数年ぶりの積雪

日記

自分はこの山を練習台として登っているので数年来の積雪であることは良く分かっています。

「おらワクワクすっぞ!」

朝7時半ごろ。-8度くらいか。登り口ではこれくらい。太陽が昇ってきたら徐々に上昇するはず。今は寒いけど動いたらすぐに熱くなってきます。気温は低くても体温は上がるのだ。

中腹を超えたあたり。実はこの道は夏道ではなく冬場に出来上がる独特なルートになる。このルートが出来るのは何年ぶりだろう。記憶にある限りは最低7年は前だったと思う。めっちゃ久しぶりで感激です。夏場はここは雑木林で立ち入ることが出来ない。それだけ雪が上に積もっているからここにルートがあるのです。

実は山頂までいった後です。そこにはご夫婦が仲睦まじくご飯食ってたので遠慮して場所移動しました。ここに来るまで3時間登りっぱなし。ツボ足をいくつも作り太ももの付け根まで雪にうずもれ、這い上がりを繰り返していたものだから息は上がるわ、汗もかくわ、飯食ってないので腹は減るわで早く休みたい。

息き絶え絶えようやく休憩場所を確保。この場所も夏場は来れない雪のぼた山と化した雑木林の上に当たるところ。積雪があるのでやっと来れるのだ。雪を足で固めて座れる形にし、その上に銀シートを載せ、エバフォームの座布団、その上にザックを載せてその上に座る。快適シートの出来上がり。ウィルドのフォールディングカップにみそ汁を入れて飲む。

アライテントのビバークツェルトソロです。穴から外が見えるしこの穴から首を出せばポンチョになる。かぶっていると風をしのぐことが出来て、これをかぶっている状態とそうでないのとでは全く違う。室内は+5℃はあるでしょうな。

カップにみそ汁のフリーズドライを入れました。セブンイレブンの奴です。

お湯を持ってきているのでございます。コッフェルとストーブを持ってくるべきだとは思うが、冬装備は何かと重たいものが増える。水もあまり飲まない自分としては魔法瓶にお湯を詰めて持っていくくらいでちょうどいい。あとはノンアルビールかな。でもみそ汁とビールじゃお腹たっぷんたっぷんになるよね。今回はビール無しでw

左に見えるのは自家製の米粉のパンです。前日に自分で焼いたんですよ。これが好きなのです。おにぎりじゃないのは何で?と聞かれますね。実はね、おにぎり凍るのよ。そういう経験があるのでこのパンだって背中に当たる場所に設置して運んでいます。寒すぎでお弁当凍ってしまった経験がある。食えたもんじゃねぇよwだからお湯で出来るものが最高なのですよ。みそ汁一杯でも全然違う。おにぎりではなく自分で作った米粉のパン。添加物もないしね。

帰りに相棒のピッケルを雪庇に突き刺して一枚。こんな雪庇も久しぶりじゃ。頂上付近ではこの数倍の高さの雪庇がせり出していた。踏み抜き防止でX印を書いておいた。多分この日この山の山頂まで登ったのは4名。自分が確認できた人数です。今度はワカンもっていこっとw

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