トムキャットF14A後期型発艦セットを作ろう(その1

映画TOPGUNマーベリックが放映されるということで先週の金ローでF14Aを作りたくなりました。数年前のA型から今度は後期型をチョイスします。

袋から取り出します。F14はジェット戦闘機のなかでも大きい機体です。出来上がりの仕舞寸法がめっちゃ幅を取ります。今回はこれを考慮し前後上下に完成後の保管を考えて製作することにしました。テーマは出来るだけ簡単に小さく仕舞える完成品を目指します。

この下のほうに写っている羽根みたいなパーツ。実は羽根の中の骨です。これのおかげでトムキャット自体は可変翼でありますが、ディスプレイとして可変せず固定されたものが感性となります。タミヤとしては発艦時の緊張感を固定したかったのだろう。

巨大な羽根をささえるために本体との固定はビスが使用されます。

まずはコクピットの計器盤から製作になります。黒サフを用意。

切り取ったパーツを両面テープに貼り付けて一気にブラックにします。

コクピットの内部も黒に。

こちらはコクピット下にくるメインギア内部。機首内部を先に製作することになりますゆえ上のコックピットと下のギア格納庫は同時製作します。

マスキングテープをカットします。大体3-4mm程度に四角にかっとして計器盤の黒を隠すように貼りましょう。

それが終わったらライトグレー程度C307あたりでいいと思います。タミヤですが、クレオスで塗りましたので記憶の中の色で塗装しています。

マスキングしたところは黒になります。

センターパネルの塗り分けです。

透明パーツやデカールを組み合わせて詳細に貼ります。

塗り分けた各パーツを組み合わせて接着していきます。

このコクピットは筒の中に納まるので水平面よりも上にもパネルを貼り付けていきます。マーベリックのときにルースがサーキットありすぎて分からんって言ってたのもうなずけるほどのポチポチがモールドされています。こんな52キーのようなものがが全面に並んでいるだけでどうにもならんだろうにw

ギア格納庫です。内部の太い線がありますが、適当にコッパーを塗ってみたり。なんとなく雰囲気が出ますねw

さて、ここからはライブの次の日になります。この作業は塗装表をコピーしたものを目につく場所に貼って確認時いちいち取説をめくらなくてもいいようにするわけですね。

機体外装部を組み立て開始します。こんな簡単にいかないものなので手順を見ておいてください。機体は必ず中身から完成させていくのが飛行機モデルの常識です。カーモデルなら先にボディから塗って完成時にかぶせることが出来ますが、飛行機の場合はかぶせることはできないものですからそうはいきません。上にある機首パーツの中身を先に塗ります。

指定で黒く塗れと。多分見えたときの遮光の役割です。実際はあの黒いのは完成時には見えない。

こちらメインボディの内面です。人差し指で刺しているところはメインギアの収まる格納庫になります。この航空機はメインテナンスの視認性を良くするために格納庫類は白となっていますので先にホワイトで塗っておきますね。

エアブラシでぶはーっと。指定通りに塗りますが、マスキングするほどのものではありません。しかし塗り残しがないよう、少し広めに吹き付けておくのがコツです。

バルカン砲の砲口部の遮熱版はメタリックグレーで先に筆塗り。

こちら排気穴も同様にメタルグレー。

機首パーツでコクピットユニットを挟み込みます。荷がかかるパーツですから出来るだけ強力な接着剤を勧めします。タミヤ白フタと流し込みSPを併用しています。特に機首パーツ後方部は多めに塗ってガッチリむちゅっと貼り合わせしていますよ。

さて、白塗って乾燥が終わったころです。こちらはタミヤスミイレ塗料のダークブラウン。

主脚格納庫の内部のウェザリングを施します。

綿棒でポンポンたたいてリアル感を増します。

この主翼を固定する骨パーツ。ビス止め。

ダイヤモンドバックス仕様で完成する予定ですので指定の場所に穴をあけておきましょう。1mmと1.5mm指定になっていました。

こちら水平翼固定の関節軸。ポリキャップを収めています。

機体後方の下側に収めるチャンネルがあるので接着固定。

さて、ここエアインテーク内部のパーツを並べて塗装しておきます。内部はたいてい白です。

ギア格納庫の隔壁も同時に白く塗ってウェザリングを掛けておきます。

格納庫は機体の外側にもモールドされていてここももれなくウェザリングを先に行っておきます。

機体下面のインテーク部です。ここにエアの調整するパーツが収まる。

ギア格納庫の隔壁を箱組で接着。

トムキャットはお尻にビーバーテールと呼ばれるビ^バーのしっぽ形状があります。ここにA型のノズル特有の形にしないといけませんのでカッターで削ってね。という指示がありますゆえカットします。超音波つかっていますが、デザインナイフで十分ですよ。

エンジンナセルのインテーク部。この中身を先に白で塗装しましょう。

ガイアのフラットホワイト。

ホワイトを掛けます。

乾燥時間待ちで垂直尾翼にマグネットを仕込む改造を行います。このトムキャットは出来上がった時に箱からはみ出るほどの高さが出来ます。その原因は垂直尾翼です。取り外しができるようにマグネットを入れておきます。無くてもピットマルチである程度固定は出来ますのでこの工作はノリで解決できると思います。ま、工作しておきますね。

仕込むところに窓開けします。使用道具亜h超音波カッター。

四角く穴を開けたところに四角いマグネットを仕込んで着脱が可能になりました。

マグネットは瞬着で固定。この作業上下面を貼る前に行っておきましょう。簡単なので腕試しでやってみるといいかも。

パッチンとくっつくのが気持ちいいw

さて、上下面の接着。流し込みを使って固定します。あまり固定面積がありません。それと各所に支柱がありますのでそこには出来るだけ強力な白フタを使用することをお勧めします。

流し込みを行った後先端部は木製ピンチで30分ほど固定しておきます。あの角はぶつけて欠けやすいので十分注意してください。

内部の塗り分けにはマステが用意されていました。でもカットされてないので自分で切るw

エンジンエアインテークのエアウェイの筒を作ります。先に白を塗る。

塗ったら接着します。この接着せんが気になる人は白パテで埋めるのもありですが、ほとんど見えないけど意地悪な人はしゃがみこんでみてくれちゃうからなぁw

機体色で塗り分けが出来ました。

インテーク内のファンも塗り分け終わり。

ナセルサイドにあるギアの隔壁はここにもモールドされています。忘れないうちにウェザリングを施しておきましょう。

私の作り方は行ったり来たりですが、塗料の乾燥時間の差を利用してあっちこっちに行ったりきたりです。

時間に余裕がないのでスピード重視。この先羽根の工作とかミサイルの塗り分けとデカール貼りかありますが、もう気が狂いそうです。

なんとか木曜にはアップできないかと睡眠時間削ってやることに。

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