pZero超簡単Zガンダム開発史

ゼータガンダムは根強い人気の主人公MSです。
開発案から出来上がるまでのストーリは以下pZeroがかんたんにまとめてみました。

0087年エウーゴとアナハイムでリックディアスを完成させると同時にZ計画が発動。
技術オブザーバーに旧ジオンの博士が担当します。

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当時開発が進められていた機体をベースとしたMSN-110デルタガンダムを設計しますが
強度不足により採用されず。

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アクシズとの技術交換によって得られたデータをもとに変形機構が簡易な
MSA-005メタスが開発されます。
既存のMSからはスタイルが著しく異なり白兵戦には向いておらず。

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次に非変形MSZ-006Xのプロトゼータガンダムが開発されますが制御系に課題を残します。

そしてこの006xをベースに変形機構を盛り込む試みが始まります。
なんとか変形は出来るようになりますがフレームが金属疲労に耐えられなかった
ことから実用に至らず。

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クワトロらがティターンズのMKⅡの奪取に成功。あの冒頭のシーンには技術開発からの
要請があったのか?と思わされますね。
単にMK2という戦力が欲しいだけじゃなく技術を奪うという形です。

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ここから開発の状況は一変します。

ガンダムMk2に採用されたムーバブルフレームの設計思想は斬新であり
可変MSに要求される機能を十分に備えたものだったのです。フランクリンすごー

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アナハイムはこの技術取得後MKⅡのオプションとしてフライングアーマーを開発
大気圏突入のデータを収集します。
zのウェーブライダーの為ですね。

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カミーユが作った設計図を採用し、リックディアスとMk2のいいとこどりのZとなります。
ムーバブルフレームによる可変機構はアナハイムの手により実用化されました。

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こうして完成したZガンダムはウェイブライダーと呼ばれる巡行形態を持つ大気圏
単独突入可能な破格の汎用性を実現するのです。

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ムーバブルフレームの基本構造はコピーが容易であるうえに他の機体とは
比較にならない強度を持ちます。
これ以降のMSのほとんどがこの構造をどこかに取り入れていきます。

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ジェネレータ出力も高くZはUC100年代の機体にも近似する仕様と言える
第三世代MSと称される高性能機体となったのです。

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熱核エンジンやジェネレータは変形の多い腹部は避けて左右のスネに搭載。
構造にはGP01Fbの時に培われたノウハウが生かされています。

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フライングアーマーには複数のモデルがあって換装可能。
アナハイムの社内においては第二のRX78ガンダムとして期待された。

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高性能ゆえの多くの問題点。
1オーバースペック・ハイコスト
このように優れたパフォーマンスを見せたΖガンダムだが、
複雑な機体システムゆえのハイコスト、劣悪な整備性といった問題も残されており、
そのままの形で量産化することは不可能だったのです。一機だけのカスタムモデル。

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2ピーキーな機体性能で扱いが難しい。
金食い虫で乗り手を選ぶ機体だったのですね。

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3バイオセンサー
取り付けは秘密裏に装着されたインターフェース。
これが無いと複雑な操作で動きに対応できないとか。

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武器を一つだけご紹介しておきましょう。
ハイパーメガランチャーは百式のそれに比べて威力は劣るが、発射間隔は短く
自らのジェネレータで推進力を持ち、外部からのパワーサプライは必要なかったのです。

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以上開発計画からZ完成のお話でした。

2 件のコメント

  • おはようございます。
    エゥーゴは当初局地的な抗争と考えていたので、
    高性能MSの少数精鋭+量産機を想定してたんでしょう。
    ジャブローを落として、ダカールの演説で政治的に勝てれば…みたいな。
    メールシュトローム作戦みたいな大規模戦闘や
    高性能MSの開発競争は予想してなかったかもですね~。
    Zがウェイブライダーになるのもジャブローを宇宙から強襲する為ですが
    間に合わなくて…というかスポンサーが急かしたので
    キリマンジャロでようやく本来の使い方ができたという…。

    劇場版ZのデザインはTVのフィルムを使うので、
    大きく変えられなかったんでしょう。
    Ver.Kaの絵はMG以降ほとんど見てないですが、
    バインダーを広げて大気圏突入時の熱を遮る範囲を広げるアイデアは
    良かったんですが…劇場版が標準フォーマットなのが悔しい。

    あとZの日本ハムファイターズ仕様がリバイブじゃなくて[0088]でびっくりした。

    • 先日アドバンスオブゼータを読んでまして、エゥーゴは連邦とは言っても中身はスペースノイドのジオンの考えを取り入れた派閥であったと再認識しました。
      争いは形を変えてやはり地球対宇宙の覇権争いであったことは同じで歴史を繰り返しているわけですね。ゼータガンダムはむしろジオンを認めた社会現象?かな。

      フライングアーマーの開発はスポンサーの意向だったんすね。うーん、それはスゴイ。というか、wikiの中にある物語を考えた人はスゴイ辻褄を合わせる技術を持っていますねぇ。スゲー感心します。どこかでちぐはぐになると思うんですけど今のところまだそんなところは見えていません。すごいです。
      プロ野球のガンダムシリーズですね。開発に日ハムファンが居るのかもしれないですね^^;

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