第425回 マスキングインク実践してみた。い。

うーん、実は「●●してみた。」といいう言いまわしですが、よくツベで見られる文言。私もたまに使いますけど、正直使いにくいです。 いまじゃスゴク上から目線にも見えるし。 ニュアンス的になんとかならんでしょうかね^^;

本日のラジオ動画です、実際にマスキングインクを使用したスモークによる汚し部分剥がしの技法です。これの難しいところはスモーククリアの濃さのコントロールです。なるべく薄く調整します。クレオススモーク1に対して、クリアー1、薄め液2にしてニードルを絞りまくって低圧で細吹きしています。乾燥後に除去しているところです。

さて、本体に行っています。

上の写真ではビフォーアフターしています。右のほうが若干トーンが落ちました。まぁこれを見越していたのでちょうどいいくらいになっています。まだもう少しフィルターっぽくしたいので結果希望値より一段暗いものになってしまうかもしれない。

水平尾翼のマスキングインクはがしの結果です。先端から後のスジボリ中心にマスキングした後が分かります。まずまずの結果です。

いよいよ、本体上面に施行することに。

ゾルが乾燥しました。

拡大するとこのように感じ分かりますでしょうか。段ボールの糊みたい。コーションデカールを貼ったうえにはあらかじめ部分的にクリアーで保護してあります。

スモークを掛けた後です。

剥がしました。ちょいスケール的にわざとらしいところが出来てしまったので、そういうところはラプロスで修正します。やすりがけしますという意味です。

ビーバーテールのところのコーションが嘘っぽくなってしまったのでここは修正しておきます。下面については同じことは行いません。油彩系のウェザリングのみで終了させます。

さて、あとはVFのデカールを貼り付けで最終ウェザリングとつやの調整でしょうか。タミヤの半艶クリアー(ラッカー)使いやすいですねぇ。これすごくいいじゃないかな。

2 件のコメント

  • こんばんは!いい感じに汚れていますね!
    前回の翼の汚しも面白かったですね。汚れた後によがれが落ちるという事、実際ありますもんね。そんな表現が出来るってストーリーがあるようで楽しいです。マスキングインク便利そうで良いですね!
    風邪大丈夫ですか?夜更かしはいけませんよ^ ^

    • おはようございます。
      現用機のジェットってのは持ってるだけで実際には戦闘に使われていることがほとんどなく訓練で使用することが目的の飛行機がほとんどなんですよね。
      特にアメリカに喧嘩売るような国は今でこそ少しありますが、海洋国家の米国の時代では最強の戦闘機でした。
      繰り返し甲板の上で潮風にさらされ掃除を繰り返し飛行した後整備で外装を外したり付け直したり塗装が剥がれたり塗られたり、
      毎日毎日これを何年も繰り返す。となればそれなりのきっちゃなーい飛行機になりますよねぇ^^;
      昨夜ほとんど完成しました。あとは翼端灯を塗ってアンチグレアの黒を修正することくらいです。鼻声が治りません^^;

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