくり返ります。

足裏に1mm足したプラバンの継ぎ目を消すためにポリパテを用意。フィニッシャーズのスタンダードポリパテだけどもう開封後数年たってしまったもの。

硬化剤をいれて練ります。

盛りつけしました。これが夜中の11時ころで次の日は登山に出掛け、昼の二時ころ指で触るとポヨポヨで固まり切ってなかった。

あきまへん。デザインナイフで削り取ります。

週間接着パテSSPです。アルテコからMrホビーへ商品が移籍された?ようですね。こういうのたまに見かけるけどどういう事情なのか知りたいところ。

粉を紙パレットに取り出して

液を数滴必要量取り出して混ぜ混ぜ

盛りつけて硬化スプレーをかけて数分待って削りました。結果は上出来そのものなので割愛。はじめから これ使っておけって感じですが、ポリパテが使い物にならなくなっていたことが分かっただけでも良しです。買い置きもあるし。

処理を終えたパーツを串刺し。

サーフェーサーを吹き付けて面チェック。

翼の先端が丸いことに気が付きました。当pZeroチャンネルではおなじみ先端にプラバン貼ってとがらせる法を適応いたします。

まずは1~2mmほどの既存の先端をカットし面を平坦にします。

右が未カットのもので左がニッパーで切ったもの。

先端に平行にくっ付いてもらいたいのでMFD板などにマステではり付け固定して瞬間接着剤でプラバンチップを接着します。

硬化したらニッパーで余剰分をカットし整形

ここまで攻めなくてもいいけどカット時の衝撃で接着したプラ板を飛ばさないようにね。力の抜ける方向を見極めてカットします。

あとはパーパーで整形して終わり。

突き刺さりそうなほどいいね。

白いライン問題がありまして、ここは付属シールをマステ代わりにします。シルバーを先に吹き付けてガイアEX5のホワイトを数回塗って貼り付けました。分割線にはカット線をナイフで切り込みを入れておきます。色分けも分割して色分けできますよ。

シールド分厚い問題に着手。オモテ面一枚だけを使います。裏の二枚目は消えてもらいましたw

ピンを切り飛ばし、飛び出ていたダボも切り飛ばして0.5mmプラバンを形状にあわせてカット。

ビームエフェクトには磁石をはめ込み、シールド側には磁石を仕込みました。羽根?の軸はKPS樹脂のランナーを差し込んで接着。軸に合うように3mm穴をあけて差し込んでいます。十分なヒンジと維持力を持った軸が手軽に完成。裏は濃く暗い色一色で塗れば解らんよw

表に見える穴とかは適当にサポートパーツで塞いでやればOK。

あとはシールドの取り付け穴ですが、既存の接続パーツに磁石を仕込む予定です。

これにて改造箇所の解説を終わりにします。おつかれさまんさー。

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