先週日曜にPCが壊れ発注し木曜に届きましたので通常営業再開です。

新品のこの子を歴戦のベテランMSに変身させます。極端な方向ではなく全体のバランスを見ながら浅く広くの風味づけ。

隠し味程度にダメージも加えておきますのでこのような獲物を使いましょう。

モーターツールは時間短縮に貢献してくれます。

角っこや広い面にはひっかき傷なども有効。

ヘッドの頭頂部に3本の傷跡を入れました。こんな傷MSには起きないだろう?ってところにやります。というのもその傷は目につくものにするためです。特に大きな改造はしないのでこのくらいは演出しておかないとね。

ダイヤモンドヤスリでゴリゴリダメージを受けた装甲に削ります。

このキットは上半身が重くすぐに転んじゃうので足裏のパーツに2枚の薄い板オモリを貼って重量を稼ぎます。

トレースしたマステを型紙にして板鉛をカット

左右で二枚づつ切って貼り付けました。詳細は動画を見てもらえたらと思います。

ラッカーの白。通常1:1ですが、もう少しシャビシャビの1:2へ振ります。

うっすら白くヘリを中心に明度を上げました。楽しすぎてやり過ぎています。

白すぎや。なんでこの白を入れるかというとこの後ヘリの部分はチッピングを行いますし、様々な色を載せるので目立たせようという目論見。しかしやり過ぎたのは反省。

C320は元の色ですが、これで抑えることにします^^:

筆でやると下の白と混ぜてしまうかもしれません。なのでスポンジでポンポンと載せていく感じで白い面積を小さくw

塗料がラッカーなので塗装面がボコボコになった。ものすごく心配。

ボコボコしてます。不安しかない><

あの美しいハイザックカスタムはどこへ行ったのでしょう。ま、ウェザリングの宿命ですがこうなるんでここで折れずに次へ行きます。

当チャンネルではおなじみバーントシェンナ。お皿は100円皿で陶器のものです。ここにほんの少し絞り出す。

さらにアプタイルンクというメーカーの油彩ですが、この少し黒っぽい色を混ぜます。多分バーントアンバーくらいです。少し暗めに調色しました。

混ぜるときはペインティングナイフを使うのが基本です。そこにオドレスペトロールで溶いてシャビシャビにしておきます。

スミイレし放題wフィルタリングも兼ねて塗りましょう。

塗って1時間ほど待つと先の油彩と塗装面に色の境界線が出来ます。それが残ってるとかっこ悪いのでオドレスペトロールをしみこませた綿棒でたたくようになじませます。叩き筆でもOKですが、綿棒のほうがポピュラーです。

傷が浮き上がってきたね。いい感じです。

しかしもう少し派手めさが欲しいところなのでエナメル系の塗料を採用してみます。ハンブロールというメーカーのいい感じのジャーマングレー?的なグレーがございまして、これを使ってチッピング。

チッピングは私は筆でやりません。ほぼスポンジです。ポンポンたたいてチップを入れる。失敗したらその場でふき取ります。

ヘッドもいい感じにチップを入れます。

タミヤウェザリングマスターCセットのススや茶色を使いますよ。

主に角にシュシュっとこすりつけます。

バーニアの噴射口に近いところなどに。

アーマー裏の目立つところはアクリルのジャーマングレーで裏塗りしておきます。

エアブラシを出して、被弾箇所を強調しますね。使っているのはファレホのダークシーグレー。

次にタミヤフラットブラック

先のススのところがすこし物足りないので足しておきました。

被弾箇所の中心から少し外れたところにカーボンを付着させるかの如くフラットブラックを吹き付け。

マズルにも付着させると雰囲気が上がります。ビーム砲だろうが、実弾だろうが見た目重視です。

バックパックバーニア近辺も暗めに設定しましょう。

あらゆるバーニア部周辺はうっすら黒くしておきます。

最後のコントラスト調整にはクリアーブラウンを使いました。ラッカー系だw溶けないかドキドキで怖いけどね。本当はシタデルのアースシェイドとかでもいいとおもう。でも、エアブラシで塗るとなると、慣れているラッカーでw

シェードの角というより上から下までを見たときに暗い影に向けて行います。

いわゆるコントラスト調整。

いいヤレ具合になります。

出来上がり~♪
戦車と同じ風味でウェザリングしました。緑色は慣れているのですが、途中ドキドキしましたね。やっぱりMSて綺麗に作ってばかりのことが多いものだから罪悪感というかなんでしょう、ウェザリング作業中は何かと緊張するものです^^;
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